6/30(木)
湿気が多い。節電には全く協力せず、一日中
除湿をかけていた。電気の大口契約をしている
ところだと、節電しないと罰金100万取られるんだそうな。
いい商売してますなあ、東北電力さん。
Luigi はこれまでほとんど調子の波がなかった。
んが、ここに来て少し波が出てきた。
Luigi 本人の問題か、塾長の指先の感覚の問題か
はよくわからない。湿度が高くなると
指先がさらさらになって、弓も楽器も持ちにくくなる。
これが音の出しにくさにつながっているのかもしれない。
あるいは、湿気で楽器が膨らんだりすることも
あるのかもしれない。いずれにしても、
梅雨になってからは、除湿しているときとしてないときで
楽器の鳴りがちがう、ような気がする。
6/29(水)
九州の原発が再稼働するようだ。
村長さんは「国が安全を保証してくれるなら」
という条件をつけたらしい。
条件の付け方がちがうな。
事故が起きたときには一生遊んで暮らせるぐらいの金を
払って新天地を準備する、という条件にしなくちゃ。
国に安全を保証する能力がないのは今回のことで
(別に今回のことがなくてもそうなんだけど)
痛々しいほど明らかになったじゃありませんか。
目先の金だけじゃなくて、これからずっとの金も要求しないと
ダメだよ村長さん。村民の生活を預かってるんだから。
暑い。
Aちゃん「ねー、先生もてる?」
塾長「小学生の頃は可愛かったから結構もてましたけど」
Aちゃん「でもさー、結婚できないんだから残念だよね」
塾長「・・・・(へなへなへなへな)」
Aちゃん「うわ〜〜〜〜(と叫ぶ)」
塾長「何ですか、いきなり」
Aちゃん「だってさー、誰もいないんだから
騒いでもいいかなーって思って」
その発想がよくわからないです。
6/26(日)
ここんとこいまいちだったLuigi君は、
今日は全開だった。エンドピンを
超重量級に戻したからなのか、お天気のせいなのか、
塾長の体調のせいなのか、よくわからない。
塾長の体調自体は、黒にんにくと毎日二杯以上の
ニンジンジュースのおかげで絶好調。
夕方、半袖で出かけたら寒かった。これが盛岡だ。
学校の予定が立たないと、石原学舎の予定が立たぬ。
自分とこが全てに優先されると思っていて疑わない
学校の先生が羨ましい。所詮うちなんて
民間の零細自営業ですから。
時事通信のニュースには
コメント欄がついていることが多い。
気になるのは、コメント欄の
漢字の間違い。最近は「子供達を避難させろ」
を「子供達を非難させろ」にしてる
間違いをよく見かける。漢字変換機能がついていても、
脳味噌がついていなかったり、ちょっと見直すだけの心の余裕がないと
恥ずかしいコメントがついてしまうわけですな。
匿名だから別にいいんです、というのは
自分に対する言い訳であり、相当にみっともないもんだと思う。
6/24(金)
朝7時前出発、10時ちょっと前普代村着、10時半演奏会スタート、
11時40分撤収、12時30分野田村着、14時演奏会スタート、15時過ぎ撤収、
19時過ぎ盛岡着。
体力的に自信がない塾長であったが、
家に帰っても全然疲れてない。バスの中でもずっと起きてた。
シエスタもなし。
体力がない、体力がない、と思っていると
体力がちょっと必要なことを全て避けようとしてしまう。
ネガティヴな自己暗示だ。
今回わかったのは、おそらく一日3公演でも大丈夫だということ。
もう少し自分にむち打ってみてもいいかもしれない。
被災者に音楽を、というコンセプトの団体に連れて行ってもらって、
結局自分の体力に自信を持って帰ってきたという、
目的がずれてしまった塾長でありました。
今回のコンマスは、プロオケのコンマス、および
プロオケのコンマス経験者だったんだが、めちゃくちゃ弾きやすかった。
上手なのは当たり前なんだけど、それだけじゃなくて
ちゃんと確信を持って弾いているのがわかる感じ。
プロオケのコンマスはあれぐらい音でものをしゃべれないと
つとまらないんでしょうな。
オケで弾いてて久々にほんと楽しかった。
エルガーの威風堂々すら楽しかった。
チェロも一級品の人が弾いてくれてたらヴァイオリンの人々からしたら
楽しいんだろうね。
6/23(木)
朝っぱらから地震があって、雨もざんざん降って、
あんまりいい一日ではなかった。
シャワー中の地震は、石けんやシャンプーまみれ
のときに水が止まったらどうしようという恐怖と、
風呂場がうちでは一番安全な場所であるという安心感の
両方がある。今回は
石けん類を落としてしまった後だったので、とりあえず
風呂場で待機したのであった。
6/22(水)
ものすごく珍しく、YJ君がお休み。
風邪なんだそうな。いつもは風邪気味でも気にせずに
来てたから、相当具合が悪いんだろう。
YJ君は月曜日から具合が悪そうだった。野球の全校応援
の後で、ザリガニ釣りをして、ザリガニを潰して
しまったと言っていた。「ザリガニの祟りだと思う」とは
YJ君の談であるが、その程度で祟りがあるなら
塾長は今頃祟られすぎてこの世から消えてる。
いや、ほんとに子供の頃の塾長は身の回りの小さな生き物
達に対して過酷で残酷であった。
小学生の頃のザリガニ釣りや虫取りを今になって思い出した。
Aちゃんは、これまでで一番勉強
に集中してくれた。やはり、余計なものに興味を持たないように
させるのは大切なことなのである。ところが!
