11/30(日)

一昨日の演奏会に来てくれる予定だったにもかかわらず、 合コンが入ったという理由で来場しなかった知人あり。
アラサーシングルってのはそんなに風当たりが強いのか?

アラフォーシングルには全然風当たり強くないぞ。 空気ないから風も吹かねえってか。


会うたびに小さくなっていくばあちゃんをみながら、 「偉くなれなくてごめん、ばあちゃん」と心の中で謝っている。
家族の皆様がどのくらい期待してくれていたのかは知らぬが、 確実にその期待を裏切り続けていることに、悔恨と締念の入り交じった 複雑な感情を持っている。

結局、偉くてもそうでなくてもメンタリティー自体は変わらない んだけど。基本的に無責任で臆病な人間なもんでね。

11/29(土)

昨日の演奏会は、無事?終えることができた。 支えてくださった皆様、観客の皆様、わざわざ遠くから 来てくれた家族に感謝。
反省すべきことは多々あるのだが、そんなことよりも 演奏機会を与えられていることに感謝する気持ちの方が強い。 技術的な問題や、演奏会の舞台上での問題については、ちょっと 落ち着いてからじっくり今後の改善策を練ってゆけばよいかと。

母上から「去年より音が柔らかくなったんぢゃない?」と聞かれて、 ふむ、全くの素人でもガット弦に替えたということはわかるものなのだなあと、 妙な感心の仕方をしてしまった。父上は「あの、時々聞こえる片桐君の ソロは、輝くような音だったなあ」と言っていた。
蕎麦の味は全然わからなくても、ヴァイオリンの音は少しわかるようだな。


午後は、両親、祖母と一緒に昼飯(回転寿し)を食べて、 それから御所湖川村美術館、小岩井牧場、角館武家屋敷を 回った。名古屋にいたときと同じ雰囲気の車内で、風景だけが 違う、ちょっと変な感じ。天気がよくて夕焼けがきれいな角館は なかなかいい。先月寄ったときと全然違うわ。

夕食は「和かな」で前沢牛と岩手単角牛をもりもり食った。 塾長の食費二ヶ月分が一食で消えた。ひええーーー。

夕食後、ばあちゃんの睡眠タイムまで少し時間があったので、 「岩手の珍品」を見せるべく、岩手競馬場まで夜の道を走らせた。
親父「山の中走っとるんじゃないか?」
塾長「そのとーり」
親父「おい、トンネルがあるぞ」
塾長「トンネルを超えるとそこは競馬場であった (嘘。トンネルからしばらく走らないと競馬場には着かない)。」
親父「人っ子一人通らんが」
塾長「こんなとこ夜に歩いとる人いたらそっちが気持ち悪いわ。」
前にも書いたが、やはりこの競馬場計画に 携わった職員は万死に値する。別に死刑にしろとか言わない。 でも、これは「公務員は結果責任を問われない」という 不文律(法律で決まってるのかもしれないけど)の 例外にすべきだと思う。確かに、官公庁というのは そもそも採算を考えない事業を扱うことが多いのかもしれないが、 競馬場という賭場は絶対に黒字にしなくてはならない施設だし できるはずの施設だったはずだ。あの場所でなければ。
あの場所にある限りは百年経っても採算は取れない。議論の余地なく 廃止すべきだろうが。

11/27(木)

チャート式の帯にこう書かれている。

人は学ぶ。
参考書は、
チャート式

文字の並びのせいか、人参に見えて仕方がない。

11/26(水)

朝、息苦しいと思ったら、Tシャツが後ろ前だった。
昼休みにトイレで鏡を見たら、裏表であることも判明した。

今日の塾長は0点だ。いつもは、、、15点ぐらい?


チェロ教室の生徒(中一女子)に貸した吉幾三の CDが返ってこない。雪国の世界にどっぷりと浸かってしまっているのか、 そもそも借りたことすら忘れてしまうほどどうでもいいCDだったのか。
もしかしたら中学一年生に吉幾三は難しすぎるのかもしれないな。

11/25(火)

祝!!英検一級合格

二次の面接試験はギリギリだった。63/100で合格最低点が 60/100だ。まあ、受かるにしてもすべるにしてもこれぐらいかなあ といったとこ。

11/24(月)

今朝、果物を切っていてついでに左手親指の先を切り落としてしまった。 「痛っ」と言ってみたが、全然痛くないことに気づいて「そうでもないです」 と前言撤回。
前言撤回しても一人。

しかし、演奏会直前だというのになんという間抜けなことであろうか。
きれいな切り口なので痛みもほとんどなく、チェロを弾くには全然問題ない。 以後気をつけます。って遅いか。


