8/31(火)
四号線沿いに新しくできたサンクスに、
元々あったサンクスのアルバイトがいた。
まあ、そんなもんか。
モーツァルトを聴くと脳味噌がよく働くという
入試問題の文章を読んだ。影響されやすい塾長は
iTunes で早速モーツァルトの交響曲を購入した。
トン・コープマンがアムステルダムバロックオーケストラを
振ったやつ。
古楽器、特に管楽器は演奏が難しいみたいで、
よく「ぽへっ」という音が入っている。
ちゃんと修正しておけよ、と思っていたら最後に
拍手が入っていてライブ録音であると判明。
んー、それでもやっぱ修正しろよ。売り物なんだから。
それに、どっちにしても別のところで修正したりしてる
はずだし。
別に頭がよく働くようになったとは思わない。
当たり前だろ。
八月ももう終わりだ。例年に比べて忙しいせいか、
やたらと時間が過ぎるのが早い。
8/30(月)
暑い。これぢゃ名古屋と同じだ。何とかしてくれ。
四号線の向かい側はどうやら店になるようだ。
何の店かは今のところよくわからない。屋号は
できている。学習塾ではない。よかったよかった。
8/29(日)
後頭部が虎刈りになっていると指摘された。
へえ〜。
本日も暑い一日だった。外に出るのが面倒くさくて
(ここんとこ、涼しい日以外はほとんど外に出てない)、
晩飯は冷凍庫にあった冷凍豚肉と、冷蔵庫にあったキムチ
を使って豚キムチ。二日連続で肉をいただくのはちょっと
珍しい。
塾長の楽器選びのポイントは、
レスポンスの良さと音の飛びなんだが、前者は
自分でよくわかるのに対して後者についてはホールで人に弾いてもらわないと
わかんない。
最終チェックは本番で弾かせてもらってからということになりそうだ。
いつになることやら。
8/28(土)
今日は一日中外を出歩いていた。
朝9時に仙北町のコンビニでエリックさんと待ち合わせて
SSK先生とともに仙台へ。BGMは
三遊亭金馬と古今亭志ん生とこないだiTunes から持ってきた
サンデルの講義。
Gerry は文化祭とその後のインターナショナル系
お祭り(ごっこ)のために、相当激しく仕事をしていたが、
エリックさんはその辺の分けわからん仕事からは距離を置いている
ような印象だ。まあ、金にならない上に存在意義のないお祭りなんで、
そういうやり方もありだと思う。それにしてもよくまあ、仙台行きに
つきあってくれたものだ。
仙台行きの目的は牛タン第一。楽器店第二。
大阪のお店の支店で、思ってたよりもこぢんまりした店構えだった。
予算とかは全く伝えていなかった(というか、特に決めてない)にも
かかわらず、買えそうな値段上限を出してくるところが
商売人である。こういうとこはプロだよなあ。
とりあえずわかったのは、ある程度金を出せば音を出しやすい
楽器が手に入ること。
相変わらずよくわからんのは、その音が遠くまで飛んでるのかどうか
ということと、そもそも音色についての好みが自分でもわかってない
こと(音色の違いはわかるみたいだ)。
高い弓も使わせてもらったが、扱いやすさについてはよくわからん。
音色は確かに違う。でも、どれが好きというのが特にない。
緩い弓が気色悪いというぐらい。
そんなこんなで一時間ちょっと弾き散らかしてそのお店を後にしましたとさ。
楽器の買い換えはしようと決心しました。
やっぱ、レスポンスのよろしい、音のよく出る楽器はいいもんです。
来年になるか、再来年になるか
わかりませんが。
昼飯の牛タンは、お目当ての店に行列が出来ていたので、
行列の出来ていない、昼時にもかかわらず客が我々三人の
閑散としたところに決定。お二人が食べきれない分を塾長が
残飯整理させていただいたため、かなりあごが疲れた。
明日は筋肉痛に違いない。
牛タンの味を云々するほど牛タンを食べつけているわけではないし、
一人前1500円程度のランチで味をどうこう言うのもあれだが、
塩辛かった。というか、仙台も盛岡も全体的に塩が多くないか?
寒いからか、内陸での保存のためなのか、どうなんだろう。
牛タンを食った後は、エリックさんを仙台市内の会議場で下ろして
(何の会議だろう?)、今度は東和町へ。
東北道は北上付近でやたらと混んでいたが、ありゃ何だ?
