11/30(火)

朝晩はとても冷える。水抜きと湯抜きはしているんだが、 それでも半分凍ってしまって、風呂場のシャワーのお湯が とても出にくい。水道管や、水抜き栓がダメになっている 可能性が高い。新しいものに交換するとなると、 真面目な工事をしなくてはならない(多分)。そりゃあ 面倒だし、金もないし無理だ。
だけど、今年の湯の出にくさはこれまでの数年で一番ひどい。 どーしたものか。

11/28(日)

Happy Birthday to Me!


普段は誕生日プレゼントを自分に買うことはない。 今年は自分にチェロを買ってやった。

11/21(日)

夜は友人家族が遊びに来て、教室で 鉄板焼き。これほど油が飛ぶとは思っていなかった。 床がつるつる。 床に食用油でできたワックスをかけたような感じですな。

11/18(木)

一日中チェロばかり弾いていた。 こんなの学生時代以来かもね。 指のたこもこれまでにないぐらい充実した大きさになっている。

追い詰められればまだこのぐらいは練習できる 体力があるとわかった。若いもんには負けんぞ。

11/17(水)

午前中、田園ホールでチェロの試奏をしてきた。 持って行ったチェロはA(350)、B(270)、C(75塾長のレオンハルト) の3台である。

まず、CとBを弾き比べると音量的にはB>>Cとなる。 この時点でレオンハルト君は(今日のところは)用済み。
次はAとBの比較。ホール中程で聞くとB>Aであるが、 ホール最後列だと差がよくわからない、とのSSK先生のお言葉。 録音を聴いても(音量的には)違いがわからない。 ちなみに舞台上ではA>>B。

ここでプロの方お二人PさんとQさんが登場。 Pさん曰く開放弦を弾くとB>Aであるが、 曲を弾くとA>Bあるいは互角。 Qさん曰くドヴォコンの冒頭、重音の響きならA>B

ホール最後部の聞こえ方に意見の一致がないなら、安い方の (といっても全然安くない・・・)Bでいいではないか、 という話もある。ただ、問題はそんな簡単でもなく、 手元で十分響きがないと「頑張らなくては」と 力が入ってしまってますます音が出なくなるということもあるのだ。 客席での聞こえだけでなく、舞台にいる人間にとっての安心感 も必要であると。
逆に、そもそも 狭い会場の場合は音が響きすぎて飽和してしまうのも困る。 お前がコントロールするんだろうが、と言われればそれまでだけど。

というわけで、単純にホール最後部での音量だけ聞けば いいや、と思っていたのが意外にも話がややこしくなってきて 悩ましい。
ちなみに開放弦をピチカートで出すとB>Aである。 一体何を判断材料にすべきなんでしょうね。 どちらも塾長的には十分満足なんだけど、 より満足のいくものはどっちなんだろう、と 欲が出てくるのが困る。


UFJが10年ぶりに法人税を納税、というニュース を見て「クソが」と思ったのは塾長だけではあるまい。 10年の不始末の分の税金も追徴課税しろよ。 どーせ金持ってるんだから、なんぼとってもええぞ。

11/15(月)

ハリーポッターに出てくる門番が誰かに似ている なあ、と30分ぐらい考えてわかった。

パパイヤ鈴木だ。


昨日の夜、左耳の聞こえが急に悪くなった。 これまでもそういうことは時々あったけど、 30秒も経たないうちに普通の状態に戻っていた。 今回は一時間以上続いたので耳鼻科に行ってきた。

検査をしたところ「異常なし」。よーく聞こえてるらしい。 昨日のは一体何だったんだろう。
iPad アプリに蚊を寄せ付けないという高周波を出す ものがあり、高校生には聞こえるけど大人には聞こえない、 というのがある。んだけど、塾長には聞こえるんだよね。 だから多分塾長の耳の部分には大きな問題はないんだろう。 多分。

11/14(日)

大きな荷物が届いた。梱包をほどくのが 大変だった。というか、これを送り返すことになったら それはそれでえらいことだ。


iTunes で映画を買ったり借りたりできるようになった ので、ハリーポッターの第一作をとりあえず観てみた。 二時間半ぐらいの映画で、ダウンロードに6時間・・・ ADSLだからしょうがないわな。 それでも絶対に光回線なんかにはしないもんね。

11/13(土)

