12/31(金)

雪ががつがつ降ってら。朝夕の二回雪かきしたけど、夕方の雪は 水だらけで重たく、腕がしんどい。


今年の収穫

1. 腹八分目をほぼ一年間キープできた。
一番大きかったのは、朝リンゴニンジンジュース、昼 ネギたっぷり蕎麦、夜玄米主食というパターンを 作れたことだ。朝ジュースだけというとたいていの人 が「それで足りるのか?」みたいな顔をするんだが、 塾長のように朝からカレーライスと焼き肉を食べてた ような人間でもできるんだから、足りてるに決まってる。 現代人はカロリー過多なのだ。
あとはにんにく玉で体が温まってること。人間いくつになっても ささやかながら新しいことに挑戦することを忘れては ならんと思う。今年の冬はこれまでになく健康的だ。

2. チェロ買ったがゃ。
今年の後半の塾長の頭の中はほぼこの話題だけで しめられていたと言っていい。嬉しくて毎日 弾いて、眺めて、触ってる。ここ数日は左手の筋が痛くて 開放弦しか弾けないのがもどかしい。でも、開放弦だけでも 満足だが。来年は今年よりも人前で弾く機会を 作りたい。しんどさを感じない程度に。

来年の目標
卒業生を無事送り出すことが第一。あとは、 生活できる程度の人数の生徒さんを確保することかな。

12/30(木)

昼食はSSK先生とともに蟹鍋。 ほんとにんまかったです。最後は玄米を使った 雑炊で締め。すっかり満足してしまった 塾長は午後長いシエスタをむさぼってしまったとさ。


左手がちょっと腱鞘炎気味。チェロじゃなくて、 テキスト増訂作業で沢山キーボードを使っているから だと思う。ちょっと根詰めてパソコン入力作業すると こうなるのは不便だ。


化学はもっと勉強しなくちゃだな。

12/29(水)

昼の間に買い出し。トイレットペーパーと 台所の生ゴミ袋と大量のコピー用紙と ネギと餅とレトルト食品と豆腐と納豆。
これで正月は外に出ず生活できるはずだ。 結局餅を買ってしまった意志の弱い塾長。太りませんよーに。


夕食は蟹。味付けなしでもめちゃくちゃ美味くて、 ゆで加減もたまたまうまくいったおかげか身がぷりぷりで、 大変満足である。感謝感謝!!


昨年から自分のじゃない楽器を何台か貸してもらって 思ったのは、やっぱ一定以上の楽器を持った方がいい ということだ。
塾長の先代楽器ルードヴィッヒ二世は、お値段を考えると 非常によく鳴っているし弾きやすい楽器であると思う。 それでも、お借りした楽器やルイージ君だと もっとよく鳴るし、弾けなかったパッセージが楽に弾けるように なったりする。

というわけで塾長は最低でもルードヴィッヒ二世ぐらい、できればそれよりも 弾きやすくて音の出る楽器を持つことを強くおすすめする(誰に?)。 ほんとはルードヴィッヒ二世ぐらいのレベルの楽器で30歳ぐらいになった 中古品がたくさん出回っていると安くて弾きやすくて アマチュアとしては都合がいいんだが、 楽器屋さんでそういうのは見たことないんだよね。 新品のものならいくらでもあるんだけど。 弾きにくい新作の量産品よりも、同じぐらいの質なら 中古品の方が我々アマチュアには弾きやすい。 量産楽器の中古品だと値段が安くて実入りが悪いから 楽器屋は扱いたがらないんだろうか。不思議な世界だ。


三者面談の横で年賀状を書いている人がいるという、 シュールな石原学舎であった。

12/27(月)

灯油がリッター74円になったよ。もう堪忍してくれ。 ちょっと前に比べてリッター5円も値上がりするなんて どうかしてる。

ネギ一束198円というのもクソだ。 おい、政府の皆さん、国民の生活が第一じゃねえのか?


