5/31(火)
昨日の打ち上げは鯛料理もといタイ料理だった。
香辛料が随分効いていたので予想はしていたが、
今朝クソをしたら肛門がひりひりした。でもうまかったからいいんだ。
寒い。朝起きたら室温が12度だった。もう明日は6月ですぜ。
5/30(月)
演奏会は無事終了。今録音を聴いている。
昨日のリハーサルに比べると二重奏の出来はそんなにひどくない。
何が変わったのかよくわからん。
今日は心肺系の緊張は最後までなかった。
それはよかった。心肺系の緊張ってのは、
心臓がドキドキしたり、息がしにくくなったりするやつ。
あと一息取れない緊張が、指先が滑らなくなってシフトが
できなくなるやつと、右肩に力が入るという困った癖。
本番以外には出ない症状なので、
練習のしようがない。本番回数を増やせばいいのだろうが、
まあ、現実的には無理だ。どうやって折り合いをつけていくのかが
悩ましい。
ソロソナタは片桐の独壇場だった。リハを聞いて曲順を変えて
よかった。やっぱ上手な奴を最後に持ってこなくては。
塾長の方は心肺系の緊張はなかったけど、指先が滑らない系
の緊張のおかげでポジション移動がちゃんと出来ず、
音程がとりにくくなっていた。
ピアノのお姉さんは本番でいつもよりも気合いが入って
いたのか、ガンガン弾いてくれた。
ペダル長すぎるです。本番で爆発するのはやめてえ〜。
録音を聴く限り塾長は割とちゃんと弾いていた。
もっと色々やらかしたような気がしていたのでちょっと意外。
録音では今丁度シューマンが始まった。
舞台袖で聞いてたよりはピアノがよく聞こえる。
ヴァイオリンの音のつやも生で聞いてたほどはない。
ということは、塾長のチェロも今録音で聞いたよりは
いい音でてたんだろう。そう信じたい。そうに違いない。
そうでも思ってないと生きていけないです。
二、三年前ぐらいから石原学舎の貧しさが少しずつ
解消されてきて、もっぱら中国産だった食材が
国産になりつつあった。実際には産地をすべて
チェックしていたわけではないのだが、
意図的に格安の中国産を選ぶのをやめた
ので、国産比率は随分上がったと思う。
メラミンが入っているかも、とかいう理由というよりは
中国のデタラメで誠実さのかけらもない
(まあ、あるはずもないんだが)食材は、
貧乏なとき以外はわざわざ選ぼうとしないように
しなくちゃ、程度の理由であった。
最近は関東以北の食材を意図的に避けるように
している。セシウムが検出されたからというよりは、
とりあえず売ったもん勝ちだがや、という姿勢が
中国産そっくりに見えるから。
塾長はもともと食糧自給率が低いのは何だかなあ、
という考えを持っていて、一次産業を
無条件に尊敬するところがあったんだが、
残念ながら今回のことで百姓は結局
東電と同じような精神構造の連中の寄り合いだと
痛々しいほどはっきりとわかってしまった。
出荷しなければ被害者のままでいられたのに、
ほんとにアホな連中だ。
自分たちの強みと価値をわかっていないと
自営業者も大企業もやっていけないなんて
子供でも知ってるよ。
まあ、日本はもう終わっていて、震災後のことを考えても仕方がない
というならそれはそれで一つの考え方であるとは思う。
実際、全く先が見えない状況だし。
ちなみに生協では北関東産の野菜を売ってる。
「頑張れニッポン」のつもりかもしれないが、
やっぱずれてる。昔は成分がわからないから
といってコカコーラすら店頭に並べていなかった
のに、今ではろくすっぽ調べもせずに北関東産の
野菜を並べているのだ。
ここにも自らの存在価値を無にしてしまった企業がある。
5/29(日)
明日の演奏会に向けて本番会場でリハーサルをしてきた。
よく響くので気持ちよく弾いてきた。
んが、録音を聴いてげんなり・・・修行が足らんなあああ。
というわけで、明日聴きに来ようと思っておられる
奇特な皆様、募金だけして帰った方が気分よく布団に入れる
ことでしょう。
こないだPodcast 聞いてたら、みうらじゅんと
山田五郎が「『就職が決まって〜、髪を切ってきたとき〜』
って、順番逆だよね。長髪じゃ当時だって就職決まらなかったって」
と言ってて、そのような当然のことにこれまで全く
気づかなかった自分に今更ながら呆れたんであった。
5/28(土)
昨日、上田公民館までチェロを担いで練習に行って帰ってきた
だけなのに、肩と足が筋肉痛になった。
上田公民館なんて、すぐそこなのに。どれだけ運動不足なんだろう。
5/27(金)
