2/28(日)

宮古の演奏会は無事終了。演奏会自体はよかったが 塾長のチェロがぼろぼろで残念。
今回の演奏会では、合唱をやる人と器楽をやる人の 文化的差異を感じることが多かった。

行く途中の車内で、合唱のお二人はずっとCDを 聴きながら練習をしておられた。 体だけあれば練習できるというのは、歌を歌う人の特権だ。 車の中で練習するなんていうのは、器楽では想像しにくい。 レーピンだか誰だかが、コンクールを荒らしていた頃に 移動中の車内でヴァイオリンを弾いているのを諏訪内氏が 目撃したとか、伝え聞いたとか、そんなのを読んだことがあるぐらいだ。
本番当日の練習時間も長い。 夜公演の場合、オケだと2時とか3時から2時間ぐらいゲネプロ やっておしまい、ということが多い。今回は夜公演だったのだが、 朝9時に会場入り可能となっていた。塾長は午前中に練習があるなんて 思ってもいなかったので、泊めていただいたお宅で浅田真央の 記事を読んでいるときに「アンサンブルの皆さんだけの練習が 9時からなんですけど」という電話がかかってきてびっくりした。 一時間ぐらい遅刻してしまった。
午前の練習が終わってからは時間が余ったので、 川原田先生の奥様に浄土ヶ浜を案内してもらった。 絶景やぁ!風が強くて松がぴーぴーいってた。
合唱との合わせ練習は2時前から3時までで、それで本番までは何もないと思って いた。そしたら、その後でゲネプロがあるというではないか! 頭がくらくらした。体力的に持たない・・・
仕方がないので、ゲネプロの出番が来るまでロビーで眠らせてもらった。 結局、レクイエムのゲネプロが始まった瞬間に、ステマネの方が来て 「あの、ゲネプロの時間は終わったんですけど」と宣言し、 レクイエムを通すことはせずにすんだ。ありがてえ。
演奏会が終わって舞台を片付けていたら、合唱団の皆様は ロビーでお客様をお送りしながら、まだ歌っている!

基礎体力がないのを実感したのであった。


本番前日にごちそうを食べ過ぎてしまい、 ホールで6回ぐらいうんこをしたことは皆知らない。 でも、6回目のうんこが出番の直前で、演奏開始が数分遅れた のは皆知っている。


マーチンルーサーキングjr. の演説を聞いた。 オバマの演説も(我が国の「首相」の演説に比べれば) 素晴らしいと思ったが、マーチンルーサーキングjr. のやつは、迫力が全然違う。

2/26(金)

女子フィギュアは途中までネットでライブ動画を 見ることが出来たのであるが、日本人が出てくる辺りから 接続が悪くなって、一時頃にはうんともすんとも動かなくなった。 やっぱ、塾長みたいに暇な人や、仕事で忙しいはずなのに パソコンを見ているサラリーマンが見ようとしたからなんだろうな。

それで、NHKのラジオでも実況していたので途中からそれを聴き始めた。 フィギュアのラジオ実況というのは妙な緊張感がある。 どんな演技だったのかはさっぱりわからんが、レベル高かったみたいですな。


今から宮古に出発。海の幸を食べたいが、宮古到着と同時に練習が 始まるので、ゆっくりと海の幸を楽しむことは出来なさそうだ。
楽譜の準備は終わったし(多分スコアなしでも大丈夫。 ガイドを書きまくった)、楽器の準備も大丈夫だし、 割と何とかなる予定。借り物の楽器を壊さないようにしなくては。


ほとんど誰も支持してない社民党が与党にいるのがよくわからない。 ほとんど誰も支持してない社民党の言うことをいちいち 取り上げる新聞もよくわからない。
少数意見も大事だと言われるかもしれないが、 重要な事案に関する少数意見でなければ意味がない。

2/24(水)

ネットでもオリンピックの生中継を見られることが判明。 女子フィギュアを見てしまった。 訳のわからんタイミングで広告が入ってくるのは仕方ないか。 いらん解説がないから気分よく見られるずら。

2/23(火)