今日は朝9時から午後8時まで仕事。休憩は取っている が、食事をするのに十分な時間はない。明日で 年内の公式予定はすべて終わるから、あとちょっと頑張るのだ。 と、言い聞かせてみる。


うちの横の歩道橋から、立派なつららがぶら下がっている。 下は歩行可能な状態である。つららが落ちて、死人が出たときに 第一発見者になりそうなのがこわい。 一体どこに通報すればいいんだろう。手が届く位置にも、 何らかの棒きれが届く位置にもないのだ。

12/26(日)

朝起きたら玄関に雪が40〜50センチぐらい積もっていた。 階段の段々が雪の中に完全に埋もれてしまって、 階段がその下にあることがわからないぐらい。 こんなことになるなら昨日の夜のうちにもう一度ぐらい雪かきを しておくんだった。玄関前と車庫前の雪かきに三十分も かかっただ。明日は間違いなく筋肉痛。


石原学舎は(公式には)明後日が仕事納め。 今年も皆様にお世話になりました。いつも以上に 余裕のない一年だったため、いつも以上に 色々と不手際がございました。来年は もう少し仕事の精度を上げることが目標です。 スペルミスや計算ミスを減らすだけでなく。

12/25(土)

メリークリスマス。だけど、塾長は若干仏教寄り無宗教。


昨日の夜から雪がずんずん積もっている。気温が低いので さらさら。おかげさまで雪かきはそんなにしんどくない。 んが、朝雪かきしたのに昼過ぎに既に雪が積もっているのは 残念すぎる。


本日で石原学舎の総合英語C(大学受験レベル) は終了。総合英語Cは前半で重たい英文を 細かく分析しながら読み、後半では軽めで長く 論理的な文と物語をさらっと読む訓練をしてきた。

まずまずのところまで来たと自負しているが、 意外と基礎的な文法事項が引き出しから出てこない 、つまり能動的知識にまでなっていないということが はっきりした。これからは、引き出しからすぐに出てくるように アウトプットの練習と再確認作業を各自やってもらえればと。
これからは2年生が理科に、受験生は過去問演習ですわ。 2年生と浪人生を同じクラスに入れるという のが石原学舎の柔軟性であり、他の人から見たら「なんぢゃそりゃ?」 というところでもある。 英語は他の科目と違って1年生でも大学受験レベルに取り組めるということを 知らない人が多すぎるのだ。

12/23(木)

昨日は雨と風がすごかった。今日も雨がちょろちょろ降ったり やんだり。この時期に雨というのはこちらに来てからあまり記憶がない。 今年は今のところ暖冬のようだ。
この気温で暖冬であると感じるのはおかしいような気もするけど。


数学の問題を生徒に解かせていて痛感するのは、 計算力がないことが決定的に不利であるということだ。 難しい問題の、一番の関所を越えても、あるいは ヒントをもらって方程式なり漸化式なりが作れても、 その先のルーチンワークがスムーズに行かないとどうにもならない。 それに、どのような計算がルーチンワークに属するのかということを 知っていないと、ルーチンワークに持って行くための道筋を 自力で描くことができない。

というわけで、番外編テキストとして計算練習用の ものを作った方がいいのかなあと考えたりしている。 そういうことをしようとするとまた時間がなくなって えらいことになる。 それに、そもそもそんなのは生徒が自分で問題集から ピックアップすればいいことじゃんとも思う。

語学における基本的文法事項と単語も 単純計算に似たものがある。すらすらと和英、英和の 変換ができないと最初の一歩が踏み出せねえだ。


今年は冬になっても体重が増えていない。 毎日節制して、しかもエアロバイクも続けてるからだな。 残念ながら体重が減るということもない。 丁度平衡状態を保っているらしい。


そーいえば今日はイブイブコンサートの日だ。 京大オケのチェロパートは、例年12月23日に 四条河原町あたりに繰り出してチェロアンサンブルを冬空の下で やっていたのだ。チェロケースを脇に置いておくと、 幸せな皆様方がおひねりをちょいと入れてくれたりして、 その晩の酒代がほぼまるまるひねり出せたりしたものだ。
そんなしょーもないことをやっていたせいか、 京都の冬は寒かったというイメージが残っているが、 盛岡に比べればあの程度の寒さはひよっこみたいなもんだな。