散髪した。半年ぶりのセルフカットにしては
うまくいったと思う。でも、
今日来た生徒からは「自分で切りました?」って聞かれちゃった。
そりゃ、一メートルの距離で見れば素人仕事は明らかだわ。
上田公民館で30日のチャリティコンサート練習。
音楽室ってのはどうしてああ響きが悪い内壁
にしているんだろう。防音対策と、室内の響きの良さは
何の関係もないはずなんだけど。響きが悪いと
力が入ってよろしくない。
塾長の友人には、響きがいいところで弾くと「響きに助けられた」
という自虐的発言をする連中が何人かいるが、
そもそも演奏というのは演奏者と楽器だけではなく会場
(それと観客のお洋服)が合わさって成立するもので、
響きのないところで無理矢理響きを作り出そうとする
ことが傲慢というか被虐趣味なんだと思う。
明明後日の会場は大変響きのいいところなので楽しみなのだ。
録音を聴く限り割とチェロは健闘しているが、
ブラームスの終楽章フーガはピアノに完全に負けてる。
ペダルをほとんどとってもらたけど、音域が
ピアノに挟まれているのでどうにもならない。
無理はしないようにしているので、チェロが大きく乱れることは
ない予定。難しい曲だなあ。
うちの生徒が通っている鍼治療院には、
草むしりをしていて腱鞘炎になったおばちゃんが
いるらしい。
数日前に決心した草むしり計画だが、やっぱやめた方が良さそうだ
(と、易きに流れる)。
5/26(木)
Luigi 君の上をアリが歩いていた。ニスに使われている
蜂蜜系の成分に寄ってきたのかもしれない。夏が憂鬱だ。
石巻の学校給食がいまだに牛乳とパンプラスαしか出ないらしい。
訳がわからん。もう二ヶ月経ったんだぞ。
道路もある程度通っているだろうし、なぜ給食センターにこだわる?
こういう教育委員会or行政を本物の能なしという。
食い物と寝るところって、最重点項目だろうが。
言ったとか言わないとか、中断したとかしないとか、今となっては
どーでもいいことだろう。マスコミはちゃんと仕事しろよ。
行政がやらねえなら自分らでホットスポットを探すべく線量計もって
全国飛び回るとか。ほんとに使えねえ奴らだ。
「お前が一番使えないんじゃ」という突っ込みはあえて受け取っておく。
5/25(水)
そういえば今日は死んだ父方のじいちゃんの命日だ。
随分昔のことだが、父方のばあちゃん
と母方のじいちゃんがまだ健在というのがすごい。
石原家は長寿の家系のようで。
今日はAちゃんデー。
塾長「『私は医者です』がI am a boctor. になってます・・・」
Aちゃん「?」
塾長「あれれ、よく見たら『彼は先生です』が
He is a teasher. じゃないですか。
はい、じゃあ書き取りの練習をしましょう。」
Aちゃん「きゃはは」
bとd,pとqは結構区別が難しいみたい。
そうこうしているうちに、いきなり靴下を脱ぎ始めて
何をしてるのかと思ったら、床に貼ってある(というか
いつの間にか貼ってあった)シールを裸足の足の爪で
はがそうとしていた。一体何を始めるんですか・・・・
小学生を飽きさせずに勉強させるのは難しい。
教員として一番技術が必要なのは小学校の先生だと常々思ってきたが、
この二ヶ月でそれが正しいことがAちゃんによってはっきりと証明された。
塾長は未熟者だ。
5/24(火)
久々に6時起きしてみた。一日が長いね。
そろそろ雑草が生え始める季節になった。
今年の塾長はひと味違って、玄関から
外の水道までの間だけは雨の次の日を狙って
草むしりをしているのだ。
こうすることによって少なくともカブの洗車だけは
庭がブッシュになっていても出来る。いつまで
この決意をキープできるんだろうか。
毎年のようにタンポポが増えていく。これを
ねずみ算と言わずして何という。
シエスタしていたら、うちの生徒じゃないはずの子が
来てびっくりする、という夢を見た。
だけど、その子も保護者の方もどこかで見たことあるような気がするんぢゃ。
多分、うちの複数の生徒と保護者がごっちゃになった人間が夢に現れた
ということなんでしょうな。
5/23(月)
以前、「ふけがでるんだよね」と生徒に言ったら
「安物のシャンプーを使うからだ」と言われた。
それで、こないだホーマックに行ったときに
これまで使っていたボトル500円ぐらいのから800円ぐらい
のに変えた。ふけの量は少し減ったような気がするけど、
臭いが嫌いなのだ。香料なしのシャンプーとか作ってくれないだろうか。