こないだ、甥っ子の高校合格祝いで カニを食いに行った名古屋の石原家。

「次は大学合格の時にカニを食いたい」 と言った甥っ子に対してうちの妹は 「受験なんて二度とさせん!ベストを尽くさないやつに 進学されてたまるか」と言い放ったんだそうな。
特に目標もないやつが、進学するのはむかつく、 というのが中卒の彼女の言い分である。 中卒であるために仕事探しに困ったり、 高卒であるために仕事探しに困ることもある。 最終的に投資が回収できるかどうかが問題だ。

塾長は不良債権。

2/22(月)

ラジオを聴いていたら、ラフマニノフの交響曲第2番が 流れてきた。弾いたことのある曲なんだけど、 んんん、ほとんど何も覚えてないや。


高校数学のテキストを大幅改訂中。 なんか、去年の春頃にも改訂作業をしていたような 気がする。今回のはもっと本格的なものだ。 とりあえずこれで大きな改訂作業はしばらくやりたくない。
英語テキストの作成や、編集もしなくちゃならないし、 授業用のプレゼン作成もまだまだ全然進んでないし・・・ 怠け者の自分が恨めしい。


こないだ宮古に行く途中の産直で椎茸をたくさん買った。 それで最近湯豆腐に入れるようにしているのだが、これがうまい。 すごくうまい。煮汁を飲んでるわけでもないのにうまい。 昆布と椎茸は湯豆腐的には必須だとわかった。

2/21(日)

散髪した。うまくいってもうまくいかなくても塾長は男前だ。


玄関前の雪がほぼ完全に解けた。
そうしたら、スロープの中程に犬の糞を発見。クソ。


久しぶりにカブの洗車をした。 マフラーに少し錆が浮いていたので、錆落としで落とした。 ぴかぴかのカブに戻ったのだ。


名古屋の家族は、甥っ子の高校合格祝い でかにを食いに行ったそうな。かに道楽だろうか。
ワシもカニ食いたい。こういう時、実家に住んでいなくて 残念すぎる、と思う。
塾長は今晩肉豆腐。

2/20(土)

午前中は中学2年生が二人。 問題を解かせて、片方が終わってもう片方を少し待たせると、 必ず二人とも絵を描き始める。なぜか立方体。
曰く「立方体が好き」

わけわかんないです。


話の流れで、某高校のブログ の英語部分が結構すごいことになっているのを生徒に話した。 Yahoo 翻訳をそのまま使っていることを示したら絶句していた。 「これでいいんですか?」

イメージ戦略というのは商売の入り口における最重要課題なのです。だから、 これでいいのです。入り口としては。
それに、学校は入り口を通させてしまえば、客を逃がすリスクはすごく低い商売で、 そういう意味では宣伝を完璧にするということが至上命題であると。 これが大人の世界なのです。


秋の定期考査でひどい点を取った子が、冬の定期考査前に 頑張ったらいい点になったりする。 中学生ならそれでいい。努力が報われるのは素晴らしい経験だ。

高校生でそういうことが起きるのは困る。努力というものはそんな簡単に 報われないものなのだ。学習に対する成果が、そんな簡単に現れるような 試験であっては困る。そんな軽い勉強をすることが学ぶことだと 勘違いされるのは本当に困る。


iPod touch にマルチタスクさせられるような 裏技があるらしく、うちの生徒が自分のiPod でそれを やっているのを見せてもらった。んが、すげえ。
というか、それはすでに iPhone OS ではなくなっているわけで、 まさに自己責任の世界な訳ですな。臆病者の塾長には 真似できねえです。

2/19(金)

塾長「(天の)北極からみると、地球の自転も公転も反時計回りです」
生徒「同じ向きに回ってるってことですか?キモい・・・」

塾長は「キモい」の用法をよく知らないのですが、なんかその使い方は 変じゃないですか。


テレビがなくてもオリンピックは我慢できる。 しかーし、よく考えたら今年はワールドカップの年ではないか。 ワールドカップを我慢できるのか?十二年前、まだ東京にいたとき、 一人暮らしをしてから初めてテレビを買ったのは、ワールドカップを 見るためだったではないか。
ネットで生中継とかしてくれないかなあ。それにしても、 南アフリカとか、変なところでやらないで欲しい。 コンディションや治安や天候を気にする必要があまりないような、 温暖で安全なところでやってくれれば、ヨーロッパとか南米とかアジアとか どーでもいいよ。テレビ観戦組としては。


