塾長雑記帳11年8月

8/31（水）

Aちゃんはちゃらんぽらんなようでいて、やれと言ったことは必ずやってくる。そこら辺がフツーのちゃらんぽらんとは違うのである。最低限のことやっててちゃらんぽらんなので、厳しく接しにくい。なにより笑顔が素敵すぎる。

今日はちょっとだけチェロを弾いて聞かせてやった。学校の授業で「愛の挨拶」を聞いたらしくて、それをリクエストされた。興味津々で聞いた後一言「・・・うまいぢゃん・・・」
Aちゃんに初めて褒められた、というか人間扱いしてもらった気がする。でも、眼鏡に消しゴムを挟んで授業を受けるのはやめて欲しい。

うちに来ている複数の生徒さんが、3時間以上の昼寝をデフォルトとしていることがわかった。特に怠け者とは認識していなかった生徒さん達もよく眠っておられる。中高生ってこんなもんなんだなあ。一日中寝てたのは塾長だけだと思ってた。

ちなみにこないだイタリアで弦楽器製作者の修業をしている（していた？）人のブログを見ていたら、ビソロッティという巨匠のところに行ったとき昼寝中でものすごく怒られたということが書いてあった。昼寝するから偉くなるのか、偉くなったから昼寝しても大丈夫なのか、そこがわからない。

8/30（火）

「雪国」をしみじみと聴いているところに生徒が来た。笑われた。
次の生徒が来たときは坂本冬美を聴いていた。今度は笑われなかった。

本日の夕ご飯はぶり。長崎産。変な味付けがしてなかったのが大変よろしい。

8/29（月）

肴町の楽譜屋のガラス戸には「衝突にご注意ください」という張り紙がある。過去にガラスに衝突したチャレンジャーがいたのだろうか。

そこで思い出したのは、今は避難区域になっている福島の田舎町へ演奏旅行に行ったときのガラスにゴン事件である。ホテルのガラスがあんまり透明だったため、塾長はガラスに気づかず思いきりぶつかってしまったのだ。目撃者によるとそのときガラスが歪んだそうな。あのガラスが割れてたら無事では済まなかったろうし、弁償もできなかっただろうと思う。十メートル四方ぐらいのめちゃくちゃでかくて綺麗なガラスだった。ガラスに残ったデコの脂を見ながらほっとしたのを思い出した。

のだのだのだのだのだのだ・・・誰？得意技は？
盛岡市議会議員選挙並みの緊張感で首相が決まってしまった。現実が独特の慣性を持って動いているというのはよくわかるが、それにしても誰か一度立ち止まって考えるということをする気はないのか。

YJ君、電話遅いよ。定休日の8時過ぎなんて完全にスイッチオフでアルコール入ってるよ。

口内炎は改善傾向にあり。それでもまだ痛い。左肩の痛みは取れた。不惑を目の前にして体にもガタがきたということか。

8/28（日）

この二三日左肩が痛い。寝違えたかもしれない。

玄関外のブッシュを蜂がうろうろしていると YJ君から報告があった。よーく見てみると確かに何匹かいる。スズメバチじゃないからまあ、ほっとくか。巣が見つかれば総攻撃をかけるんだが、ちまちま一匹二匹見たぐらいでは動く気にならん。季節を考えればあと一ヶ月もすればお亡くなりになるか冬ごもりされるはずだし。

口内炎が痛い。吉野家でカレーを頼んでから口内炎があることを思い出して激しく後悔した。

8/27（土）

期日前投票をすませてきた。大人の義務としては最も愚劣なものの一つだわ。

昨日ケーズデンキで買った反射式ストーブがもう届いた。さすが佐川急便だね。

8/26（金）

いい天気だったので、午前中はお買い物三昧。ケーズデンキで反射式ストーブを買って、バックアップ用のポータブルHDD を買って、ユニクロでヒートテックを3組買った。いつもその場で慌てることが多いので、今年はちょっとその反省を生かしたつもりなのである。冬支度で他にしておかなくてはならないことはなかったかな。

iTunes で平均律クラヴィーアを買った。1巻と2巻全部で一番安い奴を選んだ。なんと1200円。ジャコテットとかいうチェンバロの人の演奏で、これがまあまあよろしい。ピアノはいい演奏であってもダメだ。気持ち悪い。