Aちゃん「ねえ、2階と3階見たいんだけど」
塾長「えっ??」
Aちゃん「2階と3階が見たい」
塾長「だって先週全部見せたでしょ。思ったよりも綺麗で
つまらないって言ってたじゃないですか」
Aちゃん(すでに脳内で話題チェンジ)「それよりさあ、
階段の埃は何とかした方がいいよ」
塾長「はい・・・」
集中して勉強していても椅子から落ちるAちゃん、
帰り際に玄関で長々と粘るAちゃん、君は大物だ。
6/21(火)
朝から大家さんが来て、
草刈りをしてくれた。毎年毎年、ありがとうございます。
今年は道路側を少しだけ浪人生の子と一緒に草むしりをして、
ちょっとだけ誠意を見せました。見せただけであります。
昨日は暑かった。昼過ぎにうちの二階は30度を超えていた。
夜も、窓を開けてようやく25度ぐらい。夏だね。
ついでにもう少しで梅雨も来るね。
業務スーパーで、冷凍味噌カツを買ってきた。
パッケージには「仙台味噌カツ、ダテじゃないうまさ!」
と元気のよい文字が。
名古屋で味噌カツをいただいたことはないが、味噌カツは名古屋のものだ
という認識の塾長。その後に続く強引なだじゃれに脱力感
たっぷりであります。
ちなみに、中国産の冷凍食品らしく、肉はくず肉を固めたやつだった。
ダテじゃないうまさ!は、看板に偽りありですな。
以前失敗した鶏唐揚げも同じような感じだった。間違いを繰り返す、
学習能力のない塾長。つい、安さに負けてしまう。
6/20(月)
大変天気がよかったので、午前中に紫波の産直まで行ってきた。
冷蔵保存されたリンゴがちゃんと並んでた。
7個で680円だから、1個あたり100円弱。
ジュースだと一リットルで400円前後、ジュースには
一日あたり250ミリリットルほど使うので、このあたりが
分岐点になっている。
昼飯は産直にくっついている飯屋で生姜焼き定食を
いただいた。味が濃い。
外食だともともと塩が多すぎる上、
岩手は味付けが全体的に濃い。血圧をコントロールするには
もっと味が薄い方がありがたい。
塩や香辛料をどばどば振る人は多分舌がバカなんだと思う。
昨日の寿司屋のオヤジはテキトーな雰囲気全開だった。
酒をがぶがぶ飲みながら仕事するって、
飲食店員だけに許された特権だ。
予備校での英語の進度を聞くと、
石原学舎で要求しているレベルは厳しすぎるのかもしれないと
思ったりする。だけど・・・高校でも予備校でも
要求レベルが低いために、
そもそも難しくない英語に受験生が学習時間を取られて、
しかも定着しないのだ。
といっても、現実問題として生徒がついて来られないなら
(効果がなくても)とりあえずついてこられるレベルに
落とさなくてはならないのかもしれない。
英語を教えるのは本当に難しい。
スーパーではネギも関東産のものだけになった。
昼飯の蕎麦がいまいちだ。
6/18(土)
「チェロあれこれ」のページを改訂。
使用弓について書き足した。
こうやってみると、塾長の楽器や弓は
本当に過酷な運命に甘んじる生涯を送っている。
塾長の身代わりになってくれたんではないかと思うことがある。
ニンジンをゲットすることはあきらめた。千葉産と茨城産しかない。
ニンジンの代わりにジュースに使えるものを探して、