あの催しは今でも続いているのだろうか。

12/21(火)

免許の更新をしてきた。 受付時間が午前午後とも一時間ずつで、 行列に並びっぱなしでイライラした。 塾長は行列が大嫌いなのだ。

更新料なんてのは、更新したくない人ははがきを 送ってください、みたいなお知らせをしておいて 全部自動振り込みにしてしまえばいいし、 講習なんてビデオ見るだけなんだから、個別ブースで 各自勝手に見させればいいじゃん。そうすれば 一時過ぎに現地に到着して、ビデオ見始めるのが二時過ぎなんていう ばかげたスケジュールにする必要はないぞ。

新しい免許はICチップ入りで、パスワードを二つ準備 しなくてはならない。塾長は予言する。 新しい免許の更新時期になったら、パスワードを 忘れたじいちゃんばあちゃんが免許試験場で 立ち往生するときが来ることを。
そして多分塾長もパスワードを忘れるであろうことを。


ルイージ君は目覚めるまでの時間が短くなってきた。 今だと15分ぐらいで臨戦態勢になる。ここまでこれば ほぼ即戦力といっていいだろう。 なんだか演奏会で弾きたくなってきた。

12/20(月)

玄関先に積もった雪が凍り始めて生徒から苦情が出たので (やはり苦情が出てからしか動かない塾長。出来の悪い 公務員みたいなものです)、ツルハシで氷をたたき割った。 3センチぐらいの氷だと結構大変で、今朝は右手も左手も 親指と人差し指の間の筋肉が痛い。一日で筋肉痛が出る ということは、まだまだ塾長も若いということだ。 アラフォーとか言って塾長をバカにしている生徒諸君、 ワシはまだまだ若いもんには負けんぞ。


昨日は音楽仲間と忘年会。先週に引き続き酒を飲むことに。
大変ありがたいことに、ヱビスビールとお肉の差し入れがあり、 どちらも皆様はほくほく顔で胃袋に入れておりました。 特にお肉の評判が大変良く「来て良かった!」と みんなが言ってくれました。塾長が買った訳じゃないし、 塾長が買えるようなお肉ではなかったので、 居酒屋いしぴーの主人としては全然威張れることではない んですけど。
興にまかせてキーボードでラジオ体操を弾き始めるお姉様や、 買ったばかりのチェロを弾きたくて仕方のない塾長などで 賑やかな忘年会であった。あっという間に12時ですわ。

ちなみにベースのなべさんが来るまでは、塾長一人に お姉様三人の状態で、誰かが「ハーレムだ」と 言ったのに塾長が答えて「アマゾネスに囲まれてるとも言います」 と申し上げたら怒られたどす。口は災いの元ですな。

12/16(木)

ハリーポッター第7巻読み終わった。面白かったです。 登場人物の役割は映画で第6作を観たところで予想したのと同じだった。 予想通りだったけど、最後の方はわくわくしてしまって、 結局今朝4時半頃まで布団の中でずっと読んでいたのであった。 それでも目覚めがいいのはにんにく玉のおかげだと 塾長は信じています。

出来の悪い小学生の読書感想文でもも少しましだ。


のだめカンタービレ第25巻読み終わった。いまいちでした。


数学や理科の公式丸暗記をバカにすると 公言している 塾長であるが、バカにしているのは丸暗記を目的にする ことであり、丸暗記という結果自体はバカにしていない。
というか、最低限の公式と解法を暗記するぐらい 練習しておかずして一体何を学んだと言えるのだろうか。 丸暗記以上のことをできるようになるためには、丸暗記を ないがしろにしちゃいかんよ。


今日は外に出た。

12/15(水)