比較のために試聴コーナーで一通り聞いた中に、名前だけは聞いたことのあるランドフスカ女史の録音があった。シンセサイザーで三味線の音を出したような感じで、あれはいくら何でもひどすぎる。演奏自体も明晰さが欠けており、指がもつれてリズムが崩れるという、塾長がいつもやっているような変なものだった。ああいう演奏を聴いた人々はおそらくチェンバロは出来の悪い楽器で、それを改善するためにピアノができたと思うんだろう。全く罪作りなおばさんだ。

昨日のチェロ教室で久々に自分でレオンハルト（通称ルードヴィッヒ二世）の音を出してみた。生徒が目の前で弾いているのを聞くとよく音が出ているんだが、 Luigi を弾いた後で弾くと、まさに音がこもっているというのはこのことだ、という感じ。湿りがちで最近調子を落としている Luigi がそれでもルードヴィヒ二世よりもずっといい楽器だと再確認したのであった。

選挙戦が続く。名前を連呼するのをやめてくれ。そうやって有権者をうんざりさせて投票率を下げようという戦略は選挙違反になるようにしてくれ。過激派の街宣車が違法で、選挙カーが合法だというのには一体何の違いがあるんだ。
選挙公報の情報もぼんやりしすぎていて何が何だかわからん。おめえらは何をしようとして、何ができなくて、これからどうするつもりなんだ。それが書かれてない限りは判断できん。

市議会議員なんてそもそも必要ないだろう。町内会長さんに任せとけばいいじゃんか。

8/22（月）

また谷藤か。要するに酒が飲める置物てえことだ。くだらねえ。

8/21（日）

伊藤楽器で楽譜を見ていたら、卒業生のMKちゃんに声をかけられた。お元気そうで何より。

コンビニでエロ本の立ち読みしてるときに声かけられなくてよかった、と心底思った塾長であった。盛岡の音楽コミュニティ狭すぎ。

今日来たチェロ教室の生徒さんが、テールピースをペルナンブコに交換した。ペルナンブコにしたことがある人しかわからないんだが、 C線とG線のレスポンスが全然変わるのだ。弾いている姿を見ているだけでもわかる。
うちの生徒さん達は塾長の洗脳が割と浸透していて、下回りを整備すると楽器の扱いやすさがものすごく改善するという事実を実感してくれている。大金をかけるだけの余裕がなくても、ボーナスの一部を使えば昨日までの楽器とは変わるのだ。ということをもっと多くのチェロ弾きに知って欲しい。

パーツにこだわるチェロ弾きに対する他の楽器の人々の冷たい視線はさておき。音色も大事だが、弾きやすさと自己満足も大事なのだ。

選挙が始まったらしく、例によってクソ宣伝カーが走り回り、こういうときだけ仕事をしているふりをする議員さん達がチラシを入れていきやがる。チラシの写真を見る限り、おっちゃんはどいつもこいつも顔が悪い、暗い、投票する気がなくなる顔だ。後援会とか、チラシ製作会社の人たちは候補者の表情に興味がないんだろうか。おばちゃん達は元気そう。

どーでもいいが、今回も覚醒剤の隠語をニックネームにしてるおばちゃんが出る。誰か注意してやれよ。ふじポンじゃねえんだから。

8/19（金）

今日はチェロのレッスンを受けてきた。
朝、マリオスのエレベータに乗ったら先に乗っていたおねえさんから「塾長ですか？」と聞かれた。ワシも有名になったものだと思って名札を見たら、なんだOZKRさんとこのお嬢さんではないか。どーりでどこかで見た顔だと思った。

レッスンは遅々として進まず。基本的な欠点というのはなかなか言われてすぐになおすことができぬ。そもそも問題点として認識してこなかったからこうなったわけで。ぼちぼちやってきますわ。