結局トマトにした。これからしばらくはリンゴトマトジュース
が朝食になる。
トマトを選んだのは、ある程度水分が出て、抗酸化物質が
多いというイメージがあるから。さっき試飲してみたけど、
なんかセンスのない味だった。いいんだ。健康なら。
明日は寿司を食いに行く。盛岡に来てから寿司食ったのは
記憶にある限りまだ二回ぐらいだから、すごく珍しい。
一回目は回転寿司に一人で入って、もりもり食ってたら2500円ぐらい
取られてびっくりしたとき、二回目は両親が遊びに来たとき。
どこで食っても寿司は高い。
6/17(金)
来週、野田村と普代村の音楽鑑賞会
に出場するんだが、その練習が今日あった。
オケで弾くのは二年ぶりぐらい。うちに帰ってから
少しチェロ弾いてみたら、すごく楽器が鳴るようになった。
ヴァイオリンや管楽器や太鼓に負けないようにガリガリ
弾いたからだろう。ガリガリ弾いてるときは大して音が出ていなくても、
そういう弾き方をした後で落ち着いて音を出すと、
かなり楽に豊かな音が出るようになる。ほんとに楽器というのは
不思議なものだ。
6/16(木)
チェロ教室の生徒さんから熟成黒ニンニクを
一個もらった。前から食べてみたいと思っていたのを
生徒さんが覚えていて、ニンニクマニアの
ご家族から分けてもらったのを持ってきてくれたのだ。
にんにく玉よりもさらに元気が出る感じ。
夕方に一かけらかじっただけなのに、夜十時時点で
やたらと体の中から暖まる。盛岡駅の土産屋に
置いてあるらしいので、近いうちに買いに行こう。
塾長へのお土産は黒ニンニクでお願いします。って
誰にお願いしてるねん。
この春高校入学とともに石原学舎を卒業した
MKちゃん(妹)が、テスト前ヘルプを求めて昨日、今日と
来てくれた。元気そうで何より。
昨日はいきなり地学を持ってこられてちょっと面食らったが、
まあなんとか切り抜けることができた。学校によっては
一年生で理科総合の地学をやってるところもあるんですな。
「補語って何?」には相変わらずうまく答えられない。
S,V,O,Cをやる前に、品詞の概念が身についていないといけないんだが、
ほとんどの高校生にはそれが身についているとは思えない。
中学英語の文法をもう少し強化しないと、高校英語になった瞬間に
訳わからなくなるという(塾長も経験した)悲劇は繰り返されることになる。
6/15(水)
二階と三階を見たいという生徒がいて困っている、
という話をしたら、YJ君が「見せてやればいいんじゃないですか。
そうすれば興味なくなると思いますよ」
という素晴らしいアイデアをくれた。
ということで、Aちゃんに「二階と三階見せるよ」
と言ったら、なんと「うーん、
見たいけど、そう言われると見たくないなあ」
という(ある意味予想通りの)反応が。
「今見ないと一生見られないよ」とデタラメを言って、
二階と三階を全部見せてやった。
「なんかさー、キレーだよね。一階と全然違うし」。
そりゃ、全く使ってないんだから当たり前です。
これで探検欲を失ってくれれば勉強にも身が入るんじゃないか、
という気持ちと、何かぽっかり心に穴があいたような気持ちが
半々です。
久々に甥っ子の天馬登場。最近彼がはまっている漢字は
これ。
禿って何ですねん。色紙に書くようなことか?
