9/30(木)

天気がよかったのでちょっとぶらっとしてきた。
まず、万年筆のボトルインクを買うために川徳の上にある 丸善に。パイロットが出している回転式のキャップレス万年筆も 触りたかったのだが、置いてない。残念。
ついでに時計フロアでグランドセイコーの 実物を見てきた。見るだけだよ。「よろしければ、 お出ししましょうか?」はいらん。 店員たるもの、見るだけの冷やかし客と 買う意思のある客の見極めはすぐに出来ないといけない。

それからジュンク堂に行って、 中学数学の問題集をいくつかチェック。 中高一貫コースの中一の生徒が中二の範囲まで終わったので、 しばらく先に進むのは一休みして問題演習でもしようかと。 それで、いつも授業で使っている問題集ではないのを 探しに行ったのだ。
結論として、普段使っている問題集がいかに優秀であるかが よーくわかったのであった。難関私立高校の入試用 であれば別の選択肢もあるのだが、中高一貫校生が 使うであろう、高校受験関係ありません系の問題集は 今使っている問題集と何ら変わりないレベルと方針なのだ。 というわけで、現在使用している問題集をなめるように 使い倒すことに決定。年が明けた頃から中三数学に入ることにするか。

そのあとは御所湖の方から小岩井を回って帰ってきた。 山際はやっぱ寒い。もちっと厚着していくんだった。


光合成の授業で生徒の鼻と口を塞いだって、 呼吸できなければ光合成できるようになるとでも思ったか?

9/29(水)

ユニクロに行ってジーンズを買ってきた。 980円のジーンズはガキ用だった。 大人用は4000円したよ。ジーンズごときにこんなに出すとは 不覚だ。
ちなみに、破れていないジーンズもタンスの中にはある。 残念ながら今の塾長には履けないサイズのものだ。 29インチなんてのが入った時代があったことが信じられない。 今は31インチでぎりぎりですがな。

裾直しに30分ほどかかるというので(やっぱ、日曜日 でなくてよかった)隣にあるイオンを久しぶりに覗いてきた。 相変わらず塾長が楽しめる店は一つもない。衣料品には 全く興味ないし、本屋は中途半端だし、そもそも専門店街 をうたいながら専門店で売るようなものが何もないってのは どゆこと?


昼飯はすき家で250円牛丼。胃袋を満たすという、 ただその一点だけに集中した丼だ。コンセプトはすがすがしいが、 胃にもたれる。


クルム伊達は偉いなあと思いながら、 そういえば伊達公子と杉山愛の区別がついていないことに気がついた。


家族経営の破産した中小企業が国家を運営するというのは すごいことだと思う。

9/28(火)

銀行で振り込みをするとき、暗証番号を一瞬忘れて 慌てた。こんなことでは複数のカードや パスワードを管理できないぞ。
呆けてきたのか。


中学生の生徒が先週末行われた合唱の東北大会を 勝ち抜いて全国大会(神戸市)に出場することになった。
全国大会に出るなんてまずないことなのですごくめでたい。 本人はまだ余韻さめやらぬ感じで、心がどこか別のところに 行っていた。その割には問題を解かせるといつもより反応がいい。 感情が高ぶっていると脳味噌の血流が増えていい効果が得られるのか もしれないと思ったのであった。

学習というのはほとんどの時間を忍耐強い訓練で過ごすことになるのだが、 出来たときの喜びと出来なかったときの悔しさが大きい子の方が 伸び代が大きいという話を聞いたことはある。真偽のほどは定かではない。
塾長は出来たときの喜びが忘れられず、 しつこく難問に挑戦していたクチである。


国勢調査が始まったみたいで、うちにも調査員のおじちゃんが来た。

5年前は高校の学生寮にいるときだった。 寮生が20人以上いるため、全員分書き込むのが面倒だった。 それで「住所氏名等の個人情報は当方では責任持てない ので、学校の事務室に行って書いてもらってくれ」と追い返してしまった。 今更ながら、意味不明な言い訳だ。 そのときの調査員の人はそれでも塾長に書かせようとしたが、 塾長は無視して自分の部屋に引っ込んだ。

ほんと、5年なんてあっという間だ。
しかしまあ、かなり詳細な個人情報の収集をアルバイトにやらせる わけだから、総務省も市役所もいい加減な役所だよな。

9/27(月)

午前中はチェロのレッスンを受けてきた。 さらう練習曲が少なすぎると、また言われた。 そんなこと言われても、譜読みする時間がそんなにある訳じゃないし、 ねちねちいぢめてもらえれば十分時間稼ぎできるかと 思ってたんですけど。