電気カミソリが壊れた。刃をとって洗浄することが出来ない。
電気カミソリは使いやすいがそれなりにお値段が張る。
ということで、三本150円の安全カミソリを買ってしばらく
しのぐことにした。二枚刃だといまいち切れが悪く、
カミソリ負けしてしまってひりひりする。
ブラウンとかパナソニックの深ぞり電気カミソリを買うか、
買わんか、迷うところだ。
5/22(日)
いよいよ一週間後に迫ってきたコンサートの練習を
石原学舎で行った。今月は先週を除いて毎週のように
合わせ練習をしているというのが素晴らしい。
なんて練習熱心なおっさん達なんだ。
もう一つ朗報。片桐氏が調子の上がらない
オールドではなく、今回は調子のよいモダーンの楽器を
使うと決めた。ヴァイオリンもチェロも健康第一です。
ルードヴィッヒ二世のときは、こちらがどんなにガンガン音を出しても
ヴァイオリンの音に埋もれてこもりがちだったのが、
Luigi 君にしてからは、少なくとも自分のところにはくっきりした音が
聞こえてくるようになった。あとは塾長の腕を上げることですな。
日中韓首脳が雁首並べて風評被害
をなくそうとか言ってるけど、
どう考えても風評被害とは言い難い状況を
皆様はどのように判断なさっているんだろう。
そもそもこれまでに経験したことないような状況で
全くデータがないんだから「安全です!」なんて
言える口はホチキスで留めちゃいたいね。
基準値を超えたお茶や農産物は(そもそも
基準値の基準すらわからん)無理に出荷せず、
東電に買い上げてもらうか損害賠償訴訟を
起こすようにした方が我々消費者の印象は
悪くならないと思う。
がれきも福島のものは福島に残しておいた方がいい。
放射性物質がついていないがれきを処理してもらう、
とか言ってるけど、今現在がれきの分類を
福島で出来るとは思えない。がれきも農産物も家畜も、
とりあえず福島の外に出さないでほしい。
もう一つよくわからないのが、放射性物質を浴びたときには
服をビニールに密閉してシャワーを浴びるように、とか
新聞に書いてあること。で、その密閉保存した服は
どうしたらいいの?外に行くときにはまた着てもいいの?
それとも捨てろってこと?
5/19(木)
生徒のお母さんから「毎日かあさん」を借りた。
めちゃくちゃ面白い。夜中にぎゃあぎゃあ
笑ってる塾長は、端から見たら変な人なんでしょうなあ。
所々出てくる、妙に懐古的で感傷的な描写は
母親の視点てことなのかいまいち
しっくりこないんだが、バカ息子とちゃっかり娘との
やりとりは
毎回同じようでいて細部はバラエティに富んでいて大変楽しい。
西原氏の周りは結構まだバカな小学生が残っているようで、
慶賀の至りである。元気でバカなのが一番。
9−6が計算できないとそれはそれで親も心配になるでしょうけど。
今日はこないだのしゃぶしゃぶ大会で余った短角牛を
炒めていただいた。んまかったよん。
5/18(水)
本日のAちゃん
割とおとなしく座ってるなあ、と思ったらピアノ椅子の横にある
回転椅子に乗っかって回ってた。ピアノ椅子を用意しても、
横に回転できる椅子があると意味がないようだ。
その後、とうとう開かずの間のふすまを開けてしまった
Aちゃん。開かずの間は引っ越し以来全く何もしておらず、
段ボールやらがらくたやらが散乱している。
これまで開けた人は一人しかいない
(ちなみに開けたのは大人で、いきなりがらっと
開けるなり「うわー、これすごい!」
とのたもうた。開かずの間のすごさよりも、
大人が人の家のふすまを躊躇なく開けるということに、その場にいた
数名の方々の表情がかたまったのを思い出す)。
その後もAちゃんの冒険は続き、サンルームを覗き、
便所と風呂場を覗き、
とうとう冷蔵庫と冷凍庫の中まで見られてしまった。
曰く「冷蔵庫の中は意外とまともだね」
いやいやAちゃん、この冷蔵庫をまともだと思う
のはちょっとまずいかも。
石原学舎の一階はほぼ完全に制覇されてしまった。
本人は二階が見たくて仕方がないようだ。
これだけは死守せねばならない。
新しいチェロケースはよくよく見てみると楽器と接触している
部分が少なくて大変よろしい。
んが、なんか変な臭いがして喉が痛いのだ。
おそらくボンドに使われている溶剤が蒸発している
んだと思う。ということで、溶剤をとっとと蒸発させるべく、
昼間はケースを日干しにすることにした。
天気のいい日はケースの天日干しですな。
温度計を中に入れてみたら、今日ぐらいの日差しだと
