6/27(金)

ガソリン値上げの陰に隠れて目立たないが、灯油の値段も上がっている。 カブに乗っている塾長にとってガソリン値上げは痛くもかゆくもないのだが、 給湯器が灯油を使っているのでこちらはちょっと気になる。

どうでもいいけど、いつまで化石燃料に頼った生活スタイルを 続けていくんだろうね。訳のわからんアラブの石油王たちに自国の命運を 握られてるのはあんまり居心地が良くない、ような気がする。食糧もそうか。


盛岡にも幸福の○学が進出してきた。

善男善女の皆様方、幸福と科学の間にはほとんど何の関係もございません。 よーくお気をつけ下さい。いい年した大人が「騙された」なんて 間抜けなことを言ってはいけませんよ。オウムの場合も、身ぐるみはがれた 元信者の連中はみんな加害者なのですから。知らぬ間に加害者になっている という危険について、じっくり考えるように。面白半分で 本を買うのも同罪だよ。

6/19(木)

New York Times に次のような記事が載っていた。 New York Times関係者が塾長雑記帳を読んでいるとも思えないので 著作権法違反であることを承知の上で全文を載せておく。
一高や三高に子供を通わせている親御さんたちに読んでほしいよ。

To get the well-educated, highly skilled workers that the country needs, states must strengthen public school curriculums, especially in math and science. States also need to adopt high-quality tests that show how students are performing from year to year.
Still there is a danger when schools focus too much attention on test preparation at the expense of high-quality classroom instruction. A disturbing new study from an influential research institute at the University of Chicago shows that that is happening far too often in Chicago schools — and likely in many others across the country.
The study, conducted by the Consortium on Chicago School Research, looked at how Chicago high schools dealt with the ACT, the well-known college-entry examination that Illinois students are required to take as a part of the state’s testing regime.
The ACT is a curriculum-based achievement test that measures what students learn at school and how well they are prepared for the first year of college. This is not a test that is easy to game. Performance depends on what students have been taught and the strength of their skills.
Some test preparation can still be helpful if kept in perspective. Indeed, students can benefit from learning general test-taking skills or becoming familiar with a specific test that they are about to take. But some schools and teachers in the consortium study went way overboard.
They required their students to spend enormous amounts of valuable class time practicing on a preliminary version of the test. By cutting instructional time, they were actually making it less and less likely that students would perform well on the test. Thinking that test preparation matters more, some students also blew off the actual course work.
The obvious cure in Illinois, and in other states, is to carefully limit or dispense with test preparation in class. Teachers should instead be working on the high-level academic skills that students need to perform well, not just on tests, but in college and long afterward.
Testing is the only real way to measure student progress and teacher effectiveness. But as the Chicago case shows, teaching to the test can be self-defeating.


ところでaround 40って何?
39歳、40歳、41歳の人々のこと?

6/18(水)

うちのポストに家庭教師のチラシが入っていた。

塾長に対する宣戦布告というわけかね、岩手○家庭教○協会の諸君(んなわけないか)。

6/16(月)

こないだオヤジから電話がかかってきた。

父「おい、俺のメールになんかスケベな画像が添付されてるっぽいんだけど、 こういうファイルは開けてもいいのか?」
塾長「明日もパソコンが使いたいならそういうことはしない方がいいんじゃない。」

七十近いんだし、いい加減に煩悩を捨てたらどうだ。


アラフォーがaround 40のことであると、今日初めて知った。
何でも省略するんじゃねえよ。

6/14(土)

シャワーを浴びてたら床が揺れた。直後にお湯が水になった。 安全装置がはたらいたものらしい。

久しくしゃべってなかった大学時代の友人から電話が来たりしてちょっと 嬉しかったぞ。家族からもメールが来てたなあ。

現地近くにいた人間としては、あの地震が心配に値するものだったのか、 今ひとつピンと来ないんだけど、新聞やニュースを見ると結構でかかった みたい。

今も余震がありましたが、塾長は無事に生きております。心配してくださった 皆様方、どうもありがとうございました。

6/13(金)

石原学舎にスウェーデン人の高校生が来て、僕の友人のアメリカ人と パソコンでチャットをした。
ぼろい日本家屋の石原学舎であるが、モダンな外観のどこぞの学校やら会社よりも ずっと国際的なのさ。