App Store で試しに購入したゲームにすっかりはまっている。コマとコマの間にちょっと時間が空くと必ずやってる。なかなかクリアできない面があってイライラするのにやめられない。こういうのを中毒って言うんでしょうな。こうなるのがわかってたからこれまでテレビゲームや携帯ゲーム機を買わなかったのにね。ほんとにワシはアホだ

秋ですな〜

8/18（木）

ホワイトボードマーカーの粉がLuigi の顔についてしまった。ショックだす！！普段楽器を置いているところがホワイトボードの横なので、このようなことは起こりうるということはわかっていたのであるが、甘かった・・・マーカーはアルコールを溶剤としており布で拭いてもびくともしない。小さな黒い点がLuigi のお顔についてるだ。

8/17（水）

Aちゃんの後のコマはAちゃんのお兄ちゃん。 Aちゃんの授業を少しだけ見学してお兄ちゃんの授業に入ったところで彼が一言。
「おとーさんがAに甘いからあんなにわがままになっちゃったんですよね。世界が自分の周りを回ってると思ってるんですから」

でもね、おとーさんがAちゃんに甘くなるのはすごくよくわかる気がする。かわいいし面白いし変だし。それに、世の中のおとーさん方はみんな多かれ少なかれ娘には甘いんではないか。

8/16（火）

間違った説明をしてしまったのに後で気づくと冷や汗が出る。来週正しい説明をし直さなくては。一週間に一回の生徒さんだと一つのミスが致命的。
気を引き締めよう。何か引っかかるところがある時は勇気を持って保留にしよう。どれもこれも当たり前のことだ。

北海道の田舎キャラクターがツイッターか何かで「日本の侵略が全ての始まり」と書いてツイッター休止に追い込まれたというニュースを見て暗い気持ちになる。田舎キャラクターごときが何を書こうと構わんではないか。言論封殺とか大袈裟なことを言う気はないが、何か余裕がないというか方向性が間違っていると思う。

大体、戦争が終わってもう60年以上経つのにいまだに侵略か否か、正当な戦争であったか否かなどという不毛な議論がなされているのが理解できない。アジアに侵略してごめんなさいというのも、欧米列強のアジア侵略を阻止しようとしたというのも、どっちもどうでもいいし本質を完全に外している。
我々が心に残しておくべき太平洋戦争の教訓は、負け戦はできるだけ避けよ、勇気ある迅速な決断をせよ、の二つだけでしょ。

8/15（月）

30度越えが続く。昨日窓を開けたまま寝たら明け方涼しくて頭が痛くなった。眠りについた瞬間は室温が30度越えなのに、明け方は25度ぐらいまで下がっている。この5度が結構大きいみたいだ。

夕方は平興学校。冷房がない割には涼しかった。頭痛が若干続いていたのでソフトドリンクのみ。特別メニューはやっぱり居心地が悪い。

この一ヶ月というもの、毎日朝から晩まで冷房を入れっぱなしにしていた。それでも電気代は5000円を少し超えるぐらい。冬場の暖房費が一ヶ月で軽く10000円を超えるのを考えると、冷房がいかに節電機器であるのかがよくわかる。消費電力的にも経済的にも、ご家庭でエアコンを切るのはバカげているのだ。

昨日iTunes で借りた映画で悪役の一人が「不祥事は驕りと怠惰の産物だ」というようなことをしゃべっていた。それって東電の話ですか。それって日本政府の話ですか。

8/14（日）

ケラスの演奏をYouTube で見てたら、普通は第四ポジションの拡張形で取る音型を親指ポジションで弾いていた。第四ポジションの拡張は非常に指の負担が大きく、塾長もここのところは親指ポジションを使っている。こんなノーマルなポジションで親指を使うのは塾長の修練が足らないからだと思っていたが、バリバリのソリストでもやはり弾きにくいポジションなのだとわかった。これからはあまり余計なことを気にせず、弾きやすい指で弾こう。

それにしてもこのケラスさん、右手のテクニックがすごい。スピードも圧力も自由自在という感じで、まことに多彩な音を持っている。弾いている姿は長い手足をもてあましているようであまり好きではないが、素晴らしいチェロ弾きだ。盛岡にも来てくれないかな。