親指の練習曲をやらせたいみたいで、次回からは シュレーダーに加えてグリュツマッハーの2巻も やってこいってさ。レッスンで取り上げられなければ 楽譜を開くこともない練習曲だ。ポッパー熱が下がってきた のに、また親指小僧にならなくちゃならないとは。


秋を通過して冬になったような感じ。 まだ灯油を買っていない。


家賃を払ってきた。ガス代はまだ払っていない。 生きているだけで 金がなくなっていく。

9/26(日)

ヒートテックとジーンズを買おうとユニクロに行った。 日曜日に行けば混んでるに決まってる。 裾上げに時間がかかりそうだったので、平日に出直すことにした。
しかし、ヒートテックは一枚1500円もするのね。 1000円ぐらいだと思ってたから当てが外れた。 逆に、ジーンズは1000円切ってるのがあってそれはそれでびっくりだ。

中国製品の不買運動を一人でやろうかと思ったが、よく考えれば ユニクロも中国だし、今使っているパソコンも中国だし、デジカメも中国だし、 家具も中国だし・・・いつの間にか日本は中国に占領されてるな。
というわけで不買運動はあっさりあきらめて、あからさまに「中国産」 と書いてある食品だけは買わないことにした。
腰抜け内閣の連中ってこんな感じ で外交方針の決定してるんぢゃねえのか。


4号線をカブでぼてぼて走っていたら、後ろから走ってきたカブ に合図された。なんとまあ、カブ専門店カブ八の藤根さんである。
ということでお店にちょっと寄って写真を撮ってきた。こんな感じ。





カブ屋さんなんだけど、売り物のカブはみんな売れちゃって 他のばっかり店内に残ってるのさ。


チェロ教室の生徒さんの時間変更のおかげで、 カルテットのメンバーが出てる演奏会をちょっと覗くことが出来た。
のっけからいかがわしい感じのラッパソロで始まって、それが 結構よかった。 県民会館中ホールは音響が悪いので、弦楽四重奏をするのには かえって音がクリアに聞こえてよいのかもしれない。 ただし、それぞれの楽器の直接音が美しくて強くないといかんのだろう。 我がレオンハルト君には力強さがないのだ。もう少し頑張ってくれ。 塾長ももう少し頑張るから。

9/25(土)

生徒があまりに寒がるので、そしてそれにつられて塾長も 寒いような気がしたので、エアコンの暖房を今シーズンはじめて 入れた。まだ灯油買ってないのだ。
灯油ヒーターに比べると暖まり方が緩くて電気代も結構食うらしい からそろそろ灯油買ってこないといけないな。


松茸ご飯のおむすびいただいた。美味!! 松茸を盛岡で食べたのははじめて。松茸だけじゃなく、 マイタケとかのキノコがおいしい季節だ。
おいしいもの食べて、ボーッとしてられるのが幸せ。


総合英語Cはテストゼミに。12月で石原学舎の高2向け 英語授業は一通り終わる予定。あとは、生徒の要望があれば 和訳英訳の宿題だけは続けるか、という感じ。英語については 教室で説明を受けなくてはならないことが理数科目よりも少ない ので、高校生向けの授業は実質一年半ぐらいしかやらないのだ (添削などはする)。それに石原学舎に与えられた時間は少なく、 自習できるレベルにある科目に時間を割いている余裕はない。

この4ヶ月間テストゼミで取り上げる 読解問題は主に物語であるため、生徒たちはかなり苦労するだろうし、 これまでの二回を見る限りかなり苦労している。 テストゼミでなく、予習を要求したとしてもかなり苦しい 問題だとは思う。しっかり復習をして、物語の読み方 に慣れてもらいたい。論説文については(スピード以外)大丈夫。


ヒートテックも4年目になり、かなり伸びてきた。 新しいのを買ってもいい頃かもしれないなあ。

9/24(金)

産直でニンジンとリンゴを買ってきた。 塾長の前に並んでたじいちゃんはキュウリを50本ぐらい 持ってた。何に使うんだろう。漬け物?


涼しくなったせいか、カブのエンジンの回りが少し悪い。


ややこしい隣人は迷惑だが、見方を変えれば 朝鮮半島や中国に生まれるよりはマシな運命を神からいただいた ということもできる。

尖閣でも沖縄でもくれてやっていいと塾長は思っているが (実際、日本政府は尖閣をくれてやったようだ)、 海底油田の掘削に失敗して海を汚されるのはあまりに迷惑すぎる。 分け前はただでやるから、工事は日本に任せてくれ。


最近気づいたこと。
石原学舎の二階は傾いているのだが、傾きの少ない所に 布団を敷いて寝ると次の朝の目覚めが大変よろしい。 逆に、しっかり傾いている所で寝ると、肩がこってることがある。

