3/31(月)

石原学舎が載った新聞記事の中にいくつか間違いがあったので訂正しておく。

マンツーマンで教える、と書かれているが、「一クラス三人までの超少人数 クラスで、塾長や友人とじっくり議論をしていく」というのが正しい。 一対一で教えることもあるが、マンツーマンというとちょっと誤解を招きやすい。

特別進学コースで数学を教えた、と書いてあるが、僕が教えたのは物理。 質問されれば数学や英語についても話はしたが、授業を受け持ったのは物理。 他のクラスでは数学や英語も教えたけど。

石原学舎のスタイルはぼく自身の受験勉強がベースになっている、というのは 不正確。少人数で議論しながら学んでゆくというのは、大学で普通に行われて いる学習・研究形態で、おそらくこれが理解を深めるには一番いい方法であると 塾長は考えている。塾長の受験時代に欠けていたものを、石原学舎では 補おうということ。

大変に厳しい指導、とあるが、普通に想像されるような意味での厳しい指導はしない。 教える側がやたら熱くなって(熱くなっているふりをして)いるのは 塾長のポリシーに反する。やる気のない生徒さんだと、得るものも少ない だろうな、という感じの厳しさはある。

ついてこられない場合は途中でやめてもらう、などということは一言も言っていない。 予習をしてこなかった場合に「お互い時間の無駄だから今日は帰ってください」 と言ったことはあるが、生徒を放り出すようなことは塾長は絶対にしない。 生徒に見捨てられることはあるかもしれないけど。

チェロをマスターしたのは大学時代、は間違い。未だにマスターしてないし、 できそうもない。

なかなか正確な情報を相手に伝えることは難しい。まだまだ塾長も未熟者だ。


複数の偉大な演奏家が「バッハの無伴奏チェロ組曲を演奏する上で マグダレーナ・バッハ(バッハの奥さん)による手稿譜 が最も信頼できる」と述べている。

うーん、そうなのかなあ。ベーレンライター版には、マグダレーナ以外の 人による手稿譜もおまけについてきているんだけど、 マグダレーナの楽譜が特によいとも思えない。 スラーの位置はテキトーで法則性もあまりないし、音も間違っている(と思われる) ものがあるし。

塾長が神と崇めるロストロポーヴィチに至っては、マグダレーナの手稿譜の 明らかな誤りすらそのまま再現してしまっている。 1番ジーグの最後、 八分の六拍子の中に、一カ所だけ八分の三拍子が入っている部分が ある。このような変拍子はバッハの他の作品では見たことがない。 これは解釈とか好き嫌いのレベルの話ではなく、明らかな書き間違い である。
盲目的にマグダレーナ・バッハの楽譜を再現してしまったロストロポーヴィチ の、魂の衰えが彼の無伴奏から聞こえてくる。 個人的には、彼が「分別のない演奏だった」として回収してしまった 昔の録音の方に興味がある。 誰か持っている人がいたら貸してくださいな。

3/29(土)

三月十七日の新聞に石原学舎が載ったと書いた。 本日ようやく実物を手に入れることが出来た。

なんか塾長が立派な人であるかのような書き方がされていて、 ちょっと気まずい(いや、もちろん塾長は軽蔑に値するほど のダメ人間ではないと自分では思っているが)。 こんなに大きく新聞に載せてもらえることはこれからの人生で 二度とないと思われるので、とりあえず永久保存版に決定。

でも、こういう書き方だと「敷居の高い塾」と思われるかもしれないな。 生徒さんや保護者の方に一言。うちの塾の敷居は全然高くありません。 一生懸命取り組んでくれる生徒さんなら大歓迎です。以上。


二月の演奏会DVDを観た。 塾長のフォームは結構きれいだ (音はともかくとして)。自分で言うのも何だけど。
で、一つ発見。前々から直したいと思っていた音の癖があるのだが、 原因がわかった。これからは気をつけて修正していこう。 映像を見直して反省することにはそれなりの意義があるものだ。