直射日光に当てても内部の温度は30度まで上がらない。
真夏でどのぐらいになるのかということもちょいと計測したいね。
Luigi を炎天下移動させることが可能かどうかを確認しなくては。
玄関にあるヘルメットに気づいてかぶってしまったAちゃん。
どっかの漫画から出てきた小学生みたい。
5/17(火)
昨夜はしゃぶしゃぶ大会。
一度前沢牛と岩手短角牛のしゃぶしゃぶを食ってみたかったのだ。
一人でしゃぶしゃぶするのは寂しいので、人を呼んでみたと。
肉は合計2キロほど準備したが、思ったほど高価なものではなかった。
生協で販売されてる和牛の方が高いぐらい。
地元だから安いのか、そもそも松阪牛や神戸牛のような
気違いじみた値付けがなされていないだけなのか不明。
成人男性三名を含む、大人ばかりなので2キロで足りるか
微妙だなあと思っていたら、意外に皆様小食で
ちゃんと余った。冷凍しておいて別の機会に食べるだ。
塾長自身も以前なら平気で500グラム以上食べていた
はずなのに、とてもじゃないがそんなには食べられなかった。
胃袋の能力が確実に落ちているのと、味覚が少しずつ
変化しているのを感じる。霜降りたっぷりの前沢牛よりも、
赤身の短角牛がおいしく思えるってのはこの数年のことだ。
今日もまだ胃がもたれる感じで、結局朝食と昼食はなしにした。
肉は腹持ちが大変よろしい。
宴会は、高校生が一人とあとは初対面のご夫婦プラス知ってるご夫婦、
塾長合わせて合計六名。このぐらいの人数が宴会の臨界人数
というか、一つのテーブルで二つ以上の話題が出始める人数ですな。
話題が二つ以上になると、声をある程度張り上げなくてはならず、
塾長のように通らない声の持ち主にはきつくなってくる。
町の居酒屋が嫌いなのはこんなとこに理由があったりする。
周りがうるさいときにはほとんど塾長は聞き役に徹しなくてはならず、
しゃべりたいことがあるときには
「なんだかなー」という感じなのだ。
それでもまた居酒屋いしぴーは開店する。
昨日の宴会でもニンジン林檎ジュースの効能をお話ししたのだが、
本気では受け取ってもらえなかった。
生活習慣を変えるのは外部からの情報や圧力ではなく、
何かを変えなくてはならないという内的な欲求に基づくものなのだと
痛感した。
これからはニンジンリンゴジュースを人に勧めるのをやめよう。
ばあちゃんがデイケアに行くという情報を実家からもらった。
元気に動き回っていたばあちゃんも95になって
とうとう腰が立たんようになったのか、はたまた
ぼけたか、と思っていたら、むしろ元気すぎて
話し相手を捜しにデイケアに行くということがわかった。
だけどなあ、人の話を聞かずにしゃべり続けるうちのばあちゃん
に付き合わされる人々が増えるというのは、いいのだか
悪いのだかよくわからん。
とにかく絶対に自分の主張を譲らない人だから。
あのマイペースぶりがストレス軽減かつ長寿の秘訣なんだろう。
ばあちゃんの遺伝子を受け継いでる石原家の人間は・・・
誰じゃろ。ばあちゃんの骨格を受け継いでいる人間は沢山いるけど、
あのたくましさは誰ももってないような気がする。
少しでいいから塾長にも分けて欲しかったよ。
5/14(土)
意味不明なメールが同一送信者から二通。こんな感じ。
その一・・・了解
その二・・・こちらこそ、いろいろとありがとうございました。揃い次第連絡します。まだまだ、用事等で忙しい事でしょうがどうぞご自愛下さい。では、また…。
新手の迷惑メールなのか、何かの弾みでCcつけっぱなしなのか知らんが、
何に了解しているのか、一体塾長が何を色々してあげたのか、
さっぱりわからんよ。
もちろん塾長はこのような差出人を名乗らないメールは無視します。
読売新聞社など全国紙4社が、東日本大震災の報道について読者を対象にアンケートを行った結果、震災後、新聞読者の8割以上が新聞の重要度が増したと考えていることが分かった。(読売新聞)
嘘でしょ・・・ろくな取材もせずに大本営発表をなさり、
突っ込むべきところに全く突っ込まず、ヘタレ無知蒙昧ぶりを
まき散らかしているじゃありませんか。
テレビと新聞は今歴史的使命を終えつつあるということを
当事者が全く理解していないらしいところが痛々しい。
それなら次のメディアは何だと言われると、今のところ
特に決め手はない。メディアモラトリアムとでも
呼べる時代に入ってるようだ。
5/13(金)
エアコンなしで50パーセントの節電なんだそうな。
エアコン使ってない家庭は何すればいいの?