6/14(火)
こないだ阿川佐和子がラジオで「鍋から直接食べる」
ということを言っていた。
去年生徒だったMKちゃんが、塾長がお釜から
ご飯を食べているのを目撃して「だから
ダメなんだ」と攻撃してきたが、阿川佐和子と
同じことやってるんだから別に塾長が特別ズレてる
ということはないんぢゃないか。と、言い訳したくなることがある。
風強し。家が揺れてる。
6/13(月)
これまでに使ってきたチェロについての覚え書きを
トップページに貼っておいた。何かの参考になれば。
なるはずないか。
先週手作り村で買ってきた黒いコメを
玄米に混ぜて炊いている。さらに、冷蔵庫の奥から
賞味期限ギリギリの小豆を発見した。丁度いいので
そいつらを入れて最近はコメを炊いている。
いい感じに色がついて、すっかりお赤飯ですわ。
毎日お赤飯。何がめでたいのかはよくわからない。
そろそろニンジンリンゴジュースを作る上で不可欠の、
林檎が産直から消え始めた。昨年と同じパターンだ。
頑張って紫波まで通うか、あきらめて林檎ジュースを買うか、
選択を迫られている。
今年はさらにニンジンの供給も微妙になってきた。
業務スーパーのニンジンは茨城産。塾長の
中ではイコール中国産というイメージ。
別のスーパーでは巧妙に茨城産と徳島産が
同じカゴに入れてある。ごそごそいじるが、
やはり考えることは同じと見えて、残ってるのはほとんどが
茨城産。どーしたものか。
中国産並の価格なら考えないこともないが、
他の産地と似たような価格ではちょっと無理だね。
こういう風にちゃんと実害を被っているんだから
「風評被害」とか言うなよ。関東近辺の農家は
ちゃんと実害の補償をしてもらうようにしてや。
ガレージの前でガス管工事。カブが出せないがや。
6/12(日)
夕方、ラトゥールカルテットの演奏会を見に、
啄木賢治青春館に行ってきた。
例によって遅刻して後半だけ。
お客さんはたっぷり入っていた。
その割には蒸し暑くもなく快適に聞くことができた。
お隣には岩大のY先生がおられた。どうやら
ビデオ撮影係を仰せつかったようだ。雑談をしているうちに
後半が始まった。
ボロディンの第一楽章は少し固い感じ。塾長は
もっとでろーんと広がってた方が好き。ちょっと
真面目すぎたと思う。緊張していたのかも。
ハイドンはよかった。終楽章のダイナミクスが、
クライマックス以外抑え気味で、クライマックスが
唐突だった。全体的にもう少し音を出した方がよい。
アンダンテカンタービレは興味なし。ボーッと時間が過ぎるのを待っていた。
アメリカの第四楽章もよかった。
よくを言えばもっとバカ騒ぎしてもよかったようにも思う。
冒頭のモチーフからしてすごくバカバカしい曲なんだから、
恥ずかしがらずにすべてさらけ出さねば。
アンコールのG線上のアリアがバランス的にはベスト。
全体的に、第一ヴァイオリンが音色的にも音量的にも
立ってしまっていて、他の三人の影が薄い。
アリアの時と同じくらい内声の二人がしっかり自己主張すると
もっとアンサンブルに厚みが出るに違いない。第一ヴァイオリン
以外は、曲の構成的にも音域的にも、音が出すぎて困るということは
まずあり得ないので、のびのび元気に弾いちゃえばいいのに。
と無責任に考えていたのであった。
ここんとこ暖かくて左手の調子がよい。
それで調子に乗って、最近は毎日シュレーダー、グリュツマッハー、
ピアッティの各練習曲に加えて、ブラームスのソナタや
ドヴォルザークも弾いている。
今日は今まで使っていた超重量級のピンよりも
少し軽めのエンドピンを使ってみた。音の艶がちょっと
なくなるけど、発音しやすくて音が飛ぶような気がする。
もしかしたら秋頃にマリオスで演奏会に出演できるかもしれないので、
そのときまでにカーボンのピンを購入して、リハーサルの時に
どの程度違いが出るのかを確認しよう。まあ、貯金だね。
6/11(土)
全身筋肉痛。健康って素晴らしい。
何年かぶりに寝室の掃除をした話をしたら、
生徒から「寝室は毎日掃除機かけた方がいいです」
と言われた。そーなの?