9/23(木)

寒い。室温が20度を切った。昨日堤氏が「東京は30度超えてる」 と言っていたが、ほんと盛岡に住んでてよかったよ。冬さえ 乗り越えられれば。


中国ってすげえ国だよなあ。 北朝鮮が膨張したみたいな感じだ。 というか、北朝鮮が中国のミニチュアってことだったのか。

朝鮮半島といい、中国といい、ロシアといい、 ほんと日本は隣人に恵まれてない。
自らの利益を最大化するために友好的な態度をとるという 程度の芝居も出来ない国や人とはつきあわないのが賢明ですな。


昨日の演奏会で、後半から塾長の目の前の座席に座った女は 香水が臭かった。粉みたいな臭い。満員電車と同じで、 ぎゅうぎゅう詰めの座席なんだから、臭いをばらまかないで欲しい。 パンフレットを挟む紙に書いてある「ちょっと気遣ったマナーのある おしゃれな鑑賞」が冗談にしか見えねえ。
ちなみに誰かのケータイが鳴ったとき塾長を睨んだじじい、

わしゃケータイなどという ガキのおもちゃは持っとらんわ、ボケ

9/22(水)

堤剛無伴奏リサイタルに行ってきた。県民会館の 音響がクソであることを割り引いても、よい演奏とは言えなかった。

1曲目のバッハは典型的な20世紀の名演奏スタイル。 のっぺりとした美音で淀みなく弾くならば、ピアノ伴奏をつけた方が しっくりくる。好みじゃないです。
2曲目のカサドが本プログラムでは一番マシだった。 バッハほど抑制をきかせる必要はなく、技術的にも 大して難しくない(難しそうには聞こえる)。
一番楽しみにしていた文楽は、なんだか肩すかしを食らった気分だった。 学生時代にかまちの下宿で録音を聴いたときは大笑いできるぐらい 衝撃的な音楽だったんだが、今日の演奏を聴く限り 中途半端な現代音楽という印象しか持てなかった。 大人になってから感受性がすり減っちゃったんだろうか?
最後のコダーイは何となく予想できたんだが、技術レベルが 曲に追いついていなかった。シュタルケルで予習してしまった のがまずかったのかも。堤氏の名誉のために書いておくが、 この曲の難しさは半端なものではなく、以前ラジオで聴いた ハインリヒ・シフのライブでは、第3楽章が完全に崩壊 していてどこ弾いているかわからない状態だった。 世界的に有名なソリストが、下手くそな音大生の練習レベル の演奏をしてしまう可能性がある所にこの曲の恐ろしさがある。

アンコールは2曲で、1曲目は知らない曲、2曲目はバッハの6番 ガヴォット。アンコールの1曲目が今回の演奏会で一番 いい出来だった。よくあることだけど、本プログラムがもっと いい演奏だったらよかったのに。

音響がデッドなので、直接音しか聞こえなかったが さすがに高い楽器を使っているせいか、直接音も結構強く 聞こえた。特に低音がぼんぼん鳴っていた。 でも、残念ながらチェロの音量はあの程度なんだなあと 認識せざるを得ない。ロマン派のコンチェルトはあの音量では 大ホールで聞かせられないだろうし、ピアノとのアンサンブルでも 若干厳しい。
どんなに頑張ってもあのぐらいなら無理して高い楽器買わなくていいかも と思ってしまったのであった。

ぼろくそに書いてきたが、そもそもいい演奏会に当たる確率ってのは そんなに高いわけではない。 盛岡で聞いたいい演奏会(感心した演奏会)は、 ロストロが学生連れてきたやつと、マーチンさんが弾いたブラームス のダブルコンチェルトとミネッティカルテットのハイドンと 鈴木秀美のベートーヴェンとヴィンシャーマンがやった ヨハネと庄司沙也香ちゃんかな。割合的には2割ちょっと切るぐらい。 悪くない打率ではあるような気がする。
ある程度お布施を出さないと、まともな演奏会には出会えないということですな。


今週月曜日に、4号線の向かいの串焼き屋が 開店した。夜、窓開けるといいにおいが飛んでくる。 居酒屋たむらほど敷居が高くないようだから、 そのうち行くぞ。今度こそ行くぞ。


村木氏がべっぴんだっただろうと思っているのは 塾長だけではあるまい。

9/21(火)

電話線が切れた。ネットがつながらないどころではなく、 そもそも電話会社への連絡すら出来ない。 携帯電話を持っていないので、とりあえず 公衆電話を探して(最近少ないね)大家さんに電話した。
しばらくしてから大家さんが来て、家の外を点検したところ 交換機のアースはこないだの草刈りで切れてしまっているが、 電話線自体は外から見る限り切れているようには見えないと。