3/28(金)

この一週間、毎日(肉体的に)疲れてた。

3/27(木)

花粉症の症状の出るタイミングは、下痢の症状のそれによく似ている。
どちらも波があってコントロール不能だ。

3/26(火)

今日は花粉が少なかったみたい。チェロ教室の生徒は 鼻水ずるずるさせてたけど。


昨日の続き。塾長は浪人したんだけど、二年目に鼻水を出したという 記憶がない。というのも、二年目はやたらと寒く、花粉の量が少なかった からなのだ。試験場に行こうと思ってホテルを出たら雪が降っていたので、 ちょっと驚いたのを思い出す。ホテルからは地下鉄で二三駅だったので 塾長は余裕を持って会場に到着した。 結局あのときは試験の開始時間が 一時間ぐらい遅れたはずだ。大阪や神戸から京都につながる 電車のダイヤが雪のせいでぐちゃぐちゃになったのが原因。 待ち時間がやたら長く感じられたものだ。会場は狭かったし寒かったし。

しかし、国公立大学の試験を予備校でやるってのは違和感があったなあ。 今は亡き樫の木ゼミナール。解答速報が間違ってたぞ。ああいうのを ネガティヴキャンペーンて言うんだな。

3/24(月)

ああ、今年も花粉の季節が来た。どこかのアホ都知事みたいに 岩手県知事も杉の木を全部伐採します!みたいな政策を打ち出してくれないかな。 そうしたら今度の選挙ではあんたに入れてやるよ。

塾長の花粉症デビューは18歳の時、丁度大学受験を控えた 2月頃だった(名古屋は花粉が飛び始めるのが早いのだ)。 受験前日、三十三間堂の隣にあるホテルで、止まらない鼻水と 通らない鼻にいらいらしながら、悶々としていたのを思い出す。
でも、不思議なことに試験中は鼻がすっきり通っていて、鼻水もほとんどでなかった。 気合いのおかげか、緊張感で鼻の血管が収縮したのか定かではない。 理科の試験(二時間半だよ、堪忍してくれ)が終わると同時に鼻水が落ち始め、 革マルだか中核派のおにいさんたちが構内になだれ込んできて「米帝国主義粉砕」 みたいなことをアジりだしたのを思い出す。

この時期は無口な僕。塾長の苦しい鼻の内を思いやって許してください。

3/23(日)

コート掛けが壊れた。木の枝にコートを引っ掛けるようなシンプルなやつ だ。安物買いの銭失いの典型だな。
壊れたのは部品をつなげているジョイントの部分。金属製の雄ねじと 木製の雌ねじの部分は雌ねじの方が割れてしまっていた。木と木をつないでる 別の部分も同じような感じで木が割れている。

あんな単純な構造のものが半年で壊れるってのは何だかなあ。ちなみに 昨年購入した大型テーブルにもひびが入った。乾燥しすぎが悪いのかもしれない。


久しぶりに頭を丸めた。ヘルメットがきつくなってきたもんでね。

僕の電気バリカンは中学校の時から使っているものだ。 毎日使ってるわけではないけど、二十五年間 現役ってのはすごい。

3/22(土)

A Prayer for Owen Meany を読み終わった。一年前の冬休みの 宿題にしたはいいが、字が小さすぎるのと分量が多すぎるのとで挫折。 アルファベットというのがいかに単純な記号であるか、 漢字と仮名がいかに複雑な記号であるかがよくわかった。 結局この二ヶ月ぐらい、夜寝る前にちまちまと読んでようやく読了したと。

次はTo kill a Mockingbird かThe Great Gatsbyを読む予定。 アメリカ人の友人曰く「アメリカの高校生が必ず読む本」。 ちょっと僕には難しいかもしれないな。
ちなみに僕はあまり丁寧に小説を 読まないので、知らない単語があっても気にならない。 十年ぐらい前に芥川賞を取った平野氏の小説なんかは、 見たことのない漢字と単語だらけだった。いちいち辞書を引くような 読み方は中学高校の時以来していない(自慢できることぢゃない。中高生 の頃は真面目に辞書を使っていた、と言い訳をしておく)から 細かい描写はすっ飛ばしている。悪い読者だ。 中高生は僕のような読み方をしちゃダメだよ。ちゃんと辞書も使うよーに。