アメリカに帰国した友人Gerry の国税還付金を 送金する手続きが終わった。北日本銀行や岩手銀行 では国際送金できないという情報を得ていたので、 郵便局に行って手続きをしたのだった。
が、 近くの高松郵便局では取り扱いが出来ない とのことで、中央郵便局に行く羽目に(この、 中央という名前をみると思わず苦笑したくなる)。
どこの郵便局でも同じことが出来ないと、支店の意味がない と思うのは塾長だけ?支店しかないド田舎に住んでいる 年老いたばあちゃんが、アメリカに住んでいる孫に送金しようとしたら、 片道一時間半かかる都市まで行かなきゃならんということぢゃんか。

まあ、とりあえず一通り手続きが終わってよかった。 よくよく考えてみると、4年前に帰国したJason が塾長に やって欲しいと頼んだのは、この手続きだったんだな。 問題は、Jason がそもそも国保やら年金やらを払っていなくて、 還付金そのものが存在しなかったことと、Jason は 手続きの詳細を調べていなかったために、帰国前にやっておくべき 手続きをしていなかったことだ。こういうところに 性格が出る。塾長は間違いなくJason タイプだ。 計画性ゼロ。
Gerry は家を買う計画を立てているんだそうな。偉いなあ。

2/18(木)

生徒から「ダイエットには春雨がいいって お母さんが先生に言っておくようにって」と言われた。
なぜ、塾長がダイエット中だということを知ったのでしょうか? Y君、君がお母さんにばらしたね。


塾長「ハイチにゃ、クーデターが起きたことがあるしね」
生徒(お椀を手振りで示して)「こんなの?」
塾長「それはクレーター」

日本語は難しい。

2/17(水)

「お父さんが、30円と50円の切手があれば 郵便料金がいくらであっても大丈夫だ、と言って やたらとたくさんこの二種類の切手を買ってきた」 と、生徒が塾長に教えてくれた。 どうして30円と50円だけで大丈夫なのかわかりますか?

たまたま、石原学舎の数学IIのテキストに以下のような問題があった (本当に偶然だ!)ので、解説しがてら、お父さんの正しさ を(少し一般的に)話してあげた。問題はこんな感じ。

「座標平面上の点A(3,5)と点P(m,n)を考える。ただしm,nは整数で 3点O,A,Pは同一直線上にないものとする。OA,OPを2辺とする平行四辺形 の面積の最小値と、その最小値を与えるPをすべて求めよ」

受験生の皆様にとってはどこかで見たような普通の問題かもしれないけど、 公立高校の1年生には若干難しめの問題だ。一次の不定方程式の 一般解の求め方は、本当は数学Iでやることになっているはずなんだけど、 多分学校では教わっていない。「おー、うまくいきますねえ!」 という反応が返ってきたので、そのまま、どういう切手を買えば あらゆる郵便料金に対応できるのかを説明した。
30円と50円で十分であることを説明するだけなら 一次の不定方程式の一般解なんて持ち出さなくても出来る。 知識としては、、、小学校ぐらい。おとーさん、おかーさん、できますか?


妹から、私立は学費や諸経費が大変だ、とメールが来た。 内訳を見ると、たしかにすごい。頑張れ、としか 言いようがない。私学って、県とか国から補助金が来てるはずだから、 もっと安くてもいいような気がするんだけどね。 教科書が2万円とか、理解不能ですがに。石原学舎のテキスト は、高校以降は自作だからタダやで。

2/16(火)

昼飯はSSK先生と松園うどん。 焼き鯖おにぎりがうめえ。 一個200円は・・・コンビニの高級おにぎりに 180円出すよりはずっとお値打ちだけど、 ちょっと高いな。

2/15(月)