ちなみに、同じ話題で別の友達とメールのやりとりしてたら、
その友達が知り合いから「シーツを毎日替える」と
言われたとびっくりしていた。
自分は二ヶ月に一度なんだそうな。
塾長はこの4年ぐらいシーツ替えてない。
世の中の人々は異常なほどきれい好きなんじゃないかと思う。
潔癖症だと人生楽しく過ごせないと思うな。程度問題だけど。
6/10(金)
とうとう雨が降った。ということで、草むしり第一弾決行。
浪人生に手伝わせて玄関先だけとりあえずやった。
お客様ですら有効利用、もといお手伝いをお願いしてしまうという、
図々しい塾長である。
明日は筋肉痛になっていることだろう。というか、すでに脇腹のあたり
に痛みが走り始めている。次回は第二弾、庭側の草むしり。
今度雨が降る頃には筋肉痛も取れているはず。
公民館とか、公共施設は節電したいんだそうで、
暗い。無駄遣いするなってのはわかる。でも、
浮いた金で利用料金が安くなるという話は聞いたことがない。
節電というよりは運営側の経費削減努力に協力してやってる
だけなのがなんだか空しい。
今回の騒動が一通り終わったら、節電でどのぐらいの金が浮いたのか
(多分たいしたことにはならんと思う。だったらやらんでよろしい
。大したことになってるんなら利用者に還元してくれ。)、
ちゃんと報告してね。
センター試験で、時間二倍使って解答できる
んだそうな。
来年度のセンター試験では、理科社会は問題冊子一冊にすべての科目が
載っていて、一コマ目にある一つの科目、二コマ目に
別の科目を(同じ冊子で)受験することになっている。
この場合、理科社会が一科目だけ必要な生徒は
一コマ目から必要な科目の問題に取り組み、一コマ目の
解答用紙にはテキトーなマークをしておく。で、
二コマ目で二コマ分考えた解答を作ると。
大学入試センター側はこれをカンニングと見なすと発表している。
皆さんすでに忘れてしまっているであろうこないだの京大カンニング事件とは異なり、
これは間違いなく制度の不備であり、問題作成の怠慢である。
いくら何でも初等的なミスですわ。すぐにでも
試験の実施要項を変更しなくちゃだめだよ。
大学入試センターさん、ちゃんと仕事しよう。たっぷり給料もらって安定した
生活できてるんだからさ。
6/9(木)
今朝は、今月末に行われる、小中学校の音楽鑑賞会の顔合わせと
音出し。
で、スケジュールを見てびっくり。二日連続で
ダブルヘッダーじゃん。いやいや、大学生の
演奏旅行みたいな日程であります。そして、
帰宅時間を見て二度びっくり。午後7時・・・
そりゃちょっと厳しい。うち、夜の仕事ですねん。
その時間だと仕事時間がかぶる。
一公演終わったところで盛岡に帰る手段があれば
いいんだが、それがなければお断りしなくては。
二公演した後、石原学舎でしゃべる体力は今の塾長には
ない。人が少なくて困ってるのがわかるだけに心苦しい。
チェロケースの色が前と違うからか、「楽器かえたの?」という
質問をいくつか受けた。
そのとーり。かえたの。でも、ケースが前のままだったら気がつく人は
ほとんどいないと思う。特別なもの以外、楽器なんて見てくれは
みんな同じですから。
雑草がぐんぐん伸びるね。そろそろ派手に雨が降ってくれないかなあ。
そしたら抜くがね。
6/8(水)
Aちゃんにピアノ椅子の一部を破壊された。
どうやったらあの部分が破壊できるのか、いまだに塾長には
わかんない。
少しだけAちゃんの操縦法がわかってきた。
「残りを宿題にする」と言うと、俄然
スピードがアップするのだ。なので、しばらくは
この手で作業効率を上げさせることにしよう。
今日はとうとう風呂場を覗かれた。
「おじいちゃんちみたい〜」
何のことかよくわからんが、風呂に水をはったままにしているのが
変に見えるみたいだ。断水が起きても大丈夫なように
飲料用でない水を確保してるだけなんだけど。
玄関先でAちゃんと「さようなら」のお辞儀をしていたら、
外を通りかかったあんちゃんが怪訝そうな顔でこちらを見ていた。
まあ、確かに訳わからんわな。
天気がいいからか、寝室の掃除をして呼吸が楽になったからか、
この三日ほどやたらと寝覚めが良く、昼間も元気だ。
人間の体のリズムはコントロールしきれないところが悩ましい。
明日は午前中にアンサンブルの練習が入ったので、
浪人生は朝7時から9時まで。起きられるんだろうか。
6/7(火)
計算間違いをしたにもかかわらず、正しい答えが
でてしまったために、解説をしながら
混乱するという(時々やらかす)ミスをしてしまった。
原発じゃないけど、ちゃんと二重三重のチェックをしないと
ダメだな。
それにしてもどうしてあんなに綺麗に答が合うような間違い方を