目の前の4号線を霊柩車とバスが並んで走っていく。あのまま火葬場に行く んだろうな。一ヶ月前のばあちゃんの葬儀を思い出した。

3/21(金)

一日中歩いていた。こんなに汗かいたのは久しぶり。

塾長は断言する。この調子で、過労で死なずに九月を迎えることが出来れば 塾長は見違えるほど痩せる。最低でも5kgは減るな。うまくいけば 10kgぐらい減るかも。


今日の夜はレッスン。明日の夜もレッスン。明後日もレッスン。 (塾長が受ける方ね)一杯楽器が弾けて幸せさ。

3/20(木)

だらだらと読書。A Prayer for Owen Meany はあと少しで読み終わる。 アメリカってのは変わらない国なんだな。変化を最も重視するお国柄のはずなのに。


「水素水」なるもののチラシが入っていた。 盛岡でも水商売は盛んなようだ。水素が豊富な水って、オキシドールのこと?

3/19(水)

低弦分奏第二弾開催。とりあえずの共通認識は、

1. びびらずに音を出す。
2. 連帯責任。
3. 間違えたら皆様に対して申し訳なさそうな顔をする。

といったところ。音程が外れるのは指の問題だ。


橋下知事とどこかの国の元首相がダブって見える。 すでに壊れているものを「壊す!」って息巻いたところで ねえ・・・壊れていることをわざわざ再確認するのに 何年もかけなきゃならんとすれば本当に時間の無駄だ。

もじゃもじゃ頭のおじさんは、壊さなくていいものも壊れてるものも いっしょくたにゴミ箱に捨てちゃったみたいだなあ。

3/18(火)

地元紙に石原学舎が載ったらしい。盛岡デビュー!塾長はまだ見てない。


今日は本当によく歩いた。この調子で毎日しっかり歩けば 脱メタボは確実だ。

3/17(月)

元同僚の先生方のところにねんきん特別便が来たらしい。 いやあ、生々しい。正社員として労働していた頃の7〜10年分の厚生年金 記録が消えていたそうな。毎月5万円以上払い続けてきたのが消えてたら さすがに心穏やかではいられないだろうな。

必要最低限の保険料しか払っていないからもう一つピンと来ないや。


ようやくWindowsXPをインストールし終わった。誰か激指7プレゼント してくれないか?

3/16(日)

昨日の宴会で、色々な音律があるということをやたら強調したがる 青年に会った。平均律が大変にお嫌いらしい。 曰く「プロ奏者でもこのことを知らない人が多い」

うーん、そのぐらいのことは我々アマチュアでも知っている。 「正しい」音には幅があって、その幅の範囲内でどういう音程をとるのかが 超一流の演奏家にとっては個性の見せ所だったりする。 カザルスなんかは、音程の取り方は芸術的には自由である、などという 恐ろしいことを言っている。事実、彼の半音はあり得ないぐらい狭い。 塾長の耳には気色悪くて仕方がない。塾長の師匠の師匠 (元ベルリンフィル首席)は「カザルスの音程は完璧。 だけどレコードを聴いちゃいけない。あの音程はカザルス以外のチェリスト が真似しても格好がつかない。」と言っていたそうだ。

実際問題、指先の音程をコントロールできるレベルの奏者はそんなにいないし、 塾長などは「正しい」音の幅にすら入っていない音を出してしまうこともしばしばである。
塾長の目標は「正しい」音の幅の中に入る音を増やしていくことだな。

3/15(土)