本番が近づいてきたので、そろそろぶよぶよ指を 解消すべくチェロの練習に励んでいる。最近、 指先のたこの効率的な育成方法がわかってきたので、 一週間かからずに左手のコンディションを戻せるようになった。 企業秘密にするほどのことでもないので、教えてあげよう (なんて高飛車な)。

1. 指の腹を使わずに、指を立てて 指先の狭い部分だけで押さえるようにする。
2. ピアッティの3,9やポッパーの13のように、 左手をしっかり押さえたまま滑らせる練習曲をしつこくやる。
3. ヴィブラートを普段の3割増しぐらい使ってみる。

1. が意外にも一番効果的で、ついでに指先の感覚を 研ぎ澄ますのにも役立つ。プロの人や音大生なんかは、当たり前のように 毎回同じところで押さえることが出来ると思うんだが、アマチュア は押さえるたびに左手の違うところが弦に触る人がほとんどだろう。 指のどこで押さえるかは、ヴァイオリンやヴィオラよりもチェロの方が 音のクリアさにはシビアに効いてくるものだ。

今度の演奏会でも、12月にお借りした楽器とは違う楽器をお借りして 演奏することにしている。この楽器は、自宅で弾いてみると 雑音感がなく、反応がよくて割と音が出ているのだが、一ヶ月前田園ホールで M先生に弾いてもらって客席で聴いた感じだと、塾長の楽器よりも 音がこもって、音が飛んでこない。塾長が弾いて、他の人に聴いてもらった 感想も「コンチェルト弾くなら塾長の楽器の方が音が飛ぶ」 ということだった。コンチェルトなんて弾く気はないけど、 塾長程度の楽器と比べて音の飛びが悪いとなると、うーん、どんなもんかなあと。
ヴァイオリンのAさんによると「新しい楽器や、 誰も弾いてこなかった楽器は、コンチェルトなんかを練習して 大きな音を出そうとしないと覚醒しない」そうなので、 今は練習曲に加えてコンチェルトも少し練習している。 確かに少し音は出るようになってきた。 生徒も「訛りが少なくなってきた」と言っている。 はじめの頃は、「鼻濁音が聞こえる。ずーずー弁だね」 と言われていたのだ。鼻濁音とは言い得て妙である。 製作者はイタリア在住の日本人で、べつに東北とは何の関係もないんだけど。

2/14(日)

高1の英語は、昨日も全問プレゼンソフト を使って解説した。少しずつ使い勝手がわかってきて、 さらに手の抜き方もわかってきたので、作成にかかる時間は 随分短縮された。にもかかわらず、授業の二十分前まで 作業に追われていたのは、例によって見通しが甘く、 怠けていたせいだ。
先週の月曜日の段階である程度作業が進んでいて、 「んん?これなら十分間に合うんじゃねえか」 と思って気を抜いてしまったのが運の尽きだった。 小学生用の中学英文法のテキストを作らなくてはならないことをすっかり忘れて いて、しかも木曜日は一日中宮古にいて、金曜日は別の授業の準備やら 何やらで忙しくて、土曜日は午前中授業のあとでチェロ教室があって ・・・と、気がついたら土曜日夕方の英語の準備が終わってない ことに気づいたと。

昔から何をやるにしてもスタートはよくて、「僕は出来る子」と勘違いして、 すぐに気を抜いてしまう という癖が直らない。


オリンピックが始まった。でも、テレビがないので、 いまいち自分の中で盛り上がりに欠ける。


一高はテスト期間中。昨日は、英語の教科書 の和訳を教えてくれと言ってうちにぶらっと来た生徒がいた。 生徒が帰ってから、一カ所嘘を教えたのに気づいた。 まあ、出題されないだろうからいいか。

それにしても高校2年生の英語の教科書本文が簡単すぎ。 あれぢゃ、何も学べないっす。

2/12(金)