それで辺りを見回してみると、近くで電話工事をしている ことがわかった。ライトバンで昼寝中のオヤジに 聞いてみたら、どうやら工事中に配線を間違えた らしい。しばらくしたら電話が通じるようになった。
いやはや、大家さんにはお手数をかけましたがな。 全然関係なかったのに。というか、電話工事で失敗するって ことがあるものなのね。

情報インフラというのは大切なものなんだと実感したのであった。


明日の化学の試験のために来た高校生。 体調不良でやる気皆無。早寝早起きが健康の元 ですがな。テスト前に夜更かしして勉強しなくてもいい 程度には普段から勉強しておきましょう。


明日はチェロリサイタルを見に行く。 すごく楽しみ。コダーイと黛「文楽」を見られるなんて 滅多にないぞ。特に文楽に期待している。

9/20(月)

午前中は学生オケチェロセクションの指導。 一年生はかなり弾けるようになっている。毎日 3〜4時間練習しているんだそうな。そりゃ、 ちゃんとした音出るようになるわ。素晴らしい。

確かに弾けるようになってきてはいるんだが、その一年生たちを チャイコフスキーの4番に乗せるのは無謀かつ時間の無駄ぢゃないか、 ということをお話ししてきた。エキストラも結構沢山呼ぶ みたいで、人数が足らないということもないんだから、 わざわざ弾けるはずのない曲に乗せるより、 序曲や協奏曲のような、とりあえず音が並べられて、アンサンブルの練習 にもなる曲を弾かせた方があとあとのためにいいと思うのだ。 第一ポジションが未だ固まらない人間に、フラット4つとか5つの曲を 与えるのは拷問に近い。
人事権はトップの子が握っているので、塾長はそれ以上のことは 言わないけど。


ゴルターマンの協奏曲を発表会でやるんだが、 音が全然とれない、CDを持っていないか、と 相談された(うちのチェロ教室の生徒ではない)。

ゴルターマンはいわゆる練習協奏曲・学生協奏曲(student concerto)と 呼ばれるもので、演奏会に耐えるものではないが、協奏曲に必要な 技術と形式を学ぶものとして、多くの学生さんが苦しめられている ものである。
塾長も数曲やらされたことがあるが、特にゴルターマンの1番と3番は オクターブと3度が延々と続く難曲で大変な思いをした。 ということを懐かしく思い出していたのであった。

音楽的には相当下らないものなので、うちの生徒には与えない。 あの手の曲でまあ、やるに値するのはダヴィドフの二曲ぐらいじゃないだろうか。 他のやつはメロディもパッセージも凡庸で、心が折れそうになる。 いい練習曲をきちんとやって、数少ないちゃんとした協奏曲をやれば いいんじゃないかと思う。
戦前からチェロをやっている先生に習った方々は(塾長の先生含む) これらの曲をやらせたがるようだ。ちなみにカザルスは 「下らない曲をやらなくても、いい曲はいくらでもある」 というようなことを言っていた。これに一票。

9/19(日)

手汗を激しくかくためにポジション移動がしにくい 生徒さんが、制汗剤みたいなシートを使っていた。 確かに、それで拭いてしばらくは指先がすべすべ状態をキープできる ようで、シフトが滑らかになっている。

今度の本番の時にポケットに入れておこう。


サンデル教授の講義映像を見ていると、 多くの生徒の皆さんは教授の話していることや、議論の内容を かなり詳細にレポート用紙に書き込んでいるようだ。 あとで読める文字なのかどうかはわからんが、少なくとも その講義の内容を出来るだけ頭と紙に記録しておこうという 意思が見える。

石原学舎の生徒はどうか。
ホワイトボードには本論と少しずれるので書かない けど「これは知っといた方がいい」としゃべったようなことまでノートに とっている生徒さんたちは、例外なく成績がよろしい。
どこまで貪欲になれるかってことなんでしょうな。

9/18(土)

三ヶ月ぶりにカルテットの合わせ(初見大会)。 ハイドンの作品20を3曲とちょっとやった。 予想のつかない音やリズムや形式があって大変面白い。

我々がイメージとして持っているハイドンは、 品行方正で明るく真面目なおとーさん、という感じなのだが、 どうしてどうして色々やらかしてくれている。
古典派の「正しい」形式というのは、実は 作品33辺りとモーツァルトのハイドンセット しか知らずに勝手に思い込んでいたものなのではないかと思う今日この頃である (塾長だけかも)。
作品20は形式的の点においても、響きの点においても かなり荒々しく、弾いていて高揚する。 他のメンバーがいいといえば、もちっとねちっこく練習して 人前で弾きたいな。