Aちゃんが「大槌町に佐渡裕が来たんだよ。知ってる？佐渡裕？」と自慢げに聞いてきたので「阪神淡路大震災の当日、佐渡裕の指揮でマーラーの9番を京都で弾きました」と自慢し返してやった。羨ましそうな顔してたよ（大人げなし、塾長）。
今から振り返ると何という巡り合わせなんだろうと思う。演奏会のタイミングも、曲も、指揮者も。

8/13（土）

舘坂橋や開運橋横の五叉路でどうウィンカーをつけていいのかわからない。左斜め前方と左は違うのか、前方がなくて斜めしかないときにはどうすればいいのか、誰か教えてください。

YJ君によると、レトルトの丼物は量が少ないのだそうな。確かに言われてみるとそうだ。レトルトカレーでルーが一杯分に満たないことはないが、卵丼とか牛丼とかのレトルトだと汁ばかりでおかずが足らない。カレーがいかに水分だらけで原材料費がかかっていないかということだな。

小文字のb,dやp,qがごっちゃになることがあった Aちゃん。この間とうとう大文字のDが左右逆になってしまった。向かい側にいる塾長から正しいDが見えたときにはちょっとびっくりしたね。いやはやなんとも。

8/12（金）

今朝の地震も結構揺れた。ラジオをつけたら、緊急地震速報で震度を読み上げているアナウンサーがかみまくっていた。朝早くて目が覚めていなかったのか、地名にふりがなが打っていなくて読めなかったのか、どっちなんだろう。

昼前にお菓子屋さんと名乗る女の子がお菓子を発泡スチロールの箱にいっぱい詰めてやってきた。営業ご苦労様です。
「ダイエット中であります」と言ったら「それならしょうがないですね」とそのまま帰って行った。ちょっと腹減ってる時間帯だったが、誘惑に負けなかった自分を褒めてやりたい。

青森の美術館に行ってきた生徒さんから立派な黒にんにくをいただいた。たった一個で 800円ぐらいするんだそうな。塾長がいつも食べてるフデばあさんの黒にんにくなんて一袋で1000円だぞ。
で、早速その立派な黒にんにくをいただいた。フデばあさんの黒にんにくよりも酸味が強く、当然のことながら一片が大きい。臭いも「むほっ」感が強い。

その生徒さんによると、ゴマを沢山食べると白髪や抜け毛がなくなるとのことだ。確かにその生徒さんは塾長より年長であられるが髪の毛は黒々としている。塾長はこの三年で随分白髪が増えた。苦労してるのね。
影響を受けやすい塾長は早速業務スーパーでゴマをごそっと買って、すりこぎとすり鉢も買ってきましたとさ。すり下ろしたばかりのゴマの香りは何とも芳醇である。しかしながら、よくよく考えたら別に白髪があってもよいではないか。ロマンスグレー的塾長。

黒にんにくのお礼に、Luigi にもともとついていたカーボンエンドピンを差し上げた。10mm径なので、どっちにしても今のソケットには厳しいのだ。

8/11（木）

とうとう、空のお月謝袋を持ってきた生徒が出てしまった。石原学舎を始めて5年、これまで空っぽがなかったのが奇跡と言えば奇跡なんであるが、さて、どうしよう。
「中身が空っぽだったのですが」と保護者の方にお伝えするしかないわな。

さわやかないい日だった。それなりに気温は高かったようだが、とりあえず乾燥していてお天道様がガンガン照っていなければいいのだ。よそのところではアホみたいに暑かったようで、何ともご愁傷様である。こういうとき盛岡でよかったと思う。

昨日のサッカーの試合は見たかった。イタリア人の監督になってから、というか去年ぐらいから日本代表は随分面白い試合をするようになっているようだ。二十代前半で海外チームの主要メンバーになっている連中が沢山いるし、十年一昔とはこのことだ。十年前なんて中田ぐらいしかコンスタントに結果を出してる選手はいなかったし。
それにしても去年ワールドカップがあったばかりなのに、もう次の予選が始まるってのは気が早すぎないか。