うちの甥っ子は名電(イチローの母校)に合格していたと。 第一希望に合格できて本当によかった。私学だから学費は大変そうだけど。


生まれて初めて魚沼産コシヒカリを自分で炊いて食べた。 んめえ〜〜。

もちろん塾長が自分の金で買ったものではない。 学生時代の友人YCからもらったものである。ありがとー。


昨日の宮古車中での会話。

内陸出身者「子供の頃なんて、肉食ったことなかった。毎日納豆だった」
沿岸出身者「俺は毎日魚介類だった。飽きた。」

西洋食にあこがれていた子供時代だったようですが、 今となっては、どちらも最高の健康食であります。

塾長は現在毎日豆腐と納豆。


昨日の雑記帳を見て「ピアノも弾けるとは多才な」という コメントをくださった方がいる。
塾長みたいな中途半端なのは多才とは言わず、気が多いと申します。

2/11(木)

宮古に行ってきた。行きは晴れで帰りは雪が積もりかけ。 一日のうちでこれだけ路面状況が変わるわけだ。

宮古に着いてからは、合唱団長の川原田先生にお昼をごちそうになった。 三陸海鮮丼だったと思うが、いやー立派なお昼ご飯であった。 魚介類を盛岡でいただくことはほとんどないのだ。普段は、納豆と豆腐 と雑炊で飢えをしのいでいる(大袈裟だ)。

昼食後、練習開始まで一時間ほどあったので、 浄土ヶ浜を案内したそうな奥様に無理言って川原田先生宅にお邪魔し、 念願のベーゼンドルファーを弾かせてもらった。いい音出ますなあ。 何年ぶりかでピアノを弾いたけど、前よりもうまくなったような錯覚を 覚えたとです。本番前日も川原田家にお世話になるので、またベーゼンドルファーが 弾ける。今度はちょっと何か練習していこう。その前にチェロを練習しなくては。

肝心のレクイエムは、多分何とかなると思う。今回は半年ぶりに チェロの演奏台(17万円!)を持参する。本番で使うのは去年6月の演奏会以来だ。 矢巾在住の合唱団員の方の車で移動するので、折りたたみの演奏台が積めるのだ。 電車移動だったらこうはいかなかった。どんな感じになるのか楽しみ。

帰りは意外と早くて、七時過ぎには石原学舎に戻ることが出来た。 すっかりばてているので、お休みにしてよかった。

2/10(水)

空耳アワー
塾長「彼は晩年、〜」
生徒「亀は万年、〜」

真面目にやってください。


やはりというべきか、附属中学の 定期試験で、統計的確率と数学的確率の区別が出題された。 前日に模範解答は渡してあったが、多少中途半端な覚え方をしていた ようなので、実際の得点は今のところよくわからん。 「数学的確率のいいところは何か?」みたいな設問もあって、 これまた「???」。モデル化をすることによって、 実験の手間なしに期待値を計算できるのは結構なことなんだが、 結局はそれが現実と合っていることがそのモデル化の正当性を 保証することになる。鶏か卵かどちらが先か、みたいな話に・・・
出題の意図がわからない。指導要領に「統計的確率と数学的確率の区別 をつける」みたいなことが書いてあるからだろうか。 つまらん。


明日は月末の演奏会に向けて、宮古で練習。 お昼ご飯をごちそうしてもらえるらしい。海の幸だ〜! 早起きして昼前に宮古入りしなくては。

2/9(火)

岩手大学附属中学2年生の定期考査に向けてのプリントに 「『同様に確からしい』とはどういうことかを理解する、 統計的確率と数学的確率の区別をつける」というような ことが書いてあった。どの程度の解答(というか、理解) を求めているのか定かではないが、後者については 中学生の理解を超えているとしか思えない。中学校の先生が 内容を理解しているのか疑問だ。

念のため、統計的確率と数学的確率の定義を書いておく。
<統計的確率>すでに行われた実験や観察の結果に基づいて 推測された確率の値。
<数学的確率>ある試行において起こりうる根源事象が全部で N個あり、それらのどれが起こることも同様に確からしいとする。 このとき伴う事象Eがr個の根源事象からなっているときには、 Eの起こる確率はr/Nで与えられる。このようにして計算される確率 を数学的確率という。

さあ、おとーさん、おかーさん、意味わかりますか? 要するに数学的確率ってのは、日常生活で起きるランダムな 出来事を(数学で扱えるように) モデル化・抽象化・数値化したものなんだけど、 中学生高校生が(というか、数学や統計の専門家以外) こんなこと考えるものなんだろうか。実際のサイコロ投げと、 問題に出されるサイコロの区別なんかつけずに計算できれば十分 なんじゃないか。