大曲の花火見物か。BGMは坂本冬美と吉幾三。いい。とてもいい。
東和町では油絵を見ながらケーキをいただいた。ワシ、絵が下手なんだよね。
字も下手だけど。どうやったらあんな絵が描けるんだろう。
絵描きさんにならなくてよかった。
帰宅したのは五時過ぎ。ちょっとばてた。車の後部座席に座ってる
だけだったけど。
東北道であり得ないほどもたもた走ってた車のおっちゃんは、
本を読んでいた。え!?
東北道で片手運転してたバイクの兄ちゃんは、ケータイをいじっていた
ように見えた。んなこと可能なのか?
8/27(金)
昼飯を食った後で、SSK先生が来たので、
そのままアネックス川徳まで二度目の昼食。
明日の予定について簡単な打ち合わせをした。
出発は8時半頃、仙台到着は11時頃。
東和町には何とか15時過ぎぐらい行ければと。
何しに行くのかって?そりゃ言えねえよ。
昨日は練習しなかったんだが、まだ小指が少ししびれるというか、
重たい感じ。病院行くか。
8/26(木)
散髪した。手鏡で見える範囲では結構うまくできたと思う。
後頭部がどうなっているのかは自分では分かんないけど、
量子力学の原理によれば「観測しない限り、状態について
ものを言うことができない」ということだから、
塾長に関していえばどうでもいいことなのだ。
久しぶりに通帳記入してきた。
お利息210円って、手数料二回分ですがな。
いい商売ですな。
玄米を炊く準備を忘れていたので
(玄米を炊くには時間がかかるのだ)、
久々に白米をいただいた。白米も
おいしいものだ。
こないだ東大に来たという、ハーバードの
サンデル教授の講義をiTunes U で視聴した
(無料だぞ!)。塾長は新しい物好きで、ミーハーなのだ。
ほんと、今の学生さんは知的(ちと大袈裟か)刺激を受ける環境が整ってる。
やる気のある高校生、是非ともiTunes U やその他のオープンコース
を観なさい。無料なんだから。学校や、石原学舎
の授業なんかよりずっと面白いぞ。
いや、もちろん石原学舎の授業ももっと工夫して、より
皆様に楽しんで(苦しんで?)いただけるようには
努力しますが。
8/25(水)
今日はたまたまお休みの生徒さんが重なって、
ヒマな夕方だ。いつもよりは余裕を持って
授業準備とテキスト作成をすることが出来る。
最近、中学生用の英語テキストの練習問題数が足らない
と思うようになってきた。特に、基本的な表現や文型については
簡単な問題をこれでもかと言うぐらいに繰り返させた方がいいので、
新たな案を練らなくてはならないと思い始めている。
あと、文法事項のまとめを見やすい位置に置くなどの工夫もしなくては。
それに当然、ちょっとひねった問題も
なくてはならないので、うーむ、
作成作業には時間がかかりそうだ。
大学受験部については英文の入力作業を
部分的に外注するようになったのだが、
中学生用のテキストだと英文の入力作業よりも、
どのようなテキスト構成にするかに頭を使う方で
時間をとられる。
貧乏暇なし。
最近チェロを弾いていると左手薬指と小指の
手のひら側に痛みが走ることがある。
筋を痛めたのかもしれない。そんなに練習している
わけではないし、昔と違ってそんなに
無駄な力が入っているわけではないのに。
確実に老化が進んでいるということですな。
河合塾のサイトに(サーバーは日経新聞らしい)
過去問が沢山解答つきでアップされている。
去年までは、十年分ぐらい有名大の問題が全部あった。
必要があればいつでも持ってこれるわ、と思っていたら、
今年から沢山の大学がアップされるのが
昨年度実施分だけになって、それ以外の年度については
東大と京大しか残らなくなってしまった。
後悔先に立たず。とりあえず今春の分だけは全部
パソコンにダウンロードしておいたぞ。
8/24(火)
ちょっと思い立って、以前買った小豆を入れて玄米を炊いてみた。
さすが圧力釜、全然吸水をしなくても小豆が柔らかくなってた。
これで、買ったはいいがまずくて食えなくて放って置いた小豆を
処分できる。
スリッパを買った。「スリッパがヌルヌルする」
という生徒の苦情(以前の雑記帳参照)に応えたものだ。
ヌルヌルするようになっても元に戻るように、
ニトリで洗濯可能なスリッパ(そんなのが最近はあるのだ)
を手に入れた。これで文句は言えまい。