したんだろう。
昨日、手作り村で黒い餅米を買った。
売店のお姉さんが綺麗だったのでついふらふらと。
玄米に混ぜて炊いてみたら紫色に色づいたが、
味や食感には特に変化がなかった。
アントシアニンが多いらしいので、鳥目に効くかもしれない。
大連立なんだそうな。てことは
大増税なのね。
仙石ってかなり危ない人だと思うんだけど、
一体日本をどこにやるつもりなんでしょ。
五年後に国家の体をなしているんだろうか。
国家に停滞感が漂うと、アメリカやロシアみたいな
ガテン系大国は戦争でガス抜きとクリアランスセールをするし、
アフリカみたいな弱小途上国は部族同士でドンパチ始めて
状況が動くんだが、日本のようななんちゃって中流社会
の場合はそれが起きない。
デモはプロが主導していて
主催者がいかがわしいから参加したくないし
、かといって黙ってみているのも
おかしな話だし。全く持ってどのような行動をすればいいのかが
さっぱりわからない。
6/6(月)
定休日。何年ぶりかで二階の寝室に掃除機をかけて、
いらんものを沢山捨てた。寝るときしか使わない部屋に
あれだけいらんものがたくさんあったというのが意味不明だ。
空気清浄機をターボ運転しながら掃除機をかけると、
埃がすごくてまいった。
こないだチェロ教室の生徒から借りた本に、
ものを捨ててすっきりするというのがあった。
あまりに徹底しすぎていて著者の中崎タツヤ氏は
少し頭がおかしいんだろうと思ったが、
それでもやっぱり捨てるものはいいタイミングで捨てなくては
ならん。うちの台所はタイミングを逸してしまって
どうにもならんものがゴロゴロしている。
それにしても、花粉症予防のために一ヶ月前から
対策をしている塾長が、花粉だけでなくハウスダスト
アレルギーもある塾長が、なんであんな環境で
安眠をゲットできていたのかがよくわからない。
穴があいたシャツや、色の変わった枕を捨てて、
読みもしないのに転がっていた本や雑誌を片付けたら
自分の部屋とは思えないぐらいすっきりした。
今夜からはもっとよく眠れるようになるに違いない。
昨日YJ君がうちの草のせいで鼻水が出ると言ったので、
少しだけ草むしりをした。やっぱ前日が雨じゃないと無理だ。
雑草はほんとにたくましい。
小岩井牧場でも草刈りをしていた。根っこから抜こうと思うのが
そもそも無理なのかもしれない。
久しぶりにカブでぶらりと出かけた。
暑すぎず、寒すぎない、天気のよい日にカブで岩手を走るのは
大変気持ちがよろしい。
行きがけに藤根さんの店でちょっとだけ募金して、
小岩井牧場、手作り村、ビックハウス、をぐるっと回ってきた。
一日に50キロ走るのも久しぶりだ。二年ぐらい前までは
普通に200キロぐらい走ることもあったのにね。
多忙とまではいわないけど、二年前よりは多忙らしい。
手作り村には「前沢牛カレー」とかがあってちょっと
食指が動いたんだが、値段を見て撤退。
ほんとは鳥取牛カレーなんかをくれたycに
お返ししなくちゃいかんのだろうが、それにしても・・・
家に帰ってからは少しシエスタ。二階は25度を超えた。
熱がこもりやすい構造なんですわ。
6/5(日)
日の丸おじさんのことを書いたら「それはトランシーバーおじさん
のことではないか」とI本先生からメールをもらった。
どこの地域にも名物おじさんや名物おばさんがいるものなのだと
知った。
塾長が京都で一年目を過ごしていたとき、オケの練習場に行く途中で
見知らぬおばさんから「10円貸してもらえませんか?」
と聞かれた。10円玉を持っていなかったので「100円玉
しかないので無理」と言ってやり過ごした。
後で上回生に聞いたら「それは『10円ばばあ』やで」
と教えられた。有名なおばさんだったのだ。
その後、時計台下の食堂で10円ばばあがお茶(セルフサービス・無料)
を毎日のようにいただいているのを見た。色々な生活の仕方が
あるものだ。
その後も10円ばばあとすれ違うことはあったが、基本的に
目を合わせずに早足ですれ違うようにしていたので10円を無心される
こともなく数年が過ぎた。
あるとき、ちょっとぼんやり歩いていたら久しぶりに10円ばばあに
つかまった。「500円貸してもらえませんか?」
いつの間にか値上げしてやがった・・・
今日は半年ぶりにチェロのレッスンを受けてきた。
ストレッチをいくつか教えてもらった。悲しいかな、
最近の塾長の短期記憶は悲惨なもので、足がつりそうになった
ストレッチと指が取れそうになったストレッチしか覚えていない。
練習曲はシュレーダーとグリュツマッハーの二巻。
シュレーダーでは左肘の位置が低い、というか不適切