現実世界と、その(数学的)モデルの区別をつける、とか言い出したら、 幾何学においても同じことを区別しなくてはなくなる。
「現実の直線は幅を持ったものであるが、数学的直線は 幅のない極限を考えた長さである、云々」
とても不毛な脳味噌の使い方だと思う。 確率論の創始者たちも、ユークリッドたちも、 もっと素朴な理解をしていたはずなんだよな。モデルの理論なんて まだ百歳にもなっていない新しい話だぞ。

本当に中学校の先生は内容を理解しているのだろうか。 理解しているのなら、こんな難しい、微妙なことを中学生に 要求するだろうか。

2/8(月)

久しぶりにどこも凍っていない、穏やかな朝だった。
電熱線を巻いているにもかかわらず水道管が凍った コインランドリーもあるそうで、ここまでくると 人間に出来ることはないです。自然の脅威に対して 頭をたれるだけです。


高1の生徒から「春期講習やるなら同学年の子と 一緒の方がいい」と言われた。
んんん、んぢゃお友達を連れてきてくれない? 今、君が受けている授業レベルについてこれる1年生を探すのは ちょっと難しいのだ。英語について言うと、同じことをやらせようとした 高2の生徒が二人ギブアップしてしまい、ノーマルレベルの授業に戻っている。

というわけで、意欲的な新高2(英数)か新高3(英語のみ)を募集するです。 高2向け授業ですが、よほど英語力のある人以外、高3生にとっても 歯ごたえ十分でしょう。


おなかについた肉をしきりに気にしている生徒がいる。 「どうしたらいいでしょう?」
それはね、朝からピザを食べて、昼にそばと焼き芋を食べて、 散歩はしません、という生活を改めればいいのです。 人のこと言えないのはわかってます。

2/7(日)

今日もしっかり凍った。さすがにうんざりする。 台所の食器洗いスポンジもカチカチで、水を流しても 柔らかくならない。洗い物がしんどい。


昨日筆箱を忘れていった生徒(中2女子)が今日も来て、 今日は別の筆箱を忘れていった。どーなってるんだ?


業務スーパーで、むきクルミを見つけたので買ってみた。
理由はよくわからないのだが、クルミをかじった後だとクエン酸ドリンク が甘く感じる。この効果が数時間続く。不思議だ。

2/6(土)

今朝は台所の水が凍った。男子便所は水抜きしていたからか、 あるいは凍結用ヒーターのおかげか、大丈夫だった。女子便も 大丈夫だったそうな。
台所の水が出てこなかったのはかなりショックで、しばらくは どうしていいかわからなかった。水が出ないとお湯をかけて氷を溶かす ことができないし、便所が凍ったときにバケツの水を流すことも出来ない。
蛇口をひねれば水が出るというのは本当にありがたいことだ。


昼過ぎから来ていた生徒のくしゃみが止まらなくなった。 どうやら乾燥しすぎていたようだ。湿度計の示度は35パーセント前後で、 確かにこりゃひどい。
石原学舎の暖房設備は、使用している部屋の面積を考えると かなりしょぼい。もう一台ぐらい石油ストーブを買おう。 「もう冬も終わるから来年でいいか」と生徒に言ったら「まだ 今年の冬は続きます」と返されてしまった。

導入を計画しているのは、やかんを乗っけられるタイプのやつ。 あれなら、やかんのお湯で湿度がある程度保たれるし、ティーバッグや レモネードの粉かなんかを用意しておけば、お茶を飲みながら授業を受けたり 自習したり出来る(うちは学校ではないので飲食自由。ただし、 散らかさないようにということと ゴミは持ち帰ってくれということは言ってある)。この方向で検討するか。


風邪と花粉症にやられた生徒が一人。花粉症用のティッシュペーパーは かじると甘いんだそうな。そんなものかじろうと思ったこともないので、 その斬新なアイデアに少し驚いた。
そういえば、実家にいる犬のモモはティッシュをあげると食べてた。 甘いんだろうか。