こうやって少しずつダメダメなところを減らしてゆくのだ。
自由英作文で自分の意見を述べよ、という問題が出たときには
自分の意見でなくてもいいから文法的に正しい英文を
筋道立てて書けばいい。それはわかっている。
ただ、あまりの愚問にイライラすることもしばしばだ。
かつて英検の1級を受験したときも、世界情勢を論ずるような
スケールのでかいテーマをA4一枚で書けという
問題にうんざりしていた。
今日、旺文社の全国大学入試問題正解(英語)を
ぱらぱらめくっていたら、今年の下関市立大で
次のような問題が出題されているのを発見した。
先月、ある会社が英語を勉強することについてアンケート調査
を行いました。1000人の大学生が次の質問をされました。
「英語を勉強する最もよい方法は何だと思いますか」。
アンケート調査の結果が以下のグラフに示されています。あなたは英語を勉強する
最もよい方法は何だと思いますか。なぜそう思いますか。
あなたの意見と少なくとも2つの理由を100語程度の英語で書きなさい。
(問題終わり)
これの下に、アンケートの結果として
「英語の映画を見る」「学校で英語の授業を受ける」
「留学する」「英字新聞や英語で書かれた本を読む」
「英語母語話者と英会話を練習する」「その他」
のパーセンテージがグラフで示されている。
このようなグラフがあるということは、このなかのどれかを
選んでそれを選んだ理由を書かなくてはならないと受験生は
考えるだろう。塾長もそうだ。
あまり頭の回らない素直な(naive なという意味)受験生が
その他以外の選択肢を選んで作文をするのが一番点数がよくて、
ちゃんと考えて「その他」を選んだ受験生は
途中で訳がわからなくなって筆が止まってしまいそうだ。
大学入試では優秀な生徒をとりたいはずなのに、
これでは間抜けな生徒の方が点数がとれるということになってしまう。
こういう愚問が出題されないことを希望する塾長である。
アンケートの選択肢がどのくらいバカげているかはちょっと
考えればわかる。そもそも、どのレベルの英語を目指している
かによって答は変わってくるはずで、そこが明示されていなければ
答えようがない。
「映画を見る」これはね、非母国語話者の到達できる最高レベル。
勉強じゃなくて、到達点ですわ。論外。
「学校で授業を受ける」ある会社のアンケートで
何でこんな選択肢があるのか意味不明。英会話学校のこと?
学ぶことと学校に通うことにはほとんど何の関係もない。
「留学する」友人で、イギリスとフランスに計1ヶ月ほど
留学していた子がいる。英語は"Hello""Hm,hm"だけ、フランスでは
"Tres bien!""Bonjour!"だけで通じたってさ。
「英字新聞や英語の本を読む」これができるなら
勉強なんかしなくていいだろ。
「英語母語話者との英会話を練習する」
留学するのと同じぐらいバカげている。
友人のアメリカ人が英会話スクールで教えていたが、
どんな話題を振っても日本人の生徒は英語で返してこないと
ぼやいていた。
「その他」まともに考えたらこれしかない。
内容を考えることと英語を書くことの両方が必要で、
制限時間内に受験生がちゃんとした英語が書けるとは思えない。
受験生の皆様は、下らない入試問題を出していない学校を
選ばなくてはならない。
8/23(月)
また暑くなった。一日中クーラーの効いた部屋で
黙々と作業をしていたのであった。
latexit というソフトがパソコンのアプリケーションフォルダに入っていた。
いつの間にかTeXと一緒にダウンロードしていたらしい。
これがめちゃくちゃ優れもので、Word やPagesやPowerPoint みたいな
ソフトに、TeXで書いた数式を貼り付けたり、Word などの
文書の中にコマンドを挿入しておいて、ちょいと
いじってやるとそれらが数式になったりするのだ。
Word の数式エディタよりもTeXのコマンドの方が入力が速いから、
これからは数学のテキストをWord やPages で改訂してもいいかもしれない
と思ったりしている。ほんとに便利な世の中になったものだ。
元居酒屋たむらはもう完全に別の建物になってしまった。
これから居酒屋たむらの名前が雑記帳に出てくることはないだろう。
だからなんだ?