いずれにしても、ハイドンだけでこれだけ楽しめそうだというのは ありがたいことだ。体が動く限り、ほぼ一生遊べるってことぢゃん。


今日も大家さんが草刈りしていってくれた。見事に刈られた石原学舎の 庭でありました。

9/16(木)

昨日夜来た生徒が台所をまじまじと見て一言。
「あたしの部屋が汚いっていっても、これに比べるとすごく綺麗。 掃除屋さんに来てもらったら?」

うちの台所が汚いっていっても、学生時代の塾長の下宿に比べると すごく綺麗。


お祭りの寄付に1000円出したと昨日書いたら、 カブ屋の藤根さんから「100円で十分です」 というメールをいただいた。

そーなんですか・・・いまいち相場というものがよくわからん もので、一枚出しといたんですが。100円とか500円だと いくら何でもケチ臭いかなあと思って。いや、塾長は 確かにケチなんだけど。


人間様が過ごしやすいこの季節、チェロは弾きにくくなる。 指板と弦に汗と、皮脂がつきやすい気温なのだ。 ポジション移動がしにくくてしょうがないから、 消毒用のエタノールを布に含ませて指板と弦を拭いたら 随分よくなった。
塾長の楽器はアルコールニスだから、アルコールを楽器本体に落としたら ニスがはげてしまう(かもしれない。やったことはない)。気をつけなくては。

9/15(水)

来週の堤剛リサイタルのチケットを今日やっと買ってきた。 石原学舎の予定表には早々と書き込んでおいて、もしチケット 買いそびれたらどうするつもりだったんだろう。


中2の生徒が職場体験みたいなのをしてきたらしい。 川徳で四時間立ちっぱなしで疲れたんだと。 働くってのは疲れることなんですよ。

彼は店員さんに給料がいくらか聞き、18万円ぐらいと 知って大変驚いたそうな。お父さんお母さんによれば 「小泉改革のせいだ」と。

小泉氏一人のせいかどうかはともかく、最後の一撃を 与えた一人であろうことは間違いなかろう。 しかし、誰でも彼でもそれなりの給料と待遇を得ることが出来た 20年前までが例外的に恵まれていた時期なのかもしれない と思うこともある。正社員も非正規社員も今は大変だ。
よいポジションにつけないのは努力が足りないからだ、 という人もいるだろうが、ごくごく一部の優秀で勤勉な方を除けば 運不運の問題でしかないと思う。 傲慢にも卑屈にもならず現状を認識することが大切かと。

うちに来る生徒さんたちは比較的恵まれたご家庭のお子さんが多いせいか、 厳しい現実をよくご存じない。18万で少ないなんて考えてると 正社員の仕事にはありつけませんよ。よっぽど能力が高いか、 運がよくないと、20年前と同じぐらいの給与水準を求めることは できないんです。
ちなみに塾長は最悪月10万円でも生きていける。 それでもどん底生活とはほど遠い。一度くらい川原で生活 せざるを得ない状況に陥っていたら、もっと腹の据わった 人間になれたかもしれない。


秋祭りの寄付を求められた。ここに引っ越してからはじめてのことだ。 いくら出せばいいのか聞いたら「お志で結構です」とよくわからん 答が返ってきたので1000円出した。
このぐらいでいいのかね。

9/14(火)

日本の一大事に、下らない党代表戦をしてる 困ったおじちゃんたち。 他のニュースを書かない下らない新聞屋さんたち。 そもそもニュースになるようなことをしているのかどうかも あやしい野党の皆様方。

未来が見えない。戦中戦後の方がひどかったという人もいるが、 そもそも未来なんか見えるはずがない状況にいた人と、 何となく薄ぼんやりとでも未来を描ける状況を経験してしまった 人とでは公平な比較なんて出来るわけないでしょ。


ラジオで小沢と菅の演説を聞いていた。 二人とも「私には夢があります」とか言ってて気持ち悪い。 ゴーストライター同じだったのかね。 60過ぎたじじいが「夢」だなんて恥ずかしくないのだろうか。 塾長は直視に耐える現実を作るための道筋を聞きたかったね。
というか、思いっきりキング牧師の"I have a dream."の パクリではないか。本家本元の演説はすごいぞ。一度聞いてみ。

今日の演説だけなら小沢の迫力勝ち。 金も権力もなくなる瀬戸際だからなりふり構わんてとこか。 これで要職から再び干されたら多分検察がまた・・・


あれだけ昼夜問わず冷房をつけっぱなしだったのに、9月分の電気代は 6000円に届かなかった。使ってないときと比較して2000円程度しか 違わない。暖房に使う灯油代は一ヶ月で一万円弱かかるので、かわいいものだ。