2/5(金)

甥っ子は滑り止めの(本当か?)の国立の高校に滑った。 来週が私立三校で山場なんだとさ。

そうこうしているうちに、石原学舎の大学受験生も東京へ。 吉報を待つんだがや。

久々のレッスン。練習曲を一曲しか持って行かなかったので、 20分以上余ってしまった。今度からは二曲以上持ってくるようにと言われた。
弓のグリップについては、ちょいとまたアドバイスをもらった。 時間はかかると思うが、効果はありそう。修正するぞ。

後ろの人のレッスンを少しだけ見学して、ウェルナーをどういう風に 指導しているのか観察させてもらった。レッスンに王道なし。 地道にやるしかないとわかったのでありました。


今朝もマイナス10度だった。室温は0.6度。凍えそうだ。

そしてとうとう便所が凍ってしまった。三年目にして初めてのことだ。 仕方がないので台所から水をくんで流している。
便所の水抜きをしない塾長が悪いのだ、と言われるかもしれないが、 水が抜けないのだ。うちは水回りを再設計して全部交換しないと 水抜きが完全には出来ない構造になっている。
水抜きをすれば大丈夫、という状況なら塾長はほぼ完全に水抜きを するつもりだ。

風呂場の横に「凍結用ヒータースイッチ」というのを発見。 凍結を助けるのか、解凍を助けるのかよくわからんが、 とりあえずオンにしておいた。昼の12時現在、まだ便所は凍ったまま。

追記。午後一時半、便所に水が通った。 凍結用ヒーターのおかげなのか、気温が上がったからなのか、 よくわからない。気温が上がったって言っても、 外の温度計だとマイナス5度なんですけど。

2/4(木)

シャワーを浴びるために温水器の電源を入れて、 そのまま飯を食ったり本読んだりして、 「あれ、温水器の電源が入ってる」と思って 電源を切って、温水器の湯抜きをして、 しばらくしてから「あ、シャワー浴びてない」 と気づいた。

ぼけが始まったみたいだ。


昨日来た生徒は、恵方巻きを食べて気持ち悪くなったと言っていた。
そもそも2月3日って節分だっけ?という話をしたら馬鹿にされた。 塾長の記憶だと2月4日だったような気がするんだが。毎年変わるのか、 昔とは日にちが変わったのか、それとも塾長のうろ覚えが怪しいのか、 よくわからん。


今朝はマイナス10度だった。風呂場の蛇口が凍っていた。 混合水栓も凍っていて、シャワーとカランの切り替えが出来なかった。 湯をかけて事なきを得たが、 こんなことは初めてだ。

2/3(水)

三年目で初めて近くのM食堂に行ってきた。 外にラーメン280円という看板が出ていたので、 安い定食屋だと思い込んでいたのだが、そんなに安くなかった。
野菜炒め定食が850円だとちょっと定食としては高い。 定食は800円から900円ぐらい。 他のラーメンや丼物も、大体600円前後だ。 定食屋は安さと量が勝負だと思っている塾長の行きつけの店には ならなそう。

ある生徒は「十年前は味がいまいちだった」と言っていたが、 塾長は定食屋に味を求めないので、それは大丈夫です。というか、 毎日豆腐と納豆と雑炊を食べている塾長は、味覚が壊れてるのです。


一高の高2理系は今数学IIIの微分で速度、加速度、一次近似を終わったところ。 速度が座標の微分で、加速度が速度の微分で・・・みたいなことは、 物理を学ぶときに同時にやれば理解も深まるのに(普通の生徒に は難しいというのはわかる)。いまさら思い出したようにこんなことやらせても なあ。やらんよりはマシだけど。2年生の春頃から数学では微積をやって、 物理でも少しだけ本格的なことをやるんだから、数学科と物理科が 一緒になってカリキュラムを組めばいいのに。