15パーセントの節電を政府が勝手に決めて、それを実際に
我々が実行すると思ってるんだろうか、実行できると思っている
んだろうか。
そもそも、一般家庭で普段使っている家電製品で何をどのくらい使わなければ
15パーセントの節電になるのかがわからなければ対策のしようがない。
こちとら特に無駄遣いをしているという意識がないわけで、
これ以上の節電をしようとしたら冷蔵庫を切るとか、
そのぐらいのことをしなくちゃならなくなる。
大体、うちみたいに新聞もテレビもない家庭が一定割合で存在するわけで、
そういう家庭については15パーセント節電しろという情報すら
伝わらない可能性もあるわけだ。節電ぐらいならどうでもいいが、
突然停電になって人工呼吸器が止まったり、突然原発が爆発して
逃げなくちゃならなくなってもどうにもならなくなる世帯が
あるってことなんですな。
人任せの生活パターンが身についてしまってもう後戻りができなくなっている
現代日本。
ジーンズにTシャツであればクールビズだと思っている
カボチャ頭に乾杯!!東京も名古屋も京都も、裸でも暑いんだよ・・・
30日のチャリティコンサートは
ピアノも入れていいという許可が出た(らしい)。
ということで、ソロソナタも弾きます。
被災地で音楽を、という声を聞くこともあるが、
少なくとも塾長が被災者なら、下手な演奏を聴かされるより
iPod かCDプレーヤーを与えてもらって
静かに放っておいて欲しいと思うだろう。
聴きたくない音を聞かされるのは苦痛なのだ。
そういう意味で、下手くそな演奏であったとしても、被災していないところで
人を集め、金を集める演奏会を
開いた方がずっと間接的被害が少なくて済む。
5/11(水)
Aちゃん「(プリントを見ながら)ん〜間違いがないなあ」
塾長「Aちゃんのチェックが厳しいから、ちょっと真面目に
校正しました」
Aちゃん「なんだ、つまんないの」
塾長「僕が間違えると面白いんですか・・・まあいいや。『医者』
って英語でなんて言うんでしょう」
Aちゃん「ムース」
塾長「???ナースのことですか?」
Aちゃん「それそれ」
塾長「それは看護師さんです。doctor って聞いたことありませんか?」
Aちゃん「そー言えばどこかで」
塾長「さてそれでは今度は小数の計算をします」
Aちゃん「いやです」
塾長「ん〜、このやりとりはかつてどこかでやったような気がするなあ」
Aちゃん「え、拒否った子がこれまでにいたの?」
塾長「はい」
今日はいつになく動きが激しく、一通りやることが終わったあとで
自習スペースのリクライニングチェアに横になり、その後椅子の上を歩きながら!