であるということ、左指の運動の仕方が不適切であると
指摘された。知ってる。人に言われないと直す気にならないし、
そのうち易きに流れるということもわかってる。あと、
右手の筋肉も真面目に鍛えないとダメだね。
グリュツマッハーは特に何も言われなかった。
親指ポジションでの小指使用は、本当はしたくないし、
しなくてもいい指使いがある。だけど、レッスンを受けるというのは
納得いかないことであってもいうこと聞いてその方向に努力するという
ことなので、先生の言うことは聞く。塾長は
金払って学ぶときは従順なのだ。
時間が余ったのでブラームスの第2ソナタも少し見てもらった。
これまで一度も曲を見てもらわなかった(というか、
曲は見てもらわない、という空気を出しまくって練習曲と
基礎練習だけ見てもらうようにしていた)ので、
いきなりブラームスを持ってきた塾長に先生はびっくりした
顔をしていた。練習曲よりはずっと楽しそうに教えてくれた。
確かに塾長も楽しかった。曲を弾くための技術習得だもんね。
次回までに弓先で楽に弾けるように筋肉を鍛えつつ、
正しい力加減を探ること、左手の問題は何とか方向性を
つけておこうと決心したのであった。
今日の高校理科は、化学がアミノ酸とタンパク質、物理は
電磁誘導の最後のところ、コイルが入った回路。
一番出題頻度と難易度の高いところは乗り越えた。あとは
残ったところさらいつつ、演習で知識を固めていくことですな。
草の花粉が飛んでいるようで、鼻水出している生徒さんが
複数名いる。耳鼻科で薬もらった方がいいよ。あと、
外出時はマスクも。
6/4(土)
午後6時半からのS君は、寝坊のため30分遅刻。
この時間で寝坊した生徒は初めてです。
「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待を込め、
国民の税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」
こんなことが教科書の裏表紙に書かれている。
強い違和感を覚える。
「日本を担う皆さんへの期待を込め」ということは、
日本国のために成長しろ、と言っているようにしか読めない。
もちろん、間接的には、能力の高い子供が多いほど
国力も上がる(はず)なわけで、そうした子供を育てるのは
いいことに決まっている。でも、そういう大人側の論理を
子供側に押しつけるのは違うと思う。大人は子供が
大きくなって幸せな人生を送り、その結果として
社会にも貢献するよう祈るべきなのだ。社会に貢献できる大人を
育てるというのは教育目標レベルとしては低すぎる。
幸福な人生を送るための基礎を授けるという意図を持つべきだ。
これだと目標レベルとしては高すぎるけど、それぐらいで丁度いい。
「国民の税金によって無償で」というのもおかしい。
憲法で教育を受ける権利をうたっているのだから、
当たり前すぎてわざわざ言うまでもないぢゃないか。
「ほんとは君らに金なんか出したくないんだけど、
憲法に書いてあるから仕方なく出してやるんだよ」
と読めてしまう。そもそも子供にとって、教科書をゲットする
金がどこから出ているかなんてことはどーでもいいことだし、
そんなことに気を回すよりは外で遊んでろ、と言いたい。
こんなことは中3公民の教科書にちょろっと書いておけば十分だろう。
「大切に使いましょう」教科書に限らず
ものを大切にするのは当たり前だ。ご家庭でちゃんとしつければいいこと。
むしろ塾長はこう言いたい。
「議員給与は、現在の日本を担っていることになっている皆さんへの期待を込め、
結果責任を問うことすらかなわない状態にもかかわらず
国民の税金によって必要以上に支給されています。
もっとちゃんと働きましょう。」
6/3(金)
日本国旗をカゴの上にたなびかせてチャリをこいでいるおっさんを見た。
政治家のセンセイ方のやっていることを見ていると、
どうやったらあそこまで愚かになれるのだろうかと心底
不思議になる。
ある一つの世界にどっぷりつかっていると
確かに周りの目が気にならなくなる瞬間があるのはわかる。
それでも時々自分(達)のやっていることを客観的に
検証するという作業をするのは、ある程度の知能を持った
人間ならやるのが当然のことなんじゃないか。
「政治家のレベルが国民のレベルを超えることはない」
と昔からよく聞かされたが、断固反対したい気分だ。
どう考えても平均的な国民の知能レベルよりも低い面々が
永田町に集まっているとしか思えない。
解散総選挙になったらまたゴミ溜めみたいな候補者群から
誰ぞ選ばなならん。生ゴミよりは資源ゴミの方がきれいだわ、
程度の違いしかないのが情けない。