こないだ岩手県の公立高校入試問題を生徒に見せてやったら 「こんなに簡単なのか」と驚いていた。
「ずっと前から付属の定期試験よりも簡単だって 言ってたじゃないですか」と言ったら 「それは石原先生にとって簡単だという意味だと思ってた」 とのこと。塾長は高校入試では冒険をしていないので、 私立の難関高校の問題は素直に難しいと感じる。 開成高校の問題とか見ると、今受験したら 間違いなく滑るのがわかる。東大や京大ならいつ受けても合格するけど。

与えられた道具で何とかするためには、その道具たちの扱い に熟練していなくてはならない。塾長は 大学入試の道具の扱いについては ある程度熟練しているが、高校入試の道具については 熟練しているとは言えない(あの、もちろん公立高校程度なら 十分です)。
要するに、高校入試の問題を見たときの難易度についての感覚は 中学生とそんなに変わりませんよということ。


来週はばたばたしそうだ。どれだけチェロを弾く時間を作れるか だな。

11/11(木)

我が輩は面食いである、らしいとわかった今日この頃。


石原学舎では高校英文法の初歩をやったあと、 構文のテキストを使って、英文の構文分析と日本語作文の練習 をする。和訳をさせて、こちらでチェックするだけなんだけど。
ちょっと複雑な英文だと珍訳・誤訳が 続出して面白い。

自分で英文の構文分析をして日本語訳を作って それをチェックするというサイクルは、自力で英文を読めるようになるための 訓練としてはかなりよいものだと思う。学校では そんなちゃんとチェックしてもらえないし、 そもそも自力でその作業をがっつりやる生徒というのは 高校時代の友人や、最近の高校生を見回しても皆無に近い。
ここでのポイントは、英文を単語レベルで捉えるのではなく、 もっと大きなまとまりで捉える練習をすることである。 辞書をフルに使う練習をする場でもある。 たとえば on the verge of という表現があったとすると、 ほとんどの生徒はverge という単語を調べて、 その最初にのっている語義しか見ない。
正しい辞書の使い方は、調べている語については最後まで辞書を読む ことである。そして語義の多さと日本語との概念の違いに「へ〜」と 関心を持つことである。 下の方まで見ればon the verge of 名詞(動名詞)が「〜寸前」 であることが書いてある。生徒の答案のチェックはそれなりに 時間がかかる作業である。 当然調べてなくてはならない表現が調べられていない のをみるとがっかりする。 辞書をきちんと調べる作業は 生徒側の仕事だと思うのだ。
時間はかかるが、それでも皆さんが日本語を使っている時間に比べれば 十分の一にもならないはず。語学の学習はもっと時間かけないと ダメだよ。


角館。紅葉は終わりに近いけど、 綺麗な町だった。 イタリア旅行に行った生徒が「町並みが異世界だった」 と言っていたが、戦後に失った日本の、というか それぞれの地域の景色が残念でならない。 統一感のないクソみたいな建物だらけ。 町並みや国土保全みたいな でかいことは行政の管轄だな。 ま、意欲も能力もないから無理か。

11/10(水)

安っぽい愛国心や、義侠心や、虚栄心は 論外として、愛国心や、義侠心や、虚栄心 すらない中枢部の人間に対しては激しい軽蔑のまなざしを 贈ってやろう。


きりたんぽ紀行は、結局きりたんぽを食わずに 角館のレストランでお上品なランチということになった。 野郎二人でちまちま飯を食うというのはどーにも様にならん。

肝心の目的は、秋田にある弦楽器工房で チェロを試奏させてもらうことだった。民家を改造した 工房で、しかも周りは山だったので最初は道に迷ってしまった。
話をしていると、イタリア楽器の悪口や、 消費者の無駄なブランド志向の悪口が始まって、 結構面白かった。確かにそれはそーだと思う。 アマチュア奏者は自分の耳に自信がないので ブランドに飛びつくということなんだろう。 塾長も自分の耳には自信がない。というか、 どんな音が出ているのか判断できない。 だから、できるだけ多くの楽器に触って おかねばとは思う。
イタリアの楽器を買うなら、同価格帯の他の楽器を はるかに凌駕するぐらいじゃないと無理ですな。 「弾き込まないと鳴らない」楽器は眼中にないです。 弾き込んで鳴るようになったとしても、その間の数年がもったいない。 現状で塾長の楽器よりもよく鳴るというのが最低条件です。 そこからさらによく鳴るようになるというのも当然です。 これって当たり前のことだと思うんだけど、 奏者にも楽器商にも「弾き込みをしないと鳴らない・・・」という ことを言う人が多くて困る。言い訳はいらんです。 30年後に鳴るようになっても、おいらチェロなんて弾ける体かどうか わかんないもんね。