8/9（火）

布団と枕を干し、シーツと枕カバーを洗濯した。何年ぶりのことだろう。

と悦に浸っておったら、洗濯機の中でシーツのチャックが取れてしまった。四年以上使ってるやつだし、そろそろ買い換えなさいという神のお告げなんでしょうな。

実家の屋根についてる温水器が壊れて、ワシの部屋（正確には元ワシの部屋）が水浸しになったのだそうな。実家にいたら部屋にいながらにしてシャワーを浴びることができたということだ。よくよく考えたら、築30年近く経っていて、ボロが出てもおかしくない年なんですわ。
でも石原学舎はもっと古いですから。

明日は二週間ぶりでAちゃんデー。さてさて。

8/8（月）

午前中はリンゴジュースやニンジンやアイスクリームや黒にんにくや豆腐納豆などを買いにカブでぶらついた。左手には腱鞘炎予防のサポーターを巻いていたが、右手には何も巻かずにいたため、現在右手前腕部が真っ赤になっている。ほんの二時間ぐらいだというのに、エラい日差しであったわ。

と思ったら夕方からは断続的な土砂降りと雷ゴロゴロで変な天気だ。

昨夜も一階で寝た。冷房を切り忘れて朝4時過ぎに気がついて消した。こんな時、以前なら間違いなく喉がいがいがして風っぽくなっていたものであるが、今は全然そんな雰囲気がない。しつこいようだが、黒にんにくが効いていると思う。

8/7（日）

あんまり暑いので昨夜は冷房の涼しさが残る一階で寝た。二階の室温は夜12時で32度・・・三方向の窓全開でこれですわ。

それでも眠れなくて「鴨川ホルモー」という映画を見た。鴨川という響きがちょいと懐かしくて借りてみたら、なんとほんとに京大でロケしてるではないか。吉田寮の内部の映像（映画内部では「百万遍寮」になってる）に至っては、十五年前とあまりに変わっていなさすぎてちょっと胸がいっぺえになっちまった。

という話を今日来た中2の生徒にしたら、「あ、それ原作読んだことあります。変な話ですよね」だと。確かに言われてみればまったくもって突っ込みどころ満載かつ一貫性ゼロのお話だわ。京都で大学生活を送った人以外全く共感が得られそうにない、内輪的なシチュエーションばかり。ただ、一貫性ゼロとはいえ、学生生活の雰囲気のコアとなるものはちゃんと捉えられている。ロケ地が本物であることによると思われる。
原作は原作者が自分の学生生活を懐かしんで書いた本なんだろうと塾長は想像している。ちなみにワシは原作者の名前が読めない。まんじょうめ？うちの生徒はちゃんと読んでいたような気がするんだが、忘れちまっただ。

夜はステーキ。座布団ステーキ大の立派なもの。んまかっただ。

セシウムさん問題では、苦情メールや電話がほとんど東北や岩手の人々からのものであるというのがとても残念。本来、名古屋の人間が東海テレビをつるし上げるべきだろう。まあ、その時間帯で東海テレビ見てる名古屋の人間はほとんどおらんだろうから反応が鈍いのかもしれない。

ちなみに虚構新聞の記事では「苦情のほとんどは『セシウムさんが三人も当選しているのはおかしい。出来レースなのではないか』というものであった」とのことで、こういう冗談を岩手の人が言う余裕を持てない状況を名古屋の人は察して欲しい。

8/6（土）

夏が戻ってきたのです。

自転車こぎをした次の日は、便通が大変よろしい。いつもいいけどさらに太くて立派なブツが出てくる。なんでだろう？

左手が痛くなるのは、親指ポジションでずっと弾き続けるような練習曲や、最初から最後まで重音だらけの練習曲や、最初から最後までヴィブラートかけっぱなしの演歌を弾くときであるらしいとわかってきた。だから、これら左手に負担がかかるとわかっている曲は一日おきぐらいにするようにしている。
あと、左手指先がさらさらで指板上で指が全く止まってくれないようなときも左手が痛くなりやすい。指が止まらないから圧力をかけて止めようとして、それで無理な力が腕の一部にかかっているのだろう。