隣の家の庭にある池の水がとけた。春だなあ。


塾長は寝付きが悪い。昔は寝付けないまま、悶々としていたら 夜が明けた、なんてことが毎日のようにあった。 生活リズムがぐちゃぐちゃの日々だった。ある意味肥満より 不健康度が高い状態だった。最近はそれほど ひどくないけど、それでも意識を失うのに15分ぐらいはかかる。 学生時代の友人で、布団に入ってから30秒以上意識を保つことが できない、という素晴らしく寝付きのいい奴がいた。羨ましい奴だ。

で、たまたまこの間Amazonをぶらぶら見ていたら「最後まで聴き通せないCD」 というのがあったので衝動的に買ってしまった。葉加瀬太郎や その他の人々の録音したCDで、結構期待していたのだが、これがダメダメ。 ヴァヨリンの音程が悪いとね、気になってしょうがないの。あと、 アヴェマリアみたいな下らない曲が入っているのも我慢ならん。買うときに 調べれば良かったじゃん、と反省してみる。
ちゃんと最後まで聴き通しちゃったし。

結局一番寝付きがいいのは、平均律クラヴィーアであると判明。 Cis-mollのフーガを聴いた記憶がほとんどない。d-durに至っては 一度もまともに聴いたことがない。
あといいのは、語学CDかな。ドイツ語入門はいつまでたってもアルファベット しか覚えられないし、英単語集も最初の2,3ページしか覚えてない。 CDの使い方を間違ってるとしか思えない。

ちなみに携帯用音楽プレーヤーであるはずのiPod nano はこの一年以上、 自宅の外に出たことがない。限りなく100パーセントに近い時間を、 僕の枕元で子守歌代わりの音楽や 語学CDを流して過ごしている。何のために買ったんだか。 イヤホンを使ったこともほとんどない。ヘッドホン難聴が怖いから。

3/14(金)

最近の毎朝の日課。UNIXをいじること。MacBookのOSはUNIXベース なのだ。
研究室にいた頃、システム管理者の人がビルゲイツ大嫌いで、 個人所有のWindowsノートパソコンにまでUNIX(かLinux)がインストールされて いた。Windowsは使用禁止だった。セキュリティが、という話を聞いたことは あるが、おそらくシステム管理者の嗜好が強く出ていただけだと思う。 あの頃はUNIXを使ってたはずなのに、ほとんど何も覚えていない。

最近のパソコンは知識がなくても動くところが便利で、危険だ。

3/13(木)

昨秋からフィヤールという練習曲集(ピアノでいうとハノンだ)を 開放弦で音程を確認 しながら丁寧に練習している。筋トレとシフトの練習ばかりが延々と続く。
そうしたら最近シフトが上手になってきた。本当はこういう練習を もっと早い時期から毎日やるべきだったんだろうな。 アホみたいにチェロばかり弾いていた頃にサボらなければ・・・

この年になって上達してるのは手放しで喜べることなのか。

3/12(水)

ヤフーオークションでWindowsXPを一昨日落札して、昨日入金した。 出品者からのメッセージはかなり笑える。

落札後のメールがこれ。
ご入金を確認後ただちに発送させていただきます。詳細をメールでお知らせ致します。万の一ご入金後、3日以内に発送完了メールが届かない場合は、何らかのトラブルの可能性もございますので、大変お手数をおかけ致しますが必ずご連絡を頂けます, 宜しくお願い致します。(こちらの自己紹介欄に入金したが御住所が知らない方の名前を書いた。確認してくたざい)尚、土日にメールと荷物発送のやりとりに対応しない場合がございますので、予めご了承ください。(原文ママ)

入金後のメールがこれ。
xpCDと認証マニュアルは2日後発送します。プロダクトキー番号は認証マニュアルに添付していますので、認証保証です。
クロネコメール便番号*****************
送り状の問合せhttp://toi.kuronekoyamato.co.jp/cgi-bin/tneko?init
配達時間は7日間到着できるですから、しばらくお待ちください。 普通の場合は問い合わせ番号が発送5日後に登録されます。発送後7日にくらいは届けます。 もし未着と認証できない場合連絡してこちらは再発送を致します。安心してくたざい。 以上で宜しくお願いします。(原文ママ)