その高校生はコンピュータに興味を持っていて、すでにPHPやらC、Pythonなどの プログラムを組んでいるとのことだった。高校時代はBasicしか知らなかった 塾長はただただ驚くのみ。コンピュータに興味を持っているというので、 ChaitinのAlgorithmic Information theory のさわりをお話ししたら えらく喜んでくれて嬉しかった。塾長は、中学から二十歳ぐらいまでの間に そういう刺激的な話を聞いて脳内が発火すると後々の人生を(金のあるなしに関係なく) 楽しめるのだと思っている。
Godel, Ecsher ,BachやPenroseの本を見せたら、それにも興味を持ってくれたみたいなので Penroseの本は貸しちゃったぞ。さすがにChaitinの本は稀少で貴重なので 貸せなかったけど。


モンスターペアレントっていう言葉があるけど、 この呼び方だとちょっとかっこよくてあれだな。

すごく幼稚で恥知らずな父ちゃん母ちゃん、とかにしたらそう呼ばれるのが恥ずかしくて モンスターペアレントは減るかも。
恥知らずなんだから効果なしってか。

6/10(火)

午前4時頃ふくらはぎがつった。筋肉が切れるんじゃないかと思うぐらいの 激しいやつだった。こういうときは、何日か続けて足がつるんだよな。やだやだ。

6/7(土)

中田英寿の肩書き「旅人」ってのは、ありゃ何だ? 玉蹴ってないとサッカー選手はボケるのかな。

6/3(火)

チェロ弾きには楽器のお手入れの仕方を知らない人も結構いる。 いちいち説明するのが面倒なので、ここにまとめておく。

1.楽器を拭く布は三枚用意する。
(1)松ヤニを拭く布。主に弦にこびりついたヤニをとる。ついでに楽器本体や 指板に飛び散ったヤニを払う。
(2)指板を拭く布。指板についた指先の脂や指の皮をとる。
(3)楽器本体についたほこりを払う布。決してごしごしこすってはならない。 ごしごしこするとニスに傷がつく。

松ヤニを拭いた布で指板を拭く人がいるのだが、これをすると弦の滑りが悪くなって ポジション移動がやたらとやりにくくなる。また松ヤニを拭いた布で 楽器本体を拭くと、ニスにヤニがこびりついてしまう。指板を拭く布で 楽器本体を拭くと、脂がニスにこびりつく。これもダメ。
そんな大層なことではなく、ちょっと考えれば誰でもわかることじゃん。

2.駒は、テールピース側が楽器本体と垂直になるようにする。
ひどく曲がっているときは直す。自分でできないときは職人さんに任せる。 駒の両側(指板側とテールピース側)に布をしいて作業すると、駒が倒れてしまったときにも 楽器本体を傷つけなくてすむ。弦を替えるときも、弦の先っぽの金属球で 楽器を傷つけないように布をおいておくといい。

3.駒とナットの溝に、5Bか6Bの鉛筆を塗っておく。
これで、弦がスムーズに駒とナットの溝を滑るようになる。 そうすると、調弦がすごく楽になるし、駒の変形を防ぐこともできる。 余分な摩擦が駒の変形の原因の一つなのだ。ついでに、駒の変形を直すのも 楽になる。くれぐれもHBの鉛筆を使わないように。 HB程度の柔らかさでは潤滑剤としては使えない。

4.弦は4本まとめて交換する。
そうしないと音色がそろわない。というか、状態のいい弦と悪い弦が混在している のはよろしくない。そして、弦を交換するときに、駒とナットの溝に鉛筆を塗る のを忘れないように。ついでに、アジャスターのねじの回転をよくするために、 ねじにCRE556などの機械油を塗る。こうすることで調弦がずいぶん楽になる。

5.アジャスターをあまりねじ込みすぎない。
テールピースによっては、アジャスターのねじをねじ込みすぎると負担がかかって よろしくないものもある。そうでなくてもアジャスターのねじの可動範囲は できるだけ大きくしておくことが得策であるのは明らかだ。高い方にも低い方にも 半音ぐらい変えられるような位置にアジャスターのねじをねじ込んでおくのがよい。 ローマの松みたいに、演奏中に半音調弦を変えなくちゃいけない曲もある。 たまにはペグも使ってよ。

まあ、大体こんなとこかな。大事な相棒なんだから、もう少し丁寧に 扱ってやればいいのに、と思う楽器に出会うことが少なくないのは残念。

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