先月の雑記帳左上に書いてあった「にんにく玉」とは 何だ?というお問い合わせがいくつかあった。

健康食品の一種で、いわゆるにんにく卵黄ですわ。 ただ、カプセルに入ったものではなく丸薬の形に なっているので、袋を開けるとニンニクの臭いがするし、 かじったり舐めたりしたら間違いなくすごい臭いになると思う。
生徒ににんにく玉の話をすると「またはじまった、健康の話が」 という、あからさまにうんざりした顔をされるのであるが、 にんにく玉はほんとによい。 寝覚めがよくなったり、昼間の眠気が減るということもさることながら、 冬の寒さをあまり感じなくなるというのが素晴らしい。これまでだと、 朝起きて暖房を入れるまでがたがた震えていたのが、 ヒートテック一枚で暖房のない台所にいても がたがた震えることはない。なんだか、体の中から熱が生まれていて、 その熱が体表一センチぐらいを覆っているような感じである。
冷え性の方に是非(塾長は別に冷え性ではないんだけど)。


今日も一歩も外に出なかった・・・

12/14(火)

今日は一歩も外に出なかったということに今気づいた。 引きこもり系塾長。


ハリーポッターをkindle で読めると いいなあと思ってAmazon を眺めてみたら、 Henry Putter みたいな題名の本が3ドルぐらいで 売られていて驚いた。

最初はバッタもんであることに気づかず 「なんでベストセラーなのに評価が低くて、しかも レビューも少ないんだろう」と 不思議だったのだが、よーく題名を見てようやく気づいた。
本家本元のHarry Potter はkindle ではまだ 解禁でないようだ。そうこうしているうちに あと150ページぐらいで読了してしまいそう。 英語自体は難しくないので、中学三年生から 高校初年級ぐらいの生徒さんが挑戦するには丁度いいかも。 よくわからんところはテキトーにとばして読めば、それなりに 読めるんではないか。


軽蔑されない応答例にはいくつか応募があった。 まあ、別に軽蔑されてもいいか、と思ったのであった。
塾長だもの。

12/13(月)

灯油の値段が上がった。 この時期の値上がりはきつい。昨年の同時期は、 リッター50円前後だったのが、今年はとうとう70円台に 到達してしまった。

「国民の生活が第一」とか言うなら、 北国の灯油を配給制にするとか、 めちゃくちゃな値段にならないようにしてみなよ。
そうすれば愛されるかもしれないし、 もしかしたらちょっとぐらい尊敬してもらえるかもよ。


昨日のカブ主忘年会は平興学校という もっきり酒を飲ませる店だった。 昭和の雰囲気が懐かしい感じ。 お母さんもお客さんも、初対面なのによくしゃべりますわ。 間違いなく1000円も使ってないのに、腹一杯ですがな。

京都にいた頃よく行った「あけぼの」を思い出させるような雰囲気でしたな。 あけぼのと違って料理は出ませんが。

しかし便所が外というのにはびっくりした。


不惑が近づき、親切な人々が塾長にヨメをと しきりに世話を焼いてくださる。
で、毎回「どんな人がいいの?」と聞かれる度に 「べっぴんで金持ち」と答えては「身の程を知れ」 「アホか」「死ね」のようなお言葉・視線をいただいている。
しかしである、他にどのような条件を述べればいいのか。 「気立てのよい優しい方」などと言ったら、その方がよっぽど 「身の程を知れ」ということになるのではないか。 あるいは「男でなければ誰でもいいです」 となると、いくら何でも失礼ではないか。

軽蔑されないような応答例を募集します。

12/9(木)

新しく我が家に来たチェロの名前は、 偉大な作曲家でありチェリストでもあったボッケリーニと 製作者自身の名前からもらってLuigi (ルイジ)と 決定。
今日は松本さんのところで、テールピースを ルードヴィッヒ二世のもの(ペルナンブコ製) と交換してもらった。工房だと音響がうちと違うので、 違いがどの程度なのかはっきりしないのだが、 うちで弾くと音の出方がはっきり変わったのがわかる。 音色がより開放的になり、低音側の反応がよくなった。 ちょっとした部品で変わるものなのだ。

あとはお金を貯めてエンドピンソケットを交換することが 目標だな。ソケットの穴がでかすぎて、 松本さんに「イタリア人っていい加減だよね」 と言われたのであった。 いい加減でないラテン人は(ポリーニとか ミケランジェリとか)偉いんですけどね。
雪がとける頃にはなんとか。


朝晩は冷えるね。雪が降ってたぞい。

12/8(水)