ものすごく安心てぎないメールだ。

整理するとだな、入金後3日以内に国外から発送して、国内でクロネコヤマト の手に渡るのが5日後ということなんだろう。普通の感覚だと、 2日後発送なら3日目には届くんだけど、さすが大陸の人間は大らかだ。 直ちに発送ってのが笑える。直ちに届かなけりゃ 直ちに発送しても意味ないだろうよ。


六月の演奏会のために低弦分奏をうちでやった。
コントラバスでけえ!うちの練習室は割とスペースがあるのだが、 それでもコントラバス一台で一杯だ。

練習後は桜餅をいただきながら、 ピアソラを聴いた。ピアソラ五重奏団の人々の演奏は 非常にスケベなので、皆様びっくりしておられた。 でも、これがピアソラ。いやらしいポルタメントを恥ずかしがっていてはいけない。 裸で舞台に出るぐらいの気持ちで弾かなくちゃ。

十年ほど前のピアソラブームはヨーヨーマやクレメルといったクラシックの 著名な奏者が火付け役になった。ピアソラという名前が表に出たのは 良かったと思う。
でも結局ピアソラの音楽自体はほとんどの人々に聴かれることなく、 耳障りの良いヨーヨーマの演奏したものがピアソラだと思われてきた節がある。
塾長は声を大にして言いたい。ピアソラの自作自演CDはまだ手に入る。 ヨーヨーマの演奏で物足りない、下らないと思った人は一度 自作自演を聴いてみてちょ。推薦盤を下に書いておく。

・ニューヨークのセントラルパークライブ。ノリがいい。 途中でピアソラのスピーチが入っていたりする。英語・スペイン語・イタリア語 の三カ国語でスピーチを始めたが、いちいち自分で翻訳するのが面倒になって 最後は英語だけになっちゃった。
・American Clave から出ている、Late Master Pieces の三部作。これはスタジオ録音 の最高傑作だと言われている。この中にあるTango zero hour というアルバムは特に有名。Mumuki という曲がオイラのお気に入り。
・ウィーンライブ。リベルタンゴの最終バージョンがこの中に入っている。 ヨーヨーマの演奏がいかに下らないかがよくわかる。
・AA印の悲しみ。これもウィーンでのライブ録音。凄いよ。
・Piazzolla Best Selection。一世代前の五重奏団が聴ける。 アントニオ・アグリがヴァイオリンを弾いている。ピアソラが歌を歌っている曲もある。 ものすごくヘタなんだけど、心にしみる。二三回聴くと今度は笑える。

3/11(火)

昼飯は元同僚と焼き肉バイキング。 普段の粗食とときどきの馬鹿食いがダイエット失敗の秘訣なのかもしれない。 すっかり飢餓体質になってしまった塾長。


左下奥歯が痛い。歯茎が少し腫れているようだ。 親知らずかとも思ったが、下の二本はどちらも抜いていたはずで、 残っているのは上の一本だけだった。何か変な物が挟まってるのかな。


居酒屋たむらの前にパトカー一台と乗用車二台が止まっている。 ねずみ取りに引っかかったのか、別の理由なのか、よくわからない。 パトカーを挟んで二台止まっているという状況がさらに理解不能だ。 もう寝る時間なんだから、赤色灯を消してくれないかな。

3/10(月)

(-2+a)の二乗と(2-a)の二乗はどちらを使ってもいいのでしょうか、 というメールが来た。

で、(-2+a)の二乗と(2-a)の二乗は当然同じなので、どちらでも可。 これを違うものと認識する教員がいるとしたらそれはちょっと・・・

しかし一体誰からのメールだったんだ?