6/2(木)
昨日か一昨日の岩手日報に、こないだの演奏会の写真が
載っていたと教えていただいた。
毎日新聞の記者の方が来ていたのは知ってたが、日報の記者
が来てたのは知らなかった。いつの間に撮られていたんだろう。
というか、こういう場合肖像権とかはワシらにはないんだろうか。
例えば、我々のカルテットメンバーには新聞顔出し不可の
方もおられる。そういう人がいるということは考えていない
ということだろうか。まあ、公開の演奏会に出るということは
そもそも演奏会における肖像権はないと考えるのが自然
なのかもしれない。
evernote というソフトをダウンロードしてみた。
してみたはいいが、何の役に立つのかいまいちよくわからない。
ファイルの整理?ファイル内の文字列検索ができるという
触れ込みだったが、少なくとも無料バージョンではpdf ファイル
内の文字列検索はできんな。それができたとして、さて
なにすればいいんでしょうか。
浪人生受け入れたぞ。今年も緊張感あるなあ〜。
6/1(水)
Aちゃんは豪快に30分遅刻してきた。学校で先生の訓話が
長引いたんだそうな。student をstusident (どうやら
president とstudent をごっちゃにしたらしい)
と間違えたり、book をdook と書いたり、
いったん玄関を出てから玄関にある靴べらに気がついて
もう一度靴を脱いで靴べらを使ってみたり、
今週もAちゃんは炸裂していた。
お母さんが言うように本当に二、三年で落ち着くんでしょうか?
中2の生徒は一通り中学英語が終わっているので、
年度初めから「日本一周」と称してある年度の47都道府県の
公立入試問題を解かせている。北海道から始めて今日は茨城。
ようやく東北を終えたぞ。
高校入試問題は岩手県のものぐらいしか見たことなかったんだが、
色々な県の問題を見ていると、それぞれの県に特有なものと、
どの県にも共通のものがある。
どこの県にも共通なものは対話文だ。高校入試には中学生時代も含めて
全く興味がなかったので、ここ20年の傾向なんてのは
よくわからんが、それにしても対話文が多い。
おそらく「使える英語を」みたいなスローガンを
社会や文部省が唱えたからなんでしょうな。対話調の
文を教科書や入試問題に入れたところで英語が
しゃべれるようになるわけではないというのは
誰にでもわかる(はず)。英語がしゃべれない、というのは
単純な練習不足ですわ。基本単語を丸暗記することと、
基本的な文法練習をちゃんとやることをやってから
その次のことを考えたらいいんでないの。
あとどこの県にも共通なのは、ALTや留学生との
対話文。ALTも留学生もワシらにとってはお客さん、という
前提が丸見えの「ALTが日本を去って帰るときの帰国挨拶」
みたいなのばっかり。
子供達が英語の必要性を認識するようになる
手伝いになるとは思えない問題設定だ。そもそも
英語を必修にする必要性なんてのはないと塾長は思ってる。
こないだ大阪府でALTが数日でクビになったというニュースが
あった。ALT派遣会社というのがあって、そういうところから
府が英語教員の供給を受けていたんですな。初めて知った。
経費削減のためだろうね。
でも、ALTを今のような補助的な役割で使い続けるならば
わざわざネイティヴを使う意味がない。だから
そもそもALT自体が必要ない存在ということになる。
上手に使えばお互い幸せになれるだろうに、
文部省も教育委員会も学校現場も教育理念や方針を全く持ち合わせて
おらんようだ。ほんとに無駄だ。上部機関
と無能な現場上司の存在が。
県が特色を出している設定もある。例えば宮城県は長文問題二つ
にシエラレオネの話題を出しているし
(ワシ、シエラレオネがアフリカのどこか知らない)、山形県は
対話問題で男の子が女の子をデートに誘う問題と女の子が男の子を
デートに誘う問題を出していたりする。ちなみに今日取り組む茨城では
対話はすべて同性同士になっている。入試問題を解くことよりも、
出題者の好みについての話題の方が生徒も興味があるようだ。
一昨日の演奏会の開始直前、トイレの前で
友人のEric さんと会った。演奏会前はトイレに
こもるに限る。共演者には言えなかったのだが、
演奏には直接関係のない友人だから「ワシ、
うちに帰りたい」と言えた。
演奏会前っていつもそう思ってる。舞台袖で
どうやったらこの状況から逃げられるかばかり考えている。
ということYJ君に話したら、彼は演奏会前や演奏会中に緊張するという
感覚が全然わからないらしく「???」という顔をしていた。
彼は本番でも絶対緊張しないんだそうな。タフで羨ましい。