来年も暑かったら遠慮なくクーラーつけるぞ。


業務スーパーの冷凍肉は脂が多くていまいち品質がよくない。 今日食べた鶏のささみは久々にちゃんとした肉だった。安いし。 業務スーパーの肉で大丈夫なのはささみとラムだけだとわかった。 それ以外の肉を買うときは生協だ。

9/13(月)

雨が降っている。地震が揺れている。いやはや。


除草剤をまいてからうちの庭を占領していた蔓草を、 大家さんが刈ってくれた。石原学舎の庭も 生態系なんだなあと教えてくれた蔓草だった。


ポッドキャストで流れている爆笑問題の番組で カブが話題になっていた。

「カブも別に悪くないよね」という田中氏に対し、 太田氏が猛烈に反論していた。 「悪くないとか、そう言うんじゃないから。 もともとがすごい名車なんだよ。かっこいいんだよ。 お前ら全然わかってねえな。どうかしてるぞ」

この二人はお笑い芸人として大して面白くないと思うが、 太田氏のことは見直した。えらい。

9/12(日)

最近また思いついたようにポッパーを練習している。 どうやら、一年に一度ぐらいポッパーやグリュツマッハーみたいな 難しいやつをさらいたくなる時期が来るらしい。
で、こういう曲をやるといいのは、指先のたこが立派になることだ。 なぜかはよくわからないが、親指ポジションで重音が沢山 出てくる曲をやるとたこが硬くなるのだ。 おそらく、ハイポジションだと弦高が上がって 弦を押さえる力が増えるためと、親指ポジションの練習曲は オクターブのスケールやメロディが多くて シフトだらけであるためだと推測できる (たこを作るための手っ取り早い方法は、弦をしっかり押さえた 状態でシフトすることだ)。

これまでの経験だと、あと二週間ぐらいで飽きるので、 それまでせいぜいしっかりたこを作るだ。


雨がしとしと降っている。普通に寒いんですけど。


総合英語C(重厚長大精読編)が昨日終了。 高校レベルで要求されるものとしてはこれ以上はないと言える ものであったが、うちの生徒はよく頑張った。あとは、 ちょくちょく見直して復習しつつ(これすごく大事)、学校や通信添削の問題で 精読の感覚を忘れないようにすれば英語に関しては無問題。

来週からは総合英語C(テストゼミ編)が 始まる。これは冬休みまで。より実践的な試験問題への取り組み方 を学ぶと同時に、速読・多読の訓練となることを目標にしている。
数学だと総合英語Cレベルを一年生や二年生にやらせることは 無理なんだが(めちゃくちゃ出来る子なら別だけど)、 英語については文法と構文の基本が出来ればなんぼでも難しいことに 挑戦できる。要するにパズル的能力と、ちょっとした背景知識と、 好奇心があればいいだけなんだから。
そういう意味で、教科書にあるような簡単な長文を 精読させるのは時間と知力の無駄遣いだと塾長は思ふ。 段階的に難しい長文に慣れさせるのも、時間がかかる割には 効果のない方法だと思ふ。そこが理数科目との決定的な違いだ。

9/10(金)

急に涼しくなった。そのせいか、風邪引いてお休みの生徒も。 そういえば去年もこのぐらいの時期に窓開けっ放しで寝て、 風邪引いた子がいたなあ。

体調管理も学習の大切な要素なのだ。


半年ぐらい前に実験的にやってみた、映像授業を また考え始めている(そのときは パワーポイントの画面で、 音声は塾長のその場でのしゃべり)。学校で与えられた課題を自力で解決 出来ない生徒もいるので、丁寧に解説したビデオ (Power Point かなにかで作ればいい)を 各問題ごとに作っておけば、そのレベルについてはうちで解説しなくて よくなる。そうすれば、学校ではほとんどやらないレベルの解説 だけをセミナーで出来るではないか。 こないだ見つけたLaTeXitのおかげで、プレゼンソフトに数式を 貼り付けることも簡単にできる。生徒数を減らす予定の来年 ぐらいから本格的に取り組んでみようかと思っている。

テキストが全部入ったiPad を貸与して、どこでも取り組めるように、 あるいは、解説ビデオをうちから持ち出せるようにするのも ありか。一人で出来る範囲を超えてきたような気がする。


元コーポ栄にトラックが止まってた。誰か買ったのか?

ついでに、4号線の向かい側は串焼き屋になるらしい。 今度カブ主総会をそこでやりませんか?