自習スペースを一周し、さらに塾長の書斎を一瞥し、
ホワイトボードにドラえもんの絵を描き、二階を見たいと言い、
三十分ほどうろうろしてから帰って行った。
ちなみにホワイトボードの向こう側の引き戸を開けて台所側を確認した
生徒は初めてだ。
「いや、すごい荒れてるね」そりゃ、Aちゃんがいつも見てる台所そのもの
ですから。
ドラえもんを描いているAちゃんの姿を写真に納めたので、
そのうち気が向いたらアップします。もちろん顔は写ってません。
チェロケース買った。赤いやつ。サイズ的にはやはりギリギリで、
弓は入れない方が良さそうだ。表板にちょっと当たっているっぽく、
傷がついてしまった。
テールピース側のびびり音の原因はわかった。
A線とD線の駒とテールピースの間の弦が
共振しているのだ。
ウルフキラーか
ミュートを挟んでおけば大丈夫。でも、そういうのをつけると
音がこもるからまあそのままにしておく。
ペグ側は収まったような気がしたが、まだびりびりするなあ。
どうしたものか。
5/10(火)
高2文系はベクトル事始め。うまく解説できないなあ。
解説しなくてはならないことは少なくて、頭の中も整理されているんだけど、
何か面白くない。詰めが甘い。
今日はマスクなしで買い物に出た。
もう大丈夫。一応今週いっぱいは薬を飲み続けることにしよう。
Luigi 君をずっと弾いていると、もうルードヴィッヒ二世には
戻れない。聞いている人にとってどうなのか知らないが、
弾いている人にとっては両者は違いすぎる。音も弾きやすさも。
34学会会長による声明(詳細不明)なる文書が出ているのを
発見。ほんとに大人が書いた文章なのかわかんないぐらい
意味不明。そのうち気が向いたら雑記帳でも紹介します。
笑えて、やがて脱力感に襲われる感じ・・・
生徒「肩が痛い。この・・・左肩が・・・」
塾長「それは右肩じゃないでしょうか」
生徒「そーだったね」
楽しい。
5/9(月)
Luigi 君はしばらくの間入院。
強い音で弾いたときにびびり音がペグとテールピース付近で
聞こえるため。どちらも近くでしか聞こえないんだけど、
気になり出すと気になるもんなのである。
ついでに、チェロケースも取り寄せてもらうことにした。
Luigi 君は少しサイズが大きいようで、横幅も
長さもある程度必要なのである。モンタニャーナモデルではなくて、
普通のストラドモデル(Piatti モデル)なんですけど。これで
入らなかったら、毎回運ぶたびにエンドピンを抜くという
作業をしなくてはならなくなる。ん〜面倒。
一年以上借りっぱなしだったI山先生のチェロを
返してきた。正月前に返す予定が、Luigi に夢中で
時間を作れず(作らず)、正月以降はばたばたしていた上に
雪が多くなってきて動く気が起きず、春になってからは
花粉と地震で動く気が起きず、結局予定よりも数ヶ月遅れての
返却と相成ったと。
お借りしていた楽器が地震で潰れたりしていたら間違いなく
塾長は夜逃げしなくてはならなかったに違いない。
無事に返すことができてよかった。これで石原学舎には塾長の楽器
しかなくなった。正しい状態だ。
そして、ついでなので最近ずっと調子が悪かった
左手を見てもらった。レントゲンを撮ってみたら
(何シーベルトぐらい被曝したんでしょ)、
前腕の小指側の骨が少し短いけど特に変なことはない、
おそらく練習のしすぎで腱鞘炎のようなことになっている
んだろうとの見立てであった。
湿布を処方されて貼ってみたら、30分ぐらいで
左手の違和感が抜けていくのがわかった。多分、
強力な湿布なんだと思う。少なくとも演奏会当日
に痛みで弾けなくなるということはなくなりそうだという
感触を得た。あとは、もう少し根本的に奏法や
準備運動を工夫するようにしなくては。
左手が温まった状態だと痛みや違和感がないことが多いと
伝えたら、I山先生は「それは正しい」とおっしゃっていた。
ある程度血行がよい状態キープせよと。
んだどもチェロの弾きすぎというのは違うと思う。
今回のきっかけの一つは毎日雪かきをしたことと、
テキスト編集・作製のためにちょっと長い時間パソコンに向かった
ことだったから。寸暇を惜しんでチェロを練習したのは確かだけど、
実質そんなに練習できてない。「年なんだから」ということだろうか。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる。
浜岡の停止命令は首相様がおやりになった唯一の正しいこと