プロの人々は左手に大きな負担がかかる曲を毎日弾いても大丈夫であるわけだから、もっとワシも工夫して左手に負担がかからない奏法を見つけてゆかねばならんと思う。鍛えるべきところと、抜くべきところのバランスがいまだ見つからないのが問題であります。

8/5（金）

よくNTT関係と思われる会社から「光にしませんか」みたいな電話をかけられることがある。相手が誰であるかを知らずに電話をかけるというのは非常に失礼なことであるということを営業の人々は知るべきだ。であるから、塾長はそのような電話に対しては無言のまま受話器をたたきつけることにしている。
今日はNTTからじきじきに（？）お手紙をいただいた。どうやら光にして欲しいらしい。大容量のデータをやりとりするスピードが速いというのが売りのはずなのに、大容量のデータをやりとりすると料金が上がるというのでは全く意味がない。消費者をバカにしすぎなんではないか。塾長は光回線がADSL並の料金になるまでは絶対に導入しない。設備投資を回収しなくちゃならんという理屈はわからんでもないが、 NTTなんて競争しなくてもいい楽な会社なんだからほっといても設備投資の回収なんてすぐできるでしょ。左うちわでやってける奴ががめつい姿勢を見せるのは醜悪だ。

このNTTという会社、公衆電話を減らしてケータイを増やそうとしているのも気に入らない。ご家庭の通信費がケータイ導入のためにこの十五年ぐらいでどれだけ増えたと思っているのか。道楽に金がかかるのは仕方がないが、道楽と思わせないで必要経費と思わせて金をむしり取るやり方はいかがなものか。

ワシはね、豊かになるってことは同じことをするのにも金がかからなくなったり、以前と同じ金で色んなことができるようになることだと思ってる。ケータイやネットで以前の何倍も金を取られる状況はどう考えても豊かになってるとは言い難い。特にこの十五年間というもの、民間の給料はどんどん減ってる。変な世の中だ。
ついでにいうと、短い労働時間で楽な生活を送れるようになるというのも豊かさの指標だ。100年前に比べれば確実に我々は豊かになっている。この20年間では一体どうなんだろう。

こないだ買った週刊朝日に田原総一朗がこんなこと書いてた。「原発推進派も原発反対派も無責任だ。だから原発がかわいそうだ」

ほんとにこのおっさんはアホです。原発推進派はそれで利益を得ることができると思っている（し実際に利益を得ていると思われる）。それに対して原発反対派は原発による利益は直接得ることなく、また、どちらとも特に関係のない大多数の人々は原発により迷惑を被る潜在的な可能性を持っている（そして今回の事故では実際に被害を被っている）。推進派と反対派にはそもそも立場に非対称性があり、己の信ずるところが実現されたときの影響が違いすぎる。ひとくくりで無責任という神経が理解できない。
原発がかわいそうだという文句に至っては論外としかいいようがない。ちょっと珍しい言い回しで人の興味を引こうとしたのかもしれないが、それにしてもセンスが悪い。冷徹な論理で議論を進めるべき問題に対して稚拙で情緒的な表現を当てはめるということが、このおっさんの国語力と知能のなさを如実に示している。

このレベルの人間がテレビのようなメディアで長い間偉そうな口を聞くことができたというのが日本の不幸でありますわ。政治家のレベルは国民のレベルを表す。テレビ番組のレベルも国民のレベルを表す。戦後数十年かけて行われた退化の過程はひっくり返すのが極めて難しい。今回の震災はある意味いいチャンスだと思ったんだが、そうはなりそうもないね。無力感と徒労感と絶望だけが残る。

こないだ「女がどん引きする男の部屋特集」とかいうのがYahoo のトップページにあった。ほとんど全て石原学舎に当てはまるね。
明日はちょっとだけ掃除しよう。

8/4（木）

注文していたエンドピンが届いた。とりあえずしばらくはカーボンでやっていくつもり。コレットチャックよりも若干細いため、少しきつめに締めないとエンドピンが引っ込んでゆく。本番で使うことになったらめちゃくちゃ注意しなくては。
音色は明るくて柔らかい印象で、弾き心地は軽い。レスポンスが非常によいのでバッハのような細かい動きのある曲を弾くには気持ちがよい。コントロールしやすい。ただ、やはり重量系のエンドピンに比べると手元での爆音感覚と手応えがない。ピアノと合わせるとパワー不足かもしれない。