薫弦楽四重奏団のホームページがおかしい。パソコンの ホームページ作成ソフトの具合が変だと思っていたら、いつの間にか ブログページとかが開かなくなっている。
まあ、クリーンインストールしたばっかりだから、システムファイルも健康 だろうし、今が作り直すチャンスに違いない。 ちなみに、アドレスが こんな風に変わってしまったので、ブックマークをしてくれている奇特な方 は変更しておいてくださいませ。

11/23(日)

パソコンの調子が今ひとつなので、思い切ってクリーンインストールした。 アドレスブックのデータの場所が分からないので、バックアップデータの復元が できない。
VMwareFusionも使えなくなっている。再インストールが必要かも。面倒だ。

11/21(金)

朝から大雪だった。ノーマルタイヤのカブで通勤するのは命がけだ。 普段なら十五分かからずに到着するんだが、今日は四十分かかってしまった。 時速十キロで四十分。緊張感たっぷりで朝からぐったり。 これなら、徒歩でも変わらん。
十二月にスパイクタイヤにする予定なので、来週どうやって通勤するかがポイントだ。

うちの前の四号線で、今朝トレーラーが坂を登り切れずにずるずる後退していた。 あの分だと北大橋まで滑り降りていったに違いない。他の車は近づかないように、 遠巻きに追い越して行ってた。


最近、大学院時代の友達からメールがあった。 うちのホームページを見つけたんだと。こうやって旧友が ワシを探し当ててくれるのは嬉しいんだが、いかんせん顧客となるであろう 生徒や保護者の方々が見てくれている気配がないのが残念だ。 じっと我慢の子であった。

11/19(水)

吹雪いていた。「寒い・・」と言ったら、玉山から来ている 人に笑われた。

「まだまだですよ。」
「いや、そりゃマイナス20度になる玉山村の人にしたらたいしたことないだろうけど。」
「それは藪川です。それに玉山は村じゃありません。」

盛岡に住んでいると玉山は村にしか見えない。玉山の人にとっては藪川は ガンダーラみたいな異境ということになる。人間というものはこのように 何とかして優越感を持ちたがる生き物である。もっと自信を持とう。

11/18(火)

年金テロなのかどうかもわからないし、年金テロを 容認するわけでも決してないが、今回の件で驚いているという 厚生省関係者のコメントには緊迫感がなさ過ぎると思う。 豚箱行きが当然の犯罪を犯していながら、おとがめなしという 状況なのである。身辺警備を厳重にするのが動物として自然なのではないか。

昨年、友人のGが「アメリカでこういう事態になったら、 おそらく社会保険事務所で乱射事件が起きて何人か死んでると思う」 と言っていたのを思い出す。
少なくとも塾長は、年金テロであったとしても全然驚かない。 重ねて言うが、決して年金テロを容認しているわけではない。

11/17(月)

昨日、仙台に牛タンを食べに行った、もとい、英検の面接を受けに行った。 午前中に一級を受ける人は6人しかいなかった。東北6県で 一級の面接をやるのは仙台だけだから、面倒くさくて来ない人もいたんだろうな。

面接はネイティヴ一人と日本人一人の二人が相手である。 まず、二人とも声が小さくて困った。わざと大きい声でしゃべって、ときどき「あんだって?」 みたいなことも言ってみたけど、一瞬だけしか声が大きくならないんだよな。 マイクつけてしゃべってくれ・・・
とりあえず、沈黙する時間はなくしゃべりまくってやったのだが、よくよく考えると すごく適当なことしかしゃべっていない。落ち込んだ。ぼく、ぼく、ほんとは もっとできる子なんですっ、と言いたかった。

もっともっとよーく考えると、普段日本語しゃべってるときも適当なことしか言ってない。 もっと落ち込んだ。結果は来週中には判明する。


今日は頭痛が(塾長にしてはすごく珍しいことだ)がつがつ痛くて、 昼までで早退した。牛タンにあたったのかな。

11/13(木)

今夜もジェリーの特訓を受けた。僕のスピーチの欠点は 二つある。一つめは英語がすっと出てこないことで、 もう一つはテーマについて真面目に考えすぎて構成がまとまらないことだ。
英語がすっと出てこないのは仕方がないとして、真面目に考えすぎて 構成ができないのは腹立たしい。おそらく、感覚的には 「僕は二兆円の給付金がバカバカしいと思います」と小学生が スピーチするようなイメージで十分なのだ。大人の感覚でまともな スピーチをするとなると、よっぽどしっかり準備しないと まともなものができない。準備時間はたった一分しかないので、 内容は稚拙でもいいからとにかくしゃべりきることがポイントになるはずだ。

明日明後日の練習はこのあたりを重点的にやるんだな。

11/12(水)

太郎さんがすごく馬鹿なのも、周りの人間が それを止められないのも、終わってる。
選挙をやったところで、お利口さんそうな党首が いないのはもっと終わってる。
政治ってのは科学なんかよりずっと難しいことなんだから、 もう少し頭のいい人にやってほしい。二次方程式って何? みたいな教養のない人は勘弁して頂戴。