10月の公開レッスンでバッハでも弾こうかと思って、
ベーレンライター版についている5つの手書き原稿のコピーを
眺めている。どいつもこいつもテキトーなスラーを
つけてやがるので、どう読んでいいのかさっぱりわからん。
ガラミアン版の無伴奏バイオリンの楽譜には、バッハ自身の
手稿譜がついている。こちらは素晴らしく読みやすく明快である。
書いてあるとおりに弾くと、ほぼボウイングのつじつまが合うようになって
いるのがすごい。チェロの方も、本人の手稿譜があれば
どれだけ助けになることか。
8/22(日)
午前中は12月の第九の練習。難しすぎる。練習しなくては。
最近の出来合い総菜の唐揚げはひどい。
業務スーパーで買った冷凍唐揚げも、昨日コンビニで買った
丸大の唐揚げもそうなんだが鶏肉部分がほとんど感じられない。
衣と皮だけって感じ。肉のかたまりを使っているのではなく、
肉をバラバラに細かくして、それと衣成分と皮成分を
ぐちゃぐちゃにしてから揚げたとしか思えない。
柔らかい若鶏?というよりは、柔らかい衣だな。
結局こないだの冷凍唐揚げと同じで途中で全部吐き出して捨てた。
食い物には頓着しない塾長がまずいというものは本当にまずい。
食い物に頓着しない塾長がうまいというものは本当にうまい。
元居酒屋たむらがただいまペンキ塗り中。
本格的に何かが出来るらしい。ただの家なのか、
店なのか、とても気になる。
待て続報。
8/21(土)
昨日来た生徒の話。
ふと足下を見ると、水色のスリッパを履いている。
うちの水色のスリッパは、以前遊びに来た片桐の子供が
片方を隠して以降発見されていないのだ。
「さてはMKちゃん、スリッパ片方しか履いてないんだな」
と思ってよーく見てみたら、片方緑色、片方水色で色違いでしたとさ。
本人曰く「同じ色に見えた」
というか、
いつも椅子の上に正座してるんだからスリッパ履かなくてもいいんじゃないか。
興南すごいよ。なんだか今年の夏の甲子園は
ピッチャーが崩れるパターンが多かったようだな。
チェロの調子がよすぎる。準備運動をするようになって、
体の調子が整ったというのもあるのかもしれないが、
それにしてもいい。4月に大がかりな修理をしてもらって、
5月に最高の毛に替えてもらって、数ヶ月。
完全に今のセッティングになじんだように思う。
次の楽器へのハードルが上がってしまったような。
8/20(金)
5月の演奏会のDVDがようやく届いた。
思ったよりもよかった。ただ、やっぱバランスは
難しい。マイクの位置のおかげか、チェロはまあまあ聞こえている
んだが、そもそも最初から最後までフォルテ以上で弾き続けて
あれなんだから救われない。どうすりゃいいんでしょ。
三森センセは「音量コントロールできるピアニストなんて
いくらでもいるよ」っておっしゃいますが、
そういうピアノ弾きを探せるのは
センセがプロだから。塾長レベルを相手にしてくれる人で
そんなピアノ弾きを探すのはほとんど不可能であるような気がする。
というか、ピアノ弾きがどうこうじゃなくて、問題はモダンピアノ
を使用することにあるのだ・・・
音楽専用ホールは、「専用」とうたうからにはフォルテピアノも
チェンバロも常備してくれ。
「春夏連覇を狙う興南」という見出しを見ると、
貴社の記者はアホか、と思う。普通に高校野球の試合を
見たり聞いたりしてれば、連覇なんて桑田清原時代の
PLぐらいしか想像もつかないことだってわかるだろ。
そんななかで決勝戦までコマを進めることになった
興南はほんとにすごい。
8/19(木)
なんか、広報を見ると、ゴミの分別方法が変わったみたいだ。
プラスチックだの、紙だの、、、、ワシぁ知らん。
二酸化炭素削減とかエコとか言ってれば許されると思ってるんだろうな。
そういうややこしい分別をすることによって、本当に
二酸化炭素の排出量が有意に変わる(家庭ゴミの、じゃなくて、
二酸化炭素の全排出量に対する割合が、ということ)
という説得力のある
データがあるのならおとなしく従ってやらんでもないけど、
そんなん見たことないし、ワシはこれまで通りのテキトーな分類で
ゴミを出すぞ。ゴミなんてのは、性能のいい
焼却炉でガンガン燃やせばいいのだ。
エコカー減税なんてのも、ほんとはエコなんてどうでもよくて、
要するに自動車業界を潤したいだけだろう。
本気でエコするんなら、車やめてカブでしょ。
昼飯はSSK先生とイカ下足つきの大盛り蕎麦。
最後の方はかなりしんどい。これからは、
蕎麦の大盛りをやめるか、イカ下足を一皿だけにしようと決意。
胃袋が段々小さくなってきているのだ。
8/18(水)
みたけ付近のIGRの踏切の待ち時間が長すぎる。
だれか踏切の設定を修正してくれ。
久しぶりに快晴で、暑すぎないカブ日和だった。
産直でリンゴとニンジンを買って、そのあと薬王堂
でアンメルツヨコヨコを買った。
最近拡張ポジションを使うと左手親指の付け根付近
が痛むことがあるのだ。
準備運動をしてから練習を始めるようにしていたら、
少しは改善されてきたけど。
湿布とか、塗り薬で痛み止めって、理屈がよくわからない。
痛みを取るってのは、痛覚を麻痺させるということなのか?