確定申告をしに市役所に行ってきた。生まれて初めての 確定申告だ。二ヶ月ぐらい後にいくらか金が返ってくるんだとさ。 こんなことなら毎年やっておくんだった。金が返ってくるなんて 思いもよらなかったし。


結局Windowsのインストールには失敗した。CDを二枚渡されていたのだが、 32ビット版のライセンスは既にCDをくれた友人が使っていて、 64ビット版のライセンスは僕のパソコンが64ビットに対応していない のでインストールのはじめの段階ではじかれてしまったと。

Windowsで何かやりたいわけではないのだが、何となく中途半端な 気分になり、YahooオークションでCDを落としたぞ。
しかしだな、激指ぐらいしかやることなさそうなんだよなあ。

3/9(日)

MacBook にWindows XP をインストールした。 無線ネットワークにつなぐのに四苦八苦したあげく、 パスワードを二種類設定していたことを思い出した。 これまで友達がノートパソコンを持ってうちに遊びに来ても 無線LANにつなげなかったわけがようやくわかった。 僕は片方のパスワードしか覚えていなかったのだ。

しかし苦難はまだ続く。もらったProduct Key のうち、 使えない方を入力してしまったがために30日しか使えないことに。 明日、使える方のProduct Key でもう一度インストールし直すぞ。 しかし、一体Windowsで何をしようとしているんだ、僕は。

3/8(土)

花巻の愛燐館の結婚式場でカルテットを弾いてきた。 以前にも一度弾いたことのある、馬鹿でかい会場だ。 どうやっても弦楽器の音は聞こえない・・・というか、 騒々しすぎて隣のヴィオラの音すら聞こえないことが。 マイクが必要だったなあ。今更遅いけど。

CDを流さないで生演奏をするなら、会場の選択を相当 シビアにしないと金がもったいない。これから 結婚式を挙げる予定の人で、生演奏を希望する皆様への非建設的な アドバイスでした(どこの会場ならいい、というのがわかんない。 絨毯なし、石造り、全面フローリングぐらいが必要条件。ただし、 十分条件になるかどうかはわからない)。


花巻から帰ってから、ジェリーの家でパーティ。 以前勤めていた学校の先生方も何人か来ていて久しぶりにお話をした。 ジェリー家には珍しく、日本語だらけのパーティであった。

WindowsXPのインストールディスク(合法的なディスクだよ、念のため)を もらったので、明日にでもWindowsを僕のMacBookにインストールしてみよう。 Windowsをインストールして、一体何をしていいのかがよくわからないのだが。

3/6(木)

鍋はいい。

翌日洗いものをしてるとちょっと寂しくなる。


累積警告や、退場処分で次の試合出られない、っていう 制度はやめてほしい。主力選手が出てない試合は 見る気が起きないし、そもそもこの間の試合みたいに 審判がカスであることもあり得るわけだから。

あるいは、試合後にサッカー協会で会議を開いて、 警告じゃないじゃん、ということになったら警告を取り消すとか。 試合の中の警告や退場は、そこですべておしまい、すっきりということに してよ。だらだら過去を引きずってちゃあ、ダメだ。

3/5(水)

髪の毛とひげを伸ばしたオダギリジョーが麻原彰晃に見える。

麻原彰晃が一発変換されない。頭の悪い変換ソフトだ。


居酒屋いしぴー営業日。今日は牡蠣鍋。腹一杯食った。

3/4(火)

元同僚の先生と昼飯に下品なそば(略してゲソ)を食べに行った。 最近胃が弱っているのか、満腹感でいっぱいだった。辺境高校の モデルとなっている学校では相変わらず面白いことが起きているようだ。 書きたいけど書けない。


家の外で「ズガーン」というすごい音がして床が揺れた。 二三日前の朝にも同じような音がした。何か倒れたか、 ホワイトボードが落ちたか、と思ったが、家の中は何事もなかった。

今回は音が家の北側から聞こえてきたのでそのあたりをよく調べてみたら、 隣の家(空き家)の屋根から落ちた氷の塊を発見。 二年前、まだ高校の学生寮で管理人をしていたとき、寮の屋根から落ちてきた 氷の塊で自転車がつぶされたんだった。それがカブを買った直接のきっかけ。

3/3(月)