今日からジェリーの家で英検一級面接トレーニング開始。 昼間の仕事と塾が終わってからなので、ちょっと疲労が・・・ でも、ジェリーはアホアホ高校で働いてもっと疲れてるはず。 このチャンスを生かさなくては。
しかし、彼の教え方、情熱的な話し方、励まし方は 参考になるなあ。トレーニングを受けながらちょっと感動してしまった。 塾長は割と対人的には冷静なタイプなんだけど、 ジェリーと話していると気分が高ぶるのを感じる。 こういうのは、教える人間の技術として必要なものだと思う。 僕も日頃から自分をもっと高揚させる訓練をしなくては。最近、 どんよりしてることが多かったから。

11/9(日)

吉田美和の首の動かし方は高田純次のそれにすごくよく似ている。


ミネッティカルテットの演奏会に行ってきた。ヴァイオリンのお姉さん二人 がすんげえ美人だった。たまげた。本当に行って良かった。
司会のおじさんの訛りも、不慣れオーラ全開な様子も笑えた。 通訳のおばちゃんが塩沢トキみたいな髪型と化粧だったのはもっと笑えた。

11/5(水)

オバマ氏はブッシュマンに似ている。

オバマでもマケインでも、大統領の任期はあまり長くないと塾長は みている。暗殺か、老衰か。
それにしても、自民党総裁選よりアメリカ大統領選の方が ニュースになる日本の現状はどうよ。おかしいんじゃねえか。


遠野スペシャル


11/4(火)

転落人生って言ってもさ、転落できるだけの高み(転落人生と 書く人にとっての高み)にいたわけだから立派なものじゃん。


チェロ教室の生徒に台所を覗かれた。「今度、ゴミ袋持ってきましょうか・・・」
いやいや、ゴミ袋はありますから大丈夫です。使ってないだけです。

戸棚の骸骨、って聞いたことある?

11/3(月)

数年前に買った南部鉄器の鉄瓶の表面が錆びてしまった、 ということをチェロ教室の生徒に話したら、そういうのを 修理できる人いるから、と言ってそのまま鉄瓶を持って行かれてしまった。
今日、修理が完了したみたいで生徒から写真付きメールが送られてきた。 うーむ、漆を塗り直したので 黒光りが戻ってまるで新品みたいだ。これからは内部に水分が残った状態 で保存するようなことがないよう気をつけなくては。以前いた研究室で 使ってたんだけど、ヤカンだと思って洗剤で洗っちゃったり、 水が付いたまま放っておかれたことが何度かあったんだよね。

うちの生徒さんは、色々なところに色々な知り合いを持っている。 人脈が多彩でバックグラウンドがよくわからないところが面白い。


新米うめえ。ここんとこずっと、10kg2200円ぐらいの 複数原料米を使っていたのだが、よくよく考えると「あきたこまち」「ひとめぼれ」 を買ったとしても10kg3500円前後なわけで、10kgを一ヶ月以上かけて 消費する塾長としてはあまり大きな値段の差ではないとわかった。一日あたり 数十円を節約しなくてはならないほど貧乏でもないし。
というわけでこれからは「あきたこまち」「ひとめぼれ」を買うことに決定。 やっぱ米はうまいのに限る。

11/1(土)

寒い。カブのエンジンが一発でかからなくなっている。さっき外を見たら、 外気温が6度になってた。冬じゃん・・・


鳥越小学校でチェロを弾いてきた。全校生徒三十六人なんだけど、 ご父兄や来賓の方々が沢山聴きに来てくださっていて、体育館は 一杯だった。
クラシックの有名な曲をやった後、文部省唱歌とスタジオジブリ系の 曲を弾いた。小さい子供が多くいたので、騒がしくなるかと予想していた のだが、一時間静かに聴いてくれた。お客さんがいるってのは すごく幸せなことだなあと再確認したのであった。

何かの曲を弾き始めたとき、前列から「速い」という小さな声が 上がった。ジブリのよく知らない曲を映画のオリジナルより 速いテンポで弾いてしまったらしい。こういうのがかぶりつき演奏会の 面白いところでもあり、恐ろしいところでもある。

鳥越小学校のまわりは静かで、古き良き日本の風景が広がっていた。 天気も良く紅葉もきれいで本当に行って良かった。二週間連続で 行楽に出かけられて(いや、今回は仕事だ)気分良し。

ガット弦を使ってはじめて演奏会に臨んだのだが、何とか使えるという 感触を得ることができた。要するに気温や湿度がある程度一定の環境に 三十分ぐらい楽器をさらしておけば(頻繁に調弦をしてピッチが高くなりすぎない ように注意して)、演奏中に大きく調弦が狂うことはないのだ。
演奏会で使えるかどうかは演奏会で使ってみないとわからない。 ちょっと悩ましいところ。

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