8/17(火)
昼過ぎにカブで外に出た。そしたら室内にいた数十分の間に
雨が降り始め、スイカをもらいに松園に行った頃にはずぶ濡れになって
しまった。やっとれん。
なんのことやらわからんだろう。
8/16(月)
高1数学は「集合と論理」。
高校で教えてたときも、塾長として教えている今も、
うまく説明できたと思えることがない分野だ。
語学と同じで、使いながら慣れるしかないような気がする。
それじゃお前の存在理由は何だ、と問われると何も答えられない。
コバエがぱたっと消えた。どこ行ったんだ。
イングリッシュジャーナルという雑誌に、
柴田元幸氏が書評を書いている。本屋の洋書コーナーで
立ち読みをする時間と精神的余裕がない塾長は、
氏が一ヶ月に一度紹介する本の中の、超短編ぽいやつを
時々アマゾンで買うことにしている。
長編だと「読むぞ!」という決心をしないと読み始められないのだ。
それに、長編だと石原学舎のテキストに使うときに適切な抜粋を
しにくい。というか、適切な抜粋なんてないのだ。
二三ページで終わる話なら、全部入れられるもんね。
で、最近面白かったのが(面白いのが多かったのが)Pieces for the Left hand
というやつ。面白いんだが、テキストに使うには若干ブラック
すぎるというか、救いがなさ過ぎるんだよな。
また別のやつを探そう。
そうこうしているうちに、テキストネタを探すという目的は
どうでもよくなってしまい、ただ単に楽しみのための読書をするようになり、
塾長の英語力は上がり、生徒の英語力は・・・ということにならないように
しなくては。
8/15(日)
塾長の英語力が飛躍的に上がった時期が二回ある。
一回目は高校二年生のとき。SVOとか全然わからない状態で
学校の授業にも全くついていけていなかったので、
自分で英文法の問題集兼参考書を練習し、構文の問題集兼参考書
を練習し、出てきた単語は片っ端から単語ノートに記録して
文字通り全部覚えた。この間およそ3ヶ月だったが、
そのおかげか大学受験が終わるまで大変楽な道のりだった。
市販の単語集を使って単語を覚え、もたもたと文法を一年かけて勉強し、
構文集を覚えずにもたもた勉強してる生徒たちを見る度にもどかしくなる。
一瞬だけ頑張ればぱっと視界が開けるのに。
二回目は最近5年のこと。パソコンを買って、
毎日英語ニュースを読み、英語ニュースをネットラジオで聴いていたら、
以前とは比較にならないぐらいインプットのスピードと理解度が上がった。
生徒たちを見ているともどかしいのだが、
どうしてこれほどのリソースを活用しないのだろう。
中学生でも聞き取れるVOA Special English というのもあるし、
BBCとかCNNなんかでも、毎日聴いていれば
高校生でも8割方は聞き取れるようになるし、読めるようになるはず。
ついでに時事問題についての簡単な知識も身につく。
大学受験用のリスニング問題なんて、ここらへんを聴いていれば
カスみたいな問題ばかりだ。
30過ぎのおっちゃんでもレベルアップできるんだから、
10代の生徒たちならもっと吸収力があるはずだ。
時々思うんだが、最後にものを言うのは好奇心だったりするような。
言われたことをやるだけでは、何事も
たっぷり楽しむところまでは行けないよ。
久しぶりに(といっても3週間ぶりだけど)チェロ教室に
Kさん登場。仕事が忙しいのと、暑すぎるのとでちょいとお休み
していたのだ。指先はぶよぶよになっていた
が、思ってたよりも大丈夫だった。ちょっと練習すれば
またすぐ復活できるでしょう。
8/14(土)
涼しいねえ。こうでなくては。
サンダルで来て、うちに来ると靴下をはいて、
帰るときにまた靴下を脱いでサンダルを履く生徒がいる。
最初から靴下履いて靴履いてくれば済む話ではないのか。
8/13(金)
ここ数日、元「居酒屋たむら」に電気がついていることが多い。
誰か住むことが決まったのか、それとも大家が使っているだけなのか。