今度ホールで練習する機会があったら四本とも持っていってどんな感じか確認してみたい。

石原学舎にもAEDを装備した方がいいのだろうか。

秋からの京大コースに備えて過去十年分以上の英語・数学・物理・化学を解いている。英語と物理は終わって、化学と数学が半分ぐらい終わった。もう少し出題範囲のバランスはよいだろうと予想していたら、予想外に出題が偏っている。頻出項目は絞りやすいし、穴場も絞りやすい。対策は立てやすいと言えるだろう。これまでは傾向と対策のようなことを無視してやってきたが、これから本番までは完全に京大シフトでやっていく予定。

体力がなくなってきたのか、一年分を一気に解くのが疲れる。

8/3（水）

湿度高し。気温は普通。

30代でも心筋梗塞とかなるんだね。健康には気をつけているつもりだけど、突然やってこられたら対処のしようがない。常に覚悟をしておかねばならんということなんでしょうな。

8/2（火）

今日も寒かった。半袖でバイクに乗るのはちょっと無理。一体どうなってるんだろう。

Luigi にもともとついていたカーボンピンであるが、新しいソケットより若干太いため装着不能になっていた。
軽いピンだとどういう弾き心地になるのか確認したくて、やすりでピン表面を削ってギリギリの太さにして装着してみたら、弾きやすい。真鍮タングステンの重たいピンに比べてつやつや感はないが、全ての音が素直に出てくれる印象だ。
ということで、新たにカーボン無垢とチタン無垢のピンを注文した。ソケットを作っている工場と同じところで作っているピンなので、出し入れもしやすいはず。チタンはこれまで一度も使ったことがないので楽しみ。

聴いている人には大きな違いがないかもしれないけど、弾き心地がそれぞれえらい違うんですわ。チェロ弾きの道楽と思って温かく見守ってやってください。

開始時刻を30分過ぎても来ない生徒がいた。部活動で遅れることも時々あったのでお母さんに連絡したら、直後に本人から電話があった。「明日だと思ってました。」（後ろでお母さんとおぼしき怒声が『宿題まだ終わってないんですけど、行ってもいいですかって聞きなさい！！』）「あ、あの、宿題まだ終わってないんですけど」塾長「いいから来てください、ははは・・・」

お母さん、恐い・・・

晩飯は業務スーパーで鮭の西京焼き。業務スーパーの食材に文句を言っても仕方ないとはわかってるが、やはり一言言いたい。塩味が強すぎる。もっと健康に気を使った味付けにしてくれ。

8/1（月）

今日はErik さんとともにSSK先生のお見舞いに行ってきた。昼飯はイオンの中にある定食でほっけ定食をいただいた。コメがぱさぱさで、いかにも昨日炊いたコメを電子レンジでチンしましたって感じ。所詮イオンですから。

SSK先生は入院半年で体重を135キロから85キロまで落としたということで、見た目がすでに別人のように男前。あの体の中に成人女性一人分ぐらいの脂肪ががっつり蓄積されていたのですな。それでもまだあと10キロぐらいは減らせるに違いない。覆水盆に返らずとは言うが、最初からあのぐらいの体型を維持していれば倒れることもなかったろうに・・・
本人は至って元気で、しゃべりたくて仕方がない空気を出していた。入院生活は暇で仕方がないらしい。

岩手県産の牛肉からもセシウムが。今更なんだかね。吉野家やすき屋以外は牛肉なんて一年に数えるぐらいしか食べられないので塾長生活には影響ないけど。でも毎日食ってるコメとかニンジンやリンゴは気い使う。気い使うっても何もしようがない。青森や関西のものを使うぐらい。

昼間の気温が20度前後。うーん、すでに夏ですらない。このままクソ暑さが復活することなく秋になってくれると大変嬉しい。