YahooBBの契約を50Mから8Mにした。スピードチェッカーで 調べても1M未満しか出ていないし、それで特に不満を感じることもないから。 料金も四分の三ぐらいに抑えられる。 最初の契約の時や引っ越しの時に、Yahooが教えてくれても良さそうなもんだけど。 「あんたの環境ではこんなスピードは絶対出ません」みたいな。 やっぱ自己責任か。
このスピードでYouTubeもiTunesも全然問題ないことを考えると、 光回線とかいったい何の目的で使うのかがよくわからないや。


プーチン皇帝は院政をしくつもりみたいだ。カザルスの自伝に、 1905年前後のロシア革命の光景が描かれている。 「ツァー共和国万歳!」と叫びながら 走っていく男を見て「ロシアにおける民主主義についての認識は この程度のものだった」とカザルスは回顧しているが、実は今でもあんまり 事情は変わらないように見える。

民主主義と言いながら、多くの人々は自分よりも大きな力 (大きいと信じたい力)によって 保護・支配されることを望んでいる。その力が正義を持ったもの だと(都合良く)解釈したがっている。 重大・深刻なことについて は責任なんか持ちたくないもんね。「イラク戦争の正義」 「強いロシア」「神の意志」 「科学的」「国民の皆様」どれもオイラには同じ台詞に見える。
最近はやっている霊能師やら占い師の類は断定的な物言いをすることが多い。 「あんたは間違ってる」「お母さんもね、許してくれています」みたいな。
それはそれでいいような気もするんだけど、 あんまりに安易な答えを求めすぎているんではないかと思わないでもない。 もうちょっと悩んでもいいのでは。悩み事のほとんどない塾長が言うのもなんだけど。

二十世紀以降、人類が経験した不幸は大体において我々庶民の思考停止から始まっている。

3/2(日)

辺境高校奮闘記、第13章(方針転換編)完成、第19章 (未履修編)冒頭部分書きかけ。


灯油の飛び散った台所で、灯油のついた手でりんごを切って、かじった。
確かに喉のあたりに違和感があった。

ゲップが灯油臭い。

3/1(土)

来週の新曲披露パーティ(本当は作曲者の方の初出版記念パーティ) のための初合わせ(兼ラスト合わせ)をやってきた。
ピアノの方のうちまで作曲者の方に車で運んでいただいた。そのときの会話は こんな感じ。

「徳永兼一郎さんね、N響にいた、あの方はですね、かちっとお弾きになる方 でしたね。昔の日本の音楽教育を受けた方です。 でもね、ロストロポーヴィチというチェリストがバッハを弾いておる んですが、この人の自由さとか、ヨーヨーマみたいな歌心という点とくらべるとですね、 やっぱり昔の日本の人の演奏だなあと。堅いんですね。かちっかちっと。それが『 もっとうまくなりたい』 という発言につながったのかもしれませんですけどね(後略)。」

あああ、徳永の兄ちゃんにダメ出ししちゃってるよ、この人は。 徳永の兄ちゃんに遠く及ばない塾長はいやーな予感がした。
練習が始まる。

「あのですね、弓は押さえつけずに横に移動します。絶対に押しつけてはいけません。 腕も体も楽に、力を抜いて。このような音型の時は、このように音を軽くおくような 処理にします。四拍目は長めに 。大切に弾いてください。弾きとばさないで(後略)。」

無理、無理、みたび無理。あんたの言うことが全部出来るチェロ弾きだったら ギャラは五倍くらい払わないとダメだよ。そのうち、ピアノにも注文を 出し始めた。「ここはですね、練習していただいてですね・・・ 確かに難しいですけど、前よりは音を減らしたんですよ」 ピアノの人は本当に本職の人だ。ありゃ、相当鬱陶しがられてるぞ。

(作曲家への)教訓。自作を披露するときには、良い演奏家をそろえること、そのためには 金を惜しまないことだ。あと、本職の人にはもう少し敬意を払った 物言いをした方がいいかもね。

Copyright(C) 石原学舎