気になって仕方がない。
中学1年生(中高一貫コース2年生相当)は部活も忙しく、
そろそろばててきたようなので、英数ともにあと少し進めて切りのいいところ
までいったら二、三ヶ月ぐらい復習モードに入る予定。
新しいことばかりずっと詰め込み続けるのは結構大変なことだ。
適度に休憩することも必要なのだ。
こういうところで融通がきくのが一貫コースの良さである。
ゆとりって、こういうもんじゃないの。
8/12(木)
台風が直撃するということで、
家庭教師先のお宅に送迎をお願いした。
そうしたら帰る頃にはすっかり雨が上がっていた。
いや、申し訳ない。世の中こんなもの。
チェロをちょっと長く弾くと左手と左手指が
痛くなることがある。最近はチェロを弾く時間が少なく、
準備運動の時間を全く取らずにいきなり弾き始めることが
増えているのでそれが原因かもしれない。
ということで、フィンガネスエクササイズを
復活させることにした。一日あたり数分の準備運動ぐらいは
ちゃんとやった方がいいと再認識したのであった。
8/11(水)
夏休み中の模試の申し込みを忘れていた生徒がいる。
模試の当日に寝過ごして受験しなかったことがある塾長が言うのもなんだが、
もう少しちゃんとしようや。
ちなみに、1,2年生からやたらと沢山の模試を受けさせる
盛岡の進学校のやり方は変。テスト練習なら家でもできる。それに、
まわりが学校の友達ばかりだと本番の緊張感は味わえない。
そもそも、テスト受けてる暇があるなら勉強しろよ、って感じ。
一日丸丸潰れるんだから。
一次関数や二次関数の定義域と値域をグラフで理解することが
結構難しいらしい。中1の生徒さんも中3の生徒さんも苦労している。
グラフの意味がわかれば、座標軸なんか書かなくても必要な情報
だけ書き入れることができるようになるのだが、今の彼ら彼女らの
練習量と理解度ではそれは無理なのかもしれない。
何かいい方法があればいいのだが。
甲子園のネット生中継がみられるので、NHKのラジオの
音声でみようと思ったら、15秒ぐらい時差があって使い物にならなかった。
まあ、そんなものだ。
8/10(火)
今日も暑かったが、午前中涼しかったのでまあまあ過ごしやすかった。
このぐらいなら許せる。
最近業務スーパーでも産直でも長芋を見かけない。
長芋の季節って初夏までなのかな。
代わりに、リンゴがそろそろ出始めた。これは産直だと5個で250円
ぐらい。めちゃくちゃ安くてびっくり。
とうとう買ってしまったぞ、Magic Trackpad。
Magic Mouse も大変よかったが、こっちはもっといい。
どんな風にいいかは説明しにくい。石原学舎に来たら、
いじってみてください。
日韓併合100年ですか。
中学生とか高校生の頃は「日本もひどいことやったんだなあ」
みたいなことを考えていたが、もう少し大人になると
「いつでもどこでも人間のやることは同じだなあ。別に
個々の事例がそれぞれ特異なものでもないのか」という風に
考えるようになった。
そう思うようになると、朝鮮半島人や中国の反日教育も、
アメ公のリメンバー・パールハーバーも、
心底どうでもよくなった。
現在の自分に対する不満を、どこか別の何かに置き換える
というのは保身のためによく使われる手段だ。
高校野球中継をラジオで聞いていたら、
首相記者会見がいきなり割り込んできた。
よくわからんが、何かしゃべりたかったらしい。
「これからの方針について」みたいなことをいっていたような。
記者の質問も下らないし、首相の答えも要領を得ないし、
高校球児の30分を返せ!と言いたいよ。
同じことばっかり繰り返して。
8/9(月)
今日も雨が降った。雷も鳴った。日中お天道様が皆勤なさらなければ
過ごしやすい一日になるのだ。
夏期集中講座「整数」終了。難しく、面白い問題が多かった。
消化不良の人もいるだろう。後はゆっくり消化活動(?)をしてください。