近くに出来たすき家に行ってきた。 牛丼戦争なるものを横目に、塾長はカレーを頼んだ。
塩辛い。カレーにはもちろん塩がたくさんはいっているものだが、 スパイスでごまかして塩辛くはないように思わせるのが 外食屋の技術じゃないのか。 今度行くことがあれば、280円の牛丼でも頼んでみるよ。

9/9(木)

水道料金を払ってきた。値上げしてるんじゃねえか?


アルクが出してるiPhone アプリで、 PowerWords シリーズというのがある。 しつこくしつこく単語の練習をするアプリで、 すっかりはまってしまった今日この頃。
英検を受験したときにこれがあればもう少し楽しく 単語を覚えられただろうに。一日十個覚えたら・・・ 一年で3650語増えるのか。たいしたことないな。

9/8(水)

今日は秋だった。


産直で茎の付いた生姜を買ってきた。んが、 生姜の部分はともかく、茎の部分をどうしていいのかわからん。
知っている人いたら教えてください。


昨日大家さん(オヤジさんの方)が来て、 車庫にかかっている蔓草を刈っていってくれた。
ほんと、何にもしない店子ですいません。

9/7(火)

朝方雨と風が強くて目が覚めた。障子がびしょ濡れになっていた。 このぐらい涼しいと過ごしやすい。晴れていて今日ぐらいの気温に なればベストですな。


冷凍ホタテとキムチがあったので、今日の夕飯は ホタテキムチ炒め。テキトーに混ぜただけだけど、 とりあえず食える。
酒のつまみみたいに思うのは気のせいだろうか。


気象庁的には、正しい測定法で測定した気温や湿度が ほしいのだろうが、一般庶民的には、 自分がうろついているところの実際の気温や湿度の方が 大事なわけで、そういう情報もテレビやラジオで知らせていいと思うのだ。
盛岡の気象台は山の上にあって、夏は低めに、冬も低めに気温が出やすい。 町中でどのくらいの気温になっているのかという、気候データとしては 役立たずでも、地べたで生きている人間にとって重要なデータ が公開されてもいいのでは。


Iさんから借りていた楽器を返そうとしたら「もっと弾いてやって」 と言われた。
とは言っても、最近は自分の楽器しか弾いていないし、 どうしよう?と思っていたら妙案がひらめいた。

スコルダトゥーラ(変則調弦)の曲用に使えばいいのだ。
そんなわけで借りている楽器は、15年前に挑戦して 玉砕したコダーイの無伴奏を練習するための楽器になった。 これならぶりぶり音出せるから、そのうちもしかしたら覚醒 するかもしれない。

9/6(月)

春に申告するのを忘れていたので、市役所から呼び出されて 申告してきた。

自宅で教室をやっていると、光熱費と家賃の半分は経費として 計上していいんだそうな。ありがてえ、しかし残念ながら 光熱費が経費になるなんて思ってなかったから領収書の類は 全部捨てちゃっていましたとさ。これからはきちんと保管・記録 しておこう。
書籍費は教材費に、文房具は消耗品になるらしい。 昨年度だと、教材費と消耗品と家賃を合わせて100万円ぐらい になっていた。いやあ、使ってますなあ。
市民税課のお姉さんの話によると「自営業の方は できるだけ色々と経費扱いにした方がいいです」 とのこと。はい、わかりました。


業務スーパーのレジで塾長の前にいたおばさまの Tシャツの背中に"Hardcore Porno" の文字が。 何度も読み直したが、そう書いてある。 ごく普通のおばさまで、特に危険な香りはなかった。

こういうのって、アリなの?それとも何かのプレイ?


カブで4号線を走っていたら、横道から左右を確認せずに 飛び出してきたじじいとぶつかりそうになったが、 じじいは気づかずにそのまま走り続けた。
その後も、赤信号で走り出そうとしたり、 後ろから見ていてかなり危険な空気を漂わせていた。 面倒かもしれんが、高齢者の免許更新には実技を課すべきだと思う。 落ち葉マークが人権侵害とか、寝ぼけたこと言ってる 場合ぢゃないぞ。

9/5(日)

今日のパーティのドレスコードは「軽装」 ということだった。軽装がドレスコードなのかよくわからんけど。
で、塾長はクソ暑い中礼服を着る気にならなかったので、 ジーンズとTシャツで出かけた。追い返されるかも しれないと覚悟はしつつ。
そしたら意外にも皆様本当に軽装で、中には塾長よりも ゆるゆるな格好の方もおられて安心した。 いずれにしても、もう少し外出時の服装のレパートリーを 増やした方がいいと思う今日この頃。