久しぶりにコメを買った(もちろん玄米!)。 夏にいただいた玄米が冬まで持ったのだ。 一体何キロ入っていたのだろう。

生協やスーパーのレジで沢山の買い物をすると、 レジのおばちゃんがカゴを運んでくれることがある。 あれは後ろで並んでいる人間からすると結構イライラする。 二人組でレジにいるならわかるが、一人でやってるときは 精算作業が一時中断する。お客はレジ係が荷物を運んでいる間、 ぼんやりと待っている。「そのぐらい自分でやりますけど」と思いながら。 荷物が多かったとしてもレジまで荷物を持ってこられたということは、 それをすぐそばのスペースまで持って行くことなど造作もない ことのはずである。無駄なサービスとしかいいようがない。

レジ待ちぐらいでイライラするのが余裕のなさなのかもしれない。


風邪引きさんが増えている。昨日は二人が風邪っぽかった。 塾長の喉にも違和感があった。
しかし、最近にんにく玉を欠かさない塾長は、朝になると すっかりよくなっているのであった。 ま、もともと風邪ほとんどひかないからね。アホですし。


床屋に行ってきた。あんちゃんに「自分で髪の毛いじります?」 と聞かれた。やっぱり見る人が見れば (見る人が見なくても?)素人がバリカンで 髪の毛切ってるのはわかるんでしょうな。

12/5(日)

昨日の発表会のドレスコードは、上下黒だった。 それで、黒シャツを着ようとサンルームにつるしてあった 黒シャツをよく見てびっくり。表面が カビらしきもので斑になっているではないか。 埃であって欲しいと願いながらこすってみたが、 残念ながらどうにもならない。ということで、 上は白シャツで出場することに。
上着を着れば黒じゃねえか、という突っ込みに対しては、 そもそも上着が行方不明であったのだと答えておく。

今回思い出したのは、京都にいた頃の出来事だ。 大学オケの定期演奏会が近づいてきたので、礼服を 押し入れから出してみたら、一面真っ白になっていた。 当然カビ。何が起きたのかよくわからずしばらく呆然としながら 理由を考えていたら、前回の定期演奏会後に 一度もクリーニングに出していなかったことと、 打ち上げでビールかけをやって、礼服のままビールまみれになった ことを思い出した。
カビが生えたから新しい礼服を買ってくれ、と親にねだることも できず、すがる思いでいつも使っている (といっても年に二回ぐらい)近くのクリーニング店に行った。 店のオヤジは洋服の青山の礼服袋を開けるなり「これは・・・」 と絶句したまま30秒ぐらいかたまっていた。 あんまり恥というものを知らない塾長であるが、このときは ちょっと恥ずかしい思いをした。結局「とれるかどうかわかりませんけど」 というオヤジに「いーからとりあえずやって」とお願いして 3日後にとりにいったら、ほぼ完全にカビは取れていた。 縫い目に入ってしまったものは少し残っていたが、その後 はそれが広がったということはない。

同じ間違いを繰り返すところが塾長のダメなところだ。


正論を述べても、聞き入れてもらえなければ何の意味もない。 人にものを教えるようになってからずっと、この出発点とも 言うべきところでつまずいているような気がする。

12/2(木)

生徒から「先生は悠々自適だ」と言われた。 夜寝る前にハリーポッターを読み、 時間が少しでもあるとチェロを弾く、 という生活のことを指しているらしい。

残念ながらこの生徒は悠々自適に含まれる 「金には困ってまへん、これからも 多分困りまへん」というニュアンスを忘れておられる。


生徒「・・・安土桃山、江戸、明治、大正、昭和、弥生??」

時間が戻ってるで。

12/1(水)

あっという間に師走だ。 師匠が走り回るぐらい忙しいから師走なんじゃなくて、 師匠の年齢になると一年が走り去っていくように感じるから 師走なのである。


新しいチェロが手に入って、嬉しくて嬉しくて 少しでも時間があると音を出している。 こんな幸せな時間は何年ぶりだろう。 物欲がむなしいものだと小学生の時に悟った塾長であるが、 十年越しの夢が叶うとなるとさすがにわくわく感が抑えられない。

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