11/9(火)

明日は秋田出張。きりたんぽを食べに行くという、出張。 それでも出張。忙しい、忙しい。

忙しいというのは嘘です。すみません。


石原学舎は基本的に塾長一人でやっているのだが、 塾長が教えられない科目を教えなくちゃならないときや、 テキスト作成作業や 編集作業がパンクしそうなときは外注することもある。

この秋は、英語の入試問題の生データの入力作業 をする時間がなく、しかも必須であったため 学生時代の友人ycに入力作業をお願いした。
とある大学の入試問題20年分以上というのは 結構な分量で、本当に助かった。仕事の合間に、 あるいは仕事終わってから、面倒な作業をしてくれた ycに感謝である。

で、問題は謝金である。「パソコンをくれ」 と言われて「え〜〜〜」と思ったが、よくよく計算してみると 時給1000円だとしてもパソコン1台分ぐらいにはなるね。
覚悟を決めてパソコン買うか。

11/8(月)

生徒のケータイに迷惑メールが 大量に送られているらしい「百万円ゲット!」 みたいなやつ。
昨日も一時間半の間に5回か6回は 来てたね。あっという間に500万円も稼げるなんて 羨ましいよ。

ちなみに塾長に送られてくる迷惑メールは 最近パワーアップしていて「150万円入金しました」 というタイトルが増えてきている。あんたに うちの口座番号教えましたっけ?
さっき通帳記入してきたけど、市民税が自動振り込みで 搾り取られてることしか確認できなかったよ。


みたけに改装オープンしたエムズ書店が すごいという噂を生徒から聞いたので、ちょっとだけ 行ってきた。確かにだだっ広い。 元々エムズ書店とスーパーが並んで建っていた のを、スーパーが潰れて(潰した?)合体させた のだ。売り場面積は盛岡一、ということは岩手一なんだろうな。

店内は書籍部と文房具コーナーとCDコーナーの三つに分かれていて、 書籍部についてはジュンク堂の方が塾長の見たい本が 揃ってる。参考書や問題集の類も中途半端な品揃えでいまいち。 まあ、一般向けの書店であるということですな。
文房具コーナーはこれまた微妙。銀座伊東屋の文房具が ちょろっとあったり、鳩居堂のコーナーがこれまた ちょろっとあったりするんだが、ほんとに申し訳程度なので 時間をかけて長々と楽しむということにもならない。 万年筆コーナーも中途半端で、塾長が触ってみたかった パイロット製回転式キャップレス万年筆は なかった。国産製品ぐらいは全ラインナップを揃えて 置いて欲しいものだ。どうせ売れないんだから、 せめて目の保養になるような製品を置かなくては存在価値が ないじゃん。万年筆については、平金と川徳とエムズ書店が どれも中途半端な品揃えなのがつまらん。三つの店に 中途半端な製品をばらまくのではなく、 どれか一つの店に充実したコレクションを展開して欲しい。 売れないことには変わりないんだから。

というわけで、夜12時まで開いていること以外は 塾長にはあまり興味のないタイプのお店であることが判明。

11/7(日)

鳩が初めて正しいことを言った。 曰く「クーデタである」

内側の問題を外側の責任にする流れが作られて、 結局右翼的な思想を一般ピープルが持つようになることがこわい。 戦争前みたいな雰囲気。戦争なんて経験したことないけど。

11/6(土)

今朝来た生徒が台所をまじまじと眺めて一言 「荒れてますね」

あなたは何も見なかった、ということにしてください。


中三の生徒二人が英検準二級の一次試験(筆記)に合格した。 めでたいめでたい。塾長は何もしてない ので、威張れないけどね。

11/5(水)

YouTube に出るんじゃないかと思ってはいたが、 ほんとに出ちゃったね。
報道だと複数回衝突したという風には読めない 記事もあったんだけど、どうやら少なくとも二回は ぶつけられているっぽい。

塾長はこんな下らないことについて心を悩ませることなく、 近々購入するであろうチェロと将来への明るい希望 に心躍らせていたいのに。騒音おばさんやゴミ屋敷と同じで、 迷惑な隣人が一番たちが悪い。


そうこうしているうちに朝鮮人学校の授業料が無償化された らしい。未履修問題ごときで大騒ぎしていた日本なのに、 日本を憎むための教育をしている朝鮮人学校についてはよしとする んですな。教員免許なんてどうでもいいと。