というわけで春休みに、主に新高2対象(3年生や高卒生もどうぞ) の「微積分と物理特講」と「微積分と求積特講」 をやります。微分、積分とは何をやることなのか、物理に出てくる概念 や公式とどんな関係があるのか、について解説する予定です。 テスト対策にはあまりならないかもしれませんが、微積や物理について の深い理解へ近づく一歩となるでしょう。
希望者の方はメールで、または直接知らせてくださいな。

2/2(火)

ぼんやりしていたら、久しぶりのチェロレッスンが 金曜日に迫っていた。去年の4月に何をやっていたのかすら覚えていない・・・ もう少し定期的かつ頻繁にレッスンを受けないと、全然意味がないです。
まあ、先生が毎月来たとしても、金ないから(ただいまチェロを買うべく 貯金中。五カ年計画)毎月レッスンを受けることは無理だけど。


昨日からうちの前の4号線で、バス停を作る工事をしている。 バス停はどうでもいいから、バスをもっとたくさん走らせて欲しい。一日4本では いくら何でも少なすぎる。


石原学舎から徒歩3分圏内に美容室(床屋かも)が二つできた。 そんなに需要があるのだろうか。
塾長は零細自営業を見ると自分と重ねて応援したくなる。 「借金どのくらいあるんだろうか?」「客いないなあ。 宣伝してるのか?」 みたいな想像がふくらむ。頑張ろう、自営業。

ちなみに石原学舎は無借金、健全経営です。ある意味奇跡かも。 皆様のおかげです。

2/1(月)

税務署から電話があった。

税務署職員「石原さんですか?納税管理人の件について・・・」
塾長「届けは出していますし、12月にそちらの職員が確認しています」
職員「はあ、それで正式なお名前はジェ、ジェ、ジェラルさんで・・・」
塾長「ジェラルド・ミナハンです。姓がミナハンで、名がジェラルド」

堪忍してくれ。なんでこんな初歩的なことで電話してくるんだ。 大体、書類を作って提出したのは何週間も前の話だぞ。今頃こんな電話 かけてくるってことは、今の今まで放っておいたってことか。

塾長は今の生活にかなり満足感を持っている。でも、0.1パーセントぐらい、 「この人たちは無能だけど生活が保障されている。それは、ちょっと羨ましい」 と思う気持ちがある。失業者対策にしては手厚すぎる。


マリオスの便所に、ンコが流されずに残っていた。 流さない人も悪いが、水圧の低いマリオスも悪い。 何とかしてくれ。

それはそうと、演奏会を聴きに行くたびに思うのだが、客席 の椅子の間隔は(横も前も)きつすぎないか? ゆったりとした気分で音楽を聴くには、隣の人が近すぎない こととか、隣の人の香水のにおいに邪魔されないとか、 隣の人のいびきに邪魔されないとか、そういう基本的なことが 重要なのではないかと。
ニューイヤーコンサートなんかでウィーンのホールが 映されているのを見ると、あちらも客でぎちぎちになっている のがわかる。演奏会に行ってそんなこと気にしてる人はいないのかも知れない。 塾長は、トイレに行きたくなったときにすぐに出られない 席は大嫌いだ。だから指定券を持っていても別の場所に座ることが多い。 さすがに昨日の演奏会は客が多くてそれはできなかったけど。


灯油価格が(多分ガソリンも)じわじわと上がってきている。 去年の秋頃リッター50円だったのが、今はリッター65円になっている。 何年かテレビを見ていないが、最近は灯油の値段の報道はあるんだろうか。 人口の少ない北国には興味がないんだろうか。

というか、小沢大先生の地元だろう。なんで岩手県だけ 灯油をリッター30円にするとか、その程度のことができねえんだ? 不動産転売してる場合じゃねえぞ。


岩手県は広い。誰も住んでないような山奥のどこかに米軍基地を 誘致して、政府からがっぽり補助金もらうってのはどうだ。 競馬の借金がすぐにチャラになるぐらい。
冬場は飛行機の離着陸がちょっと危険だけど、いい訓練になるだろう。

広いというなら、北海道もありだよな。年間5兆円ぐらいで、 北海道の面積の100分の一ぐらいの面積を政府に貸し出すとか。 その気になればいくらでも 代替地はあるような気がしてきた。沖縄は狭い。

Copyright(C) 石原学舎