午後2時からのパーティで、食事時間としては中途半端なのだが、 会費分を回収しなくてはならないと考える貧乏人の塾長は、 出された料理を出来るだけ沢山胃袋に詰め込んだ。 おかげで現在は腹が張って、喉が渇いて仕方ない状況だ。 外食するとたいてい家に帰ってから喉が渇くのだが、 日本人は食塩を使い過ぎなのではないだろうか。塩味は 味覚のごく一部に過ぎないはずなのに。
メタボ基準なんて下らないもの作ってる暇あったら、 外食産業に一食あたりの食塩量を減らすような ガイドライン作らせた方がいいんぢゃねえか。

その前に食べ過ぎるなってとこか。


暑すぎるんだって。堪忍してくれ。


高校三年生はテストゼミ(数学、物理、化学)。 過去一週間に勉強したことについてチェックする感じ。 物理では、二体問題の運動方程式の立て方がいい加減で、 静止摩擦力の理解が中途半端であると判明。 運動方程式(ma=F)の左辺は、機械的に、図を描くまでもなく 書けなくてはならないのだが、意外にもmの部分は 注目している系の質量だけ書かなければならないという ことがわかっていなかったりする。
有機化学はパズル的で面白い。引っかけ問題で見事に引っかかってくれた。
数学はベクトル方程式。一次式が出てきたら直線・平面、 二次式が出てきたら円・球になるという認識と、式変形の 方向性を知らなかったりする。

出来なかったところ、知らなかったところはがっかりするのではなく、 「今知っておいてよかった」と思って精進してもらいたいものだ。

9/4(土)

ハイフェッツの名演をYouTube で発見した。 涙なしでは見られない。削除される前に見ておこう。

ハイフェッツ名演

9/3(金)

昨日伺った家庭教師先のお宅にカナダ人女性がいた。 とてもインターナショナルなご家庭なのだ。
その女性から「訛りのない英語ですね。」とお世辞を言われた。 「日本語お上手ですね」と同じようなもんだと知っているが、 褒められると素直に嬉しいものだ。

生徒のテキスト(一高の三年生)を見たその女性は、 「こんな難しいのを読んでいるのか」と驚いていた。 というか、対面コミュニケーションがろくに出来ないレベルの生徒ばかり なのに、読み書きだけはこのレベルのもの(まともな 英字新聞や、いわゆる「教育を受けた」人の読むような 本からの抜粋)が要求されていることが単純に不思議なのかもしれない。
確かに、そう考えてみると客観的には日本の英語教育は 偏ってる。ただ、塾長の貧しい経験から言うと、 その「難しい」英語をある程度読めるだけの文法力と語彙力と 背景知識を持っているおかげで、ガイジンさんとの 会話に困ることがない(相手に知的余裕があり、こちら の英語力に合わせられるなら)というのも事実なのだ。

「文法や読み書きばかりやってるからしゃべれない」というのは 論点がずれていて、文法や読み書きすらちゃんとやっていないから 余計しゃべれない、ということなんじゃないかと思う。


涼しくなった。30度を切るか切らないかでそう思うのは 異常だ。


悩んだあげく、メインのパソコンについては 延長保証に入ることにした。金かかるけど、 仕方ないや。

9/2(木)

財布を外に置き忘れた。そんな大金は入っていないけど、 とられなくてよかった。


昨日コーラのペットボトルを忘れていったMKちゃん、 あとから来た生徒さんたちが驚いてたよ。


体重がようやく69キロを切った。 最近毎日自転車こぎをしているのと、暑いのと、玄米を食べてるのが いいんだろう。冬になったらまた太るだろうから、 今のうちに痩せられるだけ痩せておかなくては。

9/1(水)

暑い、暑すぎる。


鳩山「ボクは一体何だったんでしょう」

紛れもない、これまで通りのあなたです。


八月はほとんど毎日冷房をつけっぱなしだった。 二年前に、死んだばあちゃんの遺産のおすそ分け を半分使って冷房を導入したのだが、 その年は結局十日ほどしか使わなかった。
生徒からも「全然使ってないっすね」 と笑われたものだが、二年経ってその存在感を しっかり示してくれた。ばあちゃん、ありがとう。 教室の写真にもちゃんとフレームを買ったぞ。

だけど、もう少し涼しい方がおいらは嬉しい。


平服で来るようにと指示されているパーティに 招待された。塾長の場合、Tシャツジーンズの次は 礼服なんですけど。どうしましょう。 礼服で、ネクタイをしなければ平服になるかな。
いつものことだが、ある程度フォーマルな集まりに 出るときは着ていくものがなくて困る。
一年に何度もあるわけではないイベントのために 洋服の青山でスーツを買う気にもならない。 というか、ワシ和服の人間になりたいの。ただ、 ネットで調べる限り、結構高いし着方もよくわからん。 でも日本人なら和服だろう、和服。

最近、和の心に回帰しつつある塾長。決して右翼ではありません。 念のため。

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