共産主義・社会主義を信奉するのは結構だが (両者の区別がついていない塾長)、 それと中国やソビエトや北朝鮮を賛美することとは全く別の ことだ。日本共産党や社会党はその意味で全く信用できない 危険な政党だと思う。支持率が一パーセントもないような ゴミ政党であっても政権中枢部に入ることができるのは 恐ろしい。
だいたい、国家公安委員長が韓国の反日デモに参加 してるなんて、ばばあになってもいまだに女子学生のつもりか? 気色悪い・・・


あんまり天気がよかったので、シエスタしてやったぞ。

11/4(木)

ダルビッシュ。


塾長は仕事中なので中継があったとしても見られないが、 日本シリーズは誰もが見られる地上波で中継すべきだと思う。
ほんとに民放はクソだ。


最近、盛岡の外に行ったことのある、あるいは現在住んでいる盛岡人の 話を聞くことが何度かあり、彼ら彼女らが盛岡の外にいることに 大変満足していた、しているらしいことを知り、驚いている。 こんなに水と空気のおいしい盛岡なのに。

と言いながら、塾長は生徒にはできるだけよその大学に行くように勧めている。 一度は外に出て、これまでより多少広い世界を見た方が 多分後々に生きてくると思うから。 戻ってくるにしても盛岡を捨てるにしろ、選択の基準が二つ以上あった方が いいでしょ。

塾長はもう大都会には住めない。見知らぬ人だらけで、 どこもかしこもぎゅうぎゅう詰めが当たり前で、だけどちょっと歩けば 上野公園や博物館やホールがあり、楽譜屋や楽器屋や古本屋街があり・・・ という環境と、ちょっと疲れたと思ったらバイクで小一時間走って 山の中、チェロ弾く時間も場所もある・・・ 塾長の価値観からするとわざわざ選択するまでもないのだ。

時間と能力(あるとして)をフルに活用していないという 批判は甘んじて受けよう。 塾長は勤勉を美徳とはしない、 シェスタのある国の住人である。

11/2(火)

台所の雑踏の下から何かの芽が出てきていた。 何だろうと思って確認してみたら、タマネギがあった。
タマネギなんていつ買ったんだろう。かろうじて記憶に残っているのは、 春先にジューサーを購入してすぐにタマネギジュースを作って 悶絶したことぐらいだ。タマネギって半年以上も生命を保ったまま 台所で生息できるものなのか?


合唱の全国大会から帰ってきたYJ君は すっかり魂を大阪に置いてきてしまったようだ。
「オレ、大阪に住みたい」「大阪は晴れてたのに、盛岡帰ってきたら 雨じゃん」「なんで盛岡はこんなに寒いんだ」

大都会にあこがれる気持ちはわからんでもないが(いや、 正直に言うと全くわからん)、水道水がまずくて飲めないようなところ に住むというのは大変だぞ。
「将来は大阪で働く」それは、考え直した方がいいんでないか。 遠いよ。

YJ君の大阪土産。 確かにたこ焼きの味がした。 というか、ソースとマヨネーズかければ たいていのものはたこ焼きかお好み焼きの味になるような 気もする。んまかったからよしとしよう。ありがとうさん。


風が吹くと二階の寝室の障子がやたらと揺れる。 すきま風だろうと思って放っておいたのを今日確認してみたら、 窓が開いてた。どーりで寒いはずだ。

11/1(月)

YouTube で宇宙戦艦ヤマトのヴィオラ五重奏版 を見て、そういえば小学校の時に キャプテンフューチャーという本を読んだことがあるなあと 思い出した。
アマゾンで調べてみたら、原作は外国人だったのね。 知らなかった、というか忘れていた。

それよりも、同じヴィオラ五重奏が津軽海峡冬景色 を弾いているときの顔つきが気に入らない。 ニヤニヤしながら弾いているのだ。津軽海峡冬景色という、 本来涙なしでは聞けないような演歌の名曲を、 ニヤニヤしながら弾くとは何事ぞ。 プロの演奏家たちは演歌をバカにしているのか。


雨がしとしと降っている。そんなに寒くない。 寒くないんだけど、いったん暖房を入れる生活にスイッチすると、 そんなに寒くなくても暖房なしでは落ち着かなくなる。 暖房に体が慣れてしまったということなんでしょうな。


合唱の全国大会に出た生徒は無事に帰ってきたのだろうか。

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