高校生向けの夏期講座は明日の「円運動・単振動」で終わり。
生徒も塾長も疲れた。一気に集中して詰め込むには、
生徒のモチベーションがキープされていないといけない。
どうすればいいのか、そもそも塾長がそれを気にすべきなのか、
よくわからない。
とりあえず、基本的なことはほぼ伝え終わった。後は自分の頭の中で
色々といじくり回してくれればいい。
正義がどうとか、反省がどうとか、悲しみがどうとか、
そういうところを離れて、もう少し客観的な議論ができたらいいのに。
主観だけでは物語がいつまで経っても歴史にまで昇華しない。
フランス語だとどっちもhistory です、とか混ぜっ返してはいけない。
もう一つ。正義というのは各々の民族固有の価値観であり、
普遍的価値を持つことはない。正義を振り回すものたちは、
侵略者という称号を誇りを持って受け取らねばならぬ。
8/8(日)
45の息子の酔っ払い運転で謝らなくちゃならんというのは、
政治家のセンセーも大変だ。
親子揃ってアホというのは一貫していてよろしい。
チェロのレッスンを受けてきた。二ヶ月に一度しか
盛岡に来ない先生なので、一回休むと4ヶ月あいてしまう。
毎月受講するだけの金はないけど、何とか隔月をキープ
できるようにはしたい。
今日はシュレーダーの(左手は)簡単な曲で右手の練習。
左手が簡単なぶん、右手がしんどい。筋トレみたいなものだと
いうことだ。
12月には第九もやるので、難しい第四楽章を少し見てもらった。
指がもつれるところの指使いも書いてもらったが、塾長の指使いと
ほとんど同じだった。難しいところほど指使いの選択肢はなくなる。
「音が太く、滑舌がよくなった。左手がしっかり押さえられるようになったからだろう」
と、珍しく褒めてもらった。
多分、左手の問題ではなく、5月に最高級のコマに替えてもらって、
弓の毛も一番よく引っかかるやつに替えてもらったからだと思う。
その辺りからはっきりと楽器のレスポンスが変わってきたから。
「楽器の前に腕を磨け」という理屈を塾長は支持しない。
下手くそほど、いい楽器を使って、技術の不足を補ってもらうべき
なんだ。「上手な人が弾くとスズキの10万のチェロでもいい音が」
というのも意味がない。普通の人が10万のチェロでいい音を出せるほど
上手になれるはずないでしょ。
だから塾長はいい楽器をほしがってるの。
レッスンといえば、10月10日(日)に公開レッスンを受講すること
が決定した。確か、啄木賢治青春館だったと思う。何を見てもらうかは未定。
青春館なら、無伴奏を見てもらってもいいかなあと思う。
あの場所で無伴奏弾くとものすごく気持ちいいんだ。
こんな機会でもないとあの場所では弾けないから。
というわけで、
塾長がぼろくそにいわれているのを見たい人は見に来てちょうだい。
久しぶりに夕立だ。ちったあ涼しくなったとみていいのかな。
8/6(金)
昨日の夜は余りに暑かったので、冷房をつけて一階で寝た。
二階の塾長の部屋は、夜十二時の段階で32度。耐えられません。
朝の四時頃には随分涼しくなっていたので、そこから7時過ぎまでは
二階で寝ましたとさ。
そして本日は昼間の二階室温が36度を超えた。
これだと、夏場に毎日37度を記録している
名古屋の実家の塾長の部屋と同じぐらいだ。
盛岡にいても名古屋にいても同じじゃないか。
圧力炊飯ジャーを買って玄米を食べていると生徒に言ったら
「OLみたい」と言われた。
どんなOLだ?
塾長「はい、ここでルート10がでてきますね。ところで、
ルート10ってどのぐらいの大きさですか?」
生徒(手を50センチぐらい広げて)「このぐらい」
塾長「・・・」
予想外の返答に対する柔軟な返しができない塾長はまだまだ
未熟者だ。
8/5(木)
最高気温35度。お天道様の昇っている間は一歩も外に出ず。
一日中冷房つけっぱなし。どこが盛岡やねん。
カブ屋の藤根さんからリンゴをいただいた。ありがてえ!