になりそうだ。今回の決定を取り巻く様々な問題点
はさておき。
30日のチャリティコンサートは啄木賢治青春館の二階で
やることになったそうな。それを早く言ってよ・・・
二階でやるならピアノを入れられるから選曲の幅も広がるし、
もちっと気分的に楽ですのに。
選曲したワシらが悪いんだけど、今回のプログラムはちょっと
我々には(塾長には)難しすぎる。いやはや。
5/4(水)
今日は朝からAちゃん。
お母さんからいただいた座布団をピアノ椅子にのせたので、
今日は回らずに前を向いていてくれた。本人曰く
「背もたれが固いね」。だって、柔らかかったら
背もたれに寄っかかってだらけちゃうでしょ。
塾長「これは机ですか、を書いてみましょう」
Aちゃん「Is this a besk?」
塾長「何か微妙に違いますね。何が変なのかな」
Aちゃん「あ、○の向きが逆だ!」
塾長「そうですね。あれれ??ノートに書いた単語練習、
最初はdesk なのに、あとは全部besk になってますよ。」
Aちゃん「ほんとだー、きゃはは」
塾長「よーく見て練習しようね」
Aちゃん「ねえ、東大と京大どっちが好き?」
塾長「??え??まあその、どっちかなあ・・・
Aちゃんは東大に行くの?」
Aちゃん「考えたことない!(すでに前の質問には興味を持っていない)
『ごま塩ふりかけ』ふーん。」
塾長「あ、それは僕のご飯の友です。」
話がすすまねえ・・・
昨夜、岩手公園に花見に行った。以前図書館があったところに
立派な建物が建っていた。なんだろうと思って
工事の看板を見てみたら「盛岡歴史偉人?なんとか館」だと。
盛岡近辺にはすでに山のように啄木やら賢治やらの
記念館がある。この上さらに同じようなもの
(違うねん、という人もいるだろうけど、塾長は
違いのわからない男ですから)を作るという神経がよくわからん。
百年も前に死んだ連中のことなんてどうでもいいだろう。
全部一箇所にまとめちゃえ。いつまでも昔の人にこだわってるから
前に進めねえんだ。
ただでさえ金がないのに、赤字確実でかつ存在意義のない箱物
を作る奴らはほんとにバカだ。郷土の偉人では飯は食えん。
予算が余るなら貯金しなさい。土地が余るならもっと頭を使いなさい。
財源を地方に移譲しろと要求したところで、
こういう金の使い方をするから説得力ゼロだ。
ほんとに国も地方も上の連中は脳味噌と内臓が腐ってるぢゃ。
こういう下らないものを作る連中は偉人として後世に
語り継がれることはない。偉人として後世に
語り継がれるであろう、現代の人間
の邪魔をしないことが大切だと
わからんのだろう。
こないだラジオ聞いてたら、室井祐月が篠山紀信相手に
「このヌード写真集はいやらしくなくてきれいなんですよね」
とか言ってた。いやらしくなくてきれい、という言い方には
人間の本能に対する重大な欺瞞があると思う。
いやらしくない、エロのないヌード写真に一体どん
な存在価値があるというのだ。
ミロのヴィーナスだってめちゃくちゃエロいではないか。
写真でしか見たことないけど。
5/3(火)
四年前に石原学舎を卒業した第一期生のHNKG君から
電話が来た。
東北大を今春卒業して、そのまま(といっても専攻を変えて)
東北大大学院に進学したのだそうな。
希望に弾んだ声を聞いていると、こちらも嬉しくなる。
体をこわさない程度に無理をして頑張って欲しい。
長期休暇の時には、彼のやっている研究や大学生活について
特別講義か、セミナーでもやってもらおうかな。
それにしても第一期生が卒業したのは
随分昔のことのように思えるが、たった四年しか経っていないのだ。
四年を「たった」と思うようになったというのが年を取った証拠ですな。
左手の調子はずっと悪い。ゴールデンウィークが終わったら
医者に診てもらおうと思う。チェロを少し弾いて手が温まれば
痛みや違和感はなくなるのだが、そこに到達するまでが
こわい。
塾長の手の調子は悪いが、相変わらずLuigi君は絶好調。うーむ。
5/1(日)
天気悪いなあ。
安全神話という言葉には大変な傲慢さを感じる。
いつからワシらは神になったんだ。
正確に言えば日本人の作り上げてきた
"安全"記録だ。
スポーツと同じで、記録はいつかは破られる。
スポーツと違って、記録が破られたときに祝福はあり得ない。
ごくごく当たり前の事実があるだけ。
中田や本田と草サッカーをする夢を見た。
「パスセンスがいい」と中田に褒められた。
パスなんかした記憶がないんだけど。