もう初物がでているんだそうな。
今度産直にいってみよう。
8/4(水)
お天道様にお願い。昼過ぎの一番暑い時間に
顔出すのはやめてくれませんか。
ラジオで国会中継聞いてたら、宮崎選出の議員が
質問してた。
やっぱ議員さんは頭がよくないとダメだ。
突っ込みどころ満載の県と国の対応について
自分の中で整理ができていなくて、
結局話はちぐはぐのまま「1000億補償しろ」
みたいな訳のわからん要望を出しただけで終わってしまった。
質問の流れとか、もっとちゃんと勉強して
おくべきだったのではないか。彼らにとっての晴れ舞台なんて
年に何度もあるわけではない。それがあんなんでは
目も当てられない。
民主党の皆様方の答弁も、昔の自民党時代と全く変わらない。
野党は筋道立てて、
あるいは無駄に細かいことを質問して、与党はそれをはぐらかす、
こんなことでは議論は成り立たないよ。
与党も野党も一体何をしたいのかさっぱりわからん。
今でも弁論部員のつもりか?
高校生向けの夏期講座も半分終わった。
相当に精神的・知的負担のかかる講座だと思う。
うちに帰ってから自力で議論を再構成できるか、
ここが重要。健闘を祈る。
8/2(月)
4号線のバス停工事はいつの間にか終わっていたようだ。
クソ暑い中、炎天下でヘルメットをかぶり旗振って誘導していた
兄ちゃんや、おっちゃんおばちゃんはいなくなった。
バス停工事自体は無駄だと思うが、肉体労働万歳。
はす向かいに消防署が建つらしく、今はその工事でうるさい。
頼むから土曜日ぐらい休んでくれ。
塾長はこれまでに3個の炊飯器を所有したことがある。
一つ目は学生時代にこーのからもらった3合炊きの小さいやつ。
当然タイマーなんてなし。二つ目はかたぎりからもらった
5合炊きの大きいやつ。これはタイマーがついていた。
6時間後に設定すると、6時間後に炊き始めてくれる。
塾長は土鍋でコメを炊く主義だったので、お客が来るとき以外は
これらの電気炊飯器に出番はなかった。
先週ゲットした3個目は炊きあがり時間を設定するタイマーがついている。
これはめちゃくちゃ便利だ。4時に炊きあがるようにすると、ほとんど
誤差なしに炊きあがってくれる。
文明の進歩って素晴らしいなあ。
8/1(日)
チェロ教室の生徒がバイオリン教室の発表会のお手伝いで
出演していたので見に行った。
客席で写真撮ってるおとーさん、デジカメなのにシャッター音が
するのってどういうことなんでしょう。一眼レフだと
いまだに鏡が動いているんですか?
ついでに、親子席(ガラスで仕切られたスペース)
で騒いでいる子供の声が2階席まで聞こえてくるのにびっくり。
あれじゃ何のための親子席かわかんないじゃないか。
肝心の生徒の演奏は随分チェロ弾きらしくなって感心した。
音程とリズムも大切だが、遠くから見た演奏姿勢が
美しいことも大切なのだ。今回の演奏を見て、
方向性が正しいことを確認した。あとはヴィブラートの
安定性を獲得することだな。
本日から夏期集中講座「整数」「円運動・単振動」開始。
『整数』では合同式の解説とその練習。便利な記法なんだけど、
練習を積まないとなかなか身につかない。「円運動・単振動」
は、円運動の運動方程式を導いて(等速円運動だけでない、一般的な形)、
基本的な問題に対して応用してみた。
どちらも結構ヘヴィーで生徒も塾長も若干バテ気味。
電磁誘導とか、有機化学まで手を広げなくて正解だった。
ほんとは高校2年生だけでなく、受験生の人々にも参加して欲しかったのよ。
Apple が最近出したトラックパッドが欲しくて仕方がない。
去年買ったマウスも素晴らしいのだが、ノートパソコンのトラックパッドの
素晴らしさに比べると数段落ちる(これはね、使ってみてくださいとしか
いいようがない)。ノートパソコンのトラックパッドの位置は、
構造上どうしても手が触れてカーソルの位置がずれがちなので、
外付けのトラックパッド(ノートパソコンと同じ性能の)
があればいいなあと、ずっと思っていたのだ。
今度前潟のケーズデンキに行って